2003/04/22

「Happy Birthday!!」(君が望む永遠)



「いよいよ、明日なんだ……」
 明日は3月22日。私の誕生日。迎えるのは実に3年ぶりだったりする。
 3年前の8月27日。私は事故にあった。怪我自体は、それほどひどいものではなかっ
たらしい。
 だけど、私の意識は戻らなかった。3日経っても、1週間経っても、1年経っても・・・・・・。
 あの事故から3年経ったと気づいたときのことは、ほとんど覚えていない。
 ただ目の前が真っ白になったことだけ覚えている。白く白く、何も見えない、聞こえな
い世界に。
 その次に目覚めたときから、私の時間は流れ始めた。まるで、3年間の時間を取り戻す
みたいにすごいスピードで。
 私は大切な人を失っていた。はっきりとそう告げられたわけじゃなかったけど、みんな
の態度とかいろいろなもので気づいた。
 私はこのときに、心の底から「3年経った」ということを実感した。
 それから、いろいろあった。
 病院を退院するときに、香月先生から贈られた言葉を使えば、
「人生って、面白いでしょう」
 という言葉が最も的確な表現だと思う。
 私は大切な人を再び得た代わりに、最も大切な親友を失ったのだから。
 コンコン
 ドアをノックする音だ。
「姉さん、電話だよ。お兄ちゃ……じゃなくて、鳴海さんからー」
「うん。今いくー」
 妹の茜が孝之君から電話があったことを伝えてくれたので、私は部屋を出た。
「もしもし? 遙です。……」



 やわらかな朝の日差しが、目覚し時計の代わりに私を起こしてくれた。
 ん~っと伸びをしてから体を起こす。
 お天気でよかった。今日はいい日になるといいな。
 朝ご飯を食べた後、家を出た。正確には茜に追い出されたの。
「姉さん、いい? お昼までは絶対帰ってきちゃダメだからね。それまでどこかで時間つ
ぶしててね。絶対ぜ~ったい帰ってこないでよ!わかったら早く出る!3、2、1、はい!!」
「わわわっ、ちょっと茜~」
 茜に背中をぐいぐいと押されて、家の外へ出てしまった。いったい何をしようとしてる
んだろう。聞いても絶対教えてくれないんだよね、こういうときは。
 私はせっかくだからのんびり散歩することにした。たまにはいいよね。こんなにいいお
天気だもん。
 商店街のほうへ行ってみようかな。なんとなくそちらのほうへと行ってみることにした。
 いつもはあまりウインドーショッピングしないから、たまにすると新鮮な気がした。
 にこにこしながら歩いてるよね、絶対。なんとなくうれしくなってくるんだよね~。
 ふと気づくと、目の前には本屋さんがあった。私にとってはとても思い出深い本屋さん
だ。
 入ってみることにする。絵本コーナーへと向かう私。ちょっとドキドキしている。
 絵本コーナーの棚を上から下まで順番に見ていく。絵本に限らず、本って読んでみなけ
れば、その良さはわからないと思う。でも、ごくまれに運命の出会いのように、巡りあう
べくして出会う本っていうものもあると思う。
 私にとっては『マヤウルのおくりもの』がそうだった。あの本のおかげで孝之君と仲良
くなれたって思うから。
「あれ? 茜? こんなところで何やってるの?」
「え?」
 突然話し掛けられて振り向いてみると、知らない女の子がいた。
 メガネをかけていて、責任感いっぱいな感じの……例えるなら委員長やってそうな女の
子だ。
「あ、す、すみません!人違いでした」
「あ、気にしなくていいですよ。それより茜って……」
「あ……私の、友だちなんです。さっきあなたを見かけたときにその子だと思って…それ
で声をかけたんです。今はもう留学してるころだと思ってたから」
 ……間違いない。この子は私と妹の茜を間違えたんだ。でも、どうしてだろう?
「ひとつ聞いてもいいですか? 私とその友だちをどうして間違えたんですか? 見た目
は似てないと思うんですけど」
「……そうですね。確かに見た目は似てません。先ほどはちらっと見ただけだったから、
勘違いかなとも思ったんですけど。だけど、やっぱり似てます。どことなく雰囲気が似て
るんです。うまく言えないんですけど」
 彼女の答えが嬉しかった。私と茜は性格も違うし、趣味も違うから姉妹らしいところが
あまりないなあと思ってたんだけど、やっぱりどこか似てるところってあるんだなあ。
「あの、どうかしましたか? 私何かおかしなこと言いましたか?」
 あ、やだ。知らないうちに顔がほころんじゃってたみたい。ヘンな人だって思われちゃっ
たかなあ。
「いえいえ、そんなことないです。ごめんなさい、変なこと聞いちゃって」
「?? そうですか。それでは私はこれで失礼します」
 彼女はそう言ってお店から出て行った。
 意外なところで茜の知り合いと逢っちゃった。あとで聞いてみようかな。



 本屋さんを出た私は学園に行ってみることにした。私の母校、白陵柊に。
 坂道を登って行く。結構……辛い。通ってるときはこんなに疲れなかったと思うんだけ
どな。
 やっぱり、3年のブランクは大きいのかなあ。……3年、かあ。こうして見ると、周り
の景色とかはあまり変わってないと思うんだけど、やっぱり変わってるんだよね、いろい
ろなものが。
 よいしょ、よいしょ。
 ふ~到着。やっと門まで辿り着いたよ。なんだかついこないだのことだけど、懐かしい
感じもする。
 変な感じだね。
 グランドには野球部の人やラクロス部の人たちが練習していた。あれ? 白陵にラクロ
ス部ってあったかな。
 私はプールに行ってみることにした。私の記憶にあるプールじゃない、あの立派な室内
プールに。茜が言ってたんだよね~。
「すんごいおっきな室内プールなんだよ~。姉さんびっくりして腰抜かしちゃうかも」
 って。ひどいこと言うよね、全くもう。
 プールに着いた。
 …………。
「すご~い……」
 さすがに腰抜かしちゃうことはなかったけど、まさかこんなに大きいなんて思わなかっ
たよ。茜は毎日ここで練習してたんだね。いい環境だといい練習になるよね。
 ……この室内プールが出来たのは、水月のおかげ、なんだよね。そう思うと、本当に水
月ってすごかったんだなあと思う。
 室内プールを出て、時計を確認する。そろそろお昼になる時間。帰ろうかどうしようか
迷ったけど、あの場所に行ってからにしようと思った。あの丘に。



 一歩一歩踏みしめて歩いていく。私にとっては忘れられない場所。全てはあの丘から始
まったんだから。
 丘の頂上に近づいていく。すると、誰かの人影が見えた。
 あれ、誰かいるのかな。後ろ姿だから誰かはわからない。こんなところで何やってるん
だろう。
 そろそろと近くまで行ってみると、その人は急に振り向いた。わわっ。
「タケルちゃん?」
「え?」
「あ、あれ?」
 もしかして、私また誰かと間違われちゃったのかな?今日は不思議な日だなあ。
「あ、すみません。人違いでした~。私そそっかしくて、よく間違えちゃうんですよ。ホ
ント、ごめんなさい」
「私こそごめんなさい。別に驚かそうとしたわけじゃないんです。まさか、ここに誰かい
るとは思わなかったから」
 誰かがいてもおかしいことじゃないのに、どうして私はそう思っていたんだろう。
 それは、この丘が私にとっては特別な場所だからなのかもしれない。
 孝之君との想い出の場所だから。
「もしかして、あなたも待ち合わせなんですか?ここで」
 その子(もしかして、白陵の生徒かな?)が話し掛けてきた。
「え? …違いますけど。どうしてですか?」
「だって、普通はこんなところまで来る人なんていません。白陵の生徒だってあんまり来
ないんですから」
 そう。私が白陵に通ってた頃もそうだった。あまり人の来ない穴場。だから孝之君のお
気に入りだったんだよね。
「あなたは待ち合わせなんですね?」
「!? な、なんでわかったんですか?」
 この子、自分で言ってたのに気づいてないのかな。あなた”も”って言ってるのに。
「彼氏なんですか、タケルさんって」
「はわわー!どうしてタケルちゃんの名前まで知ってるんですかー!」
 うふふ、かわいい。好きだなあ、こういう子。
 見たところ私より年下みたいだけど、こういう子が妹だと毎日騒がしくて、でも楽しい
んだろうなあ。
 茜も白陵に入る前は元気いっぱいって感じだったけど、今は年相応に落ち着いてきたみ
たいだから。
 そう思うと、3年ってやっぱり長い。私にとってはあっという間だったけど、みんなに
とっては3年分の時間があって、茜も孝之君も平君も、……水月も、見た目だけじゃなく
変わったと思う。……いろいろ、変わったよ、ね。
「あの、どうしたんですか?」
「はい?」
「いえ、何か考え込んでるみたいですから」
 ああ、またやっちゃった。
 最近はあまりなくなってきたけど、退院したあとはしばらく、いろんなことを考えるよ
うになってたから。ふとしたことから、考えちゃうんだよ。答えは出ないかもしれないこ
とを。
「ちょっと、昔のことを思い出したんですよ。ここは、この丘は私にとって、とっても大
切な思い出の場所ですから」
「そうなんですか。……私も、ここ、思い出の場所なんです。いろいろあったけど、最後
の場所はここでした」
「…………」
 どうしてかわからないけど、その風景が目に見えるような気がする。実際に見たはずが
ないのに、見たことあるような感覚。もしかして、デジャヴってやつかな。
 彼女はいろいろな表情をしている。思い出してるのかな。楽しかったこと、辛かったこ
と、悲しかったこと、うれしかったこと、めまぐるしく変わる顔を見ていたら、なんとな
く答えがわかったような気がした。だって彼女は最後に世界一しあわせそうな顔をしたか
ら。



「♪~~~♪」
 軽快なメロディが私のポケットから聞こえてきた。携帯電話の着信音だ。
「あ、すみません」
 私は彼女に一言断ってから電話に出た。
「もしもし?」
「あ、姉さん? 私、茜。もう帰ってきてもいいよー。てゆうか、早く帰ってきて! い
い? じゃね~」
 プツッ……ツーツーツー。
 …………。
 茜ったら言いたいことだけ言って切っちゃった。しかたないなあ、もう。帰ってあげよ
うかな。
「あの、私そろそろ失礼します。ちょっと用事が出来たので。どうもおじゃましました」
「あ、そうですか。私こそ、じゃましちゃったみたいで……、ご迷惑でしたよね?」
「そんなことないです。ちょっとしかお話できなかったけど、楽しい時間を過ごせました」
 私はぺこりと頭を下げて、上ってきた道を降りて行った。途中で振り返ると、彼女もこっ
ちを見ていて、手を振ってくれた。うれしくて、私も彼女に手を振り返した。



 ふ~、やっとうちまで帰ってこられたよ。白陵に通ってた頃よりも時間がかかっちゃっ
た。景色がなつかしくて、いろいろ見ていたせいかなあ。
 ちょっと喉が渇いたから、お茶でも飲みたいな。
 そんなことを考えながら、私はドアを開けた。その瞬間!
 パンパンパン!!!
「きゃっ?」
 よろよろ~、ドスン!
「あいたたた……」
 突然の大きな音に、私はびっくり。いたた、おしり打っちゃったよ~。
「あはははは! ね、姉さん大丈夫~?」
 茜が大笑いしてる。手に持ってるのは……クラッカー。さっきの音の原因はこれだ。
「あ、茜~。ひどいじゃない、も~」
「ご、ごめーん。姉さんを驚かそうとは思ったんだけど、まさか転んじゃうとは思わなかっ
たから、つい、あはは」
「もう、笑い事じゃないよ~。そのせいでお尻、打っちゃったんだからね」
 せっかく早く帰ってきてって言うから帰ってきたのに、もしかしてこのために早く帰ら
せたの?
「そうだよ、茜ちゃん。あんまり笑っちゃ涼宮がかわいそうだよ」
 そう言って茜をたしなめる声は、平君だった。
「涼宮、久しぶり。おじゃましてます」
「あ、うん。いらっしゃい……」
 あれ、どうして平君がいるのかな。ぼんやりしながらそんなことを考えていた私の手を
取って立たせてくれたのは、孝之君だった。あれれ??
「大丈夫か、遙?俺はやめろって言ったのに、茜ちゃんがどうしても聞かなくてさ~」
「あ、ひどーい鳴海さん。言い出しっぺのくせに私だけ悪者にしようとするんですか」
「いや、確かに言い出したのは俺だけど、クラッカー使うって言い出したのは誰だったっ
け?」
「う、それは……」
「ふふ~ん♪というわけでだ、遙、悪いのは茜ちゃんなんだよ」
「…………」
「あれ? 遙?」
「言い出しっぺは、孝之君だったんだ……」
「う」
「2人して、私を驚かそうとしたんだ……」
「ううっ」
 茜も孝之君もひどいよ。
「ま、まあまあ涼宮。2人とも悪気があったわけじゃないしさ。そのへんで勘弁してやっ
てよ」
「ごめんな、遙」
「お姉ちゃん、ごめん」
 2人とも反省してるようだし、平君に免じて許してあげようかな。
「もういいよ、ふたりとも顔上げて」
 いつまでも怒っててもしょうがないし、ふたりともわかってくれたと思うからもういい
よ。
「じゃあ、遙の機嫌も直ったところで、茜ちゃんアレの準備だ!」
「了解! お兄ちゃん」
 茜があわただしく部屋から出ていった。なんなんだろう?
「あ、遙はそのソファーに座っててね」
「あ、はい」
 孝之君が私の手を引いて座らせてくれた。え、いったい何が起ころうとしてるの?
「遙、心配することないからちょっとだけ待っててくれないかな」
「…うん、わかった」
 待つこと1、2分。ドアをノックする音が聞こえた。茜だ。
「準備できたよ、お兄ちゃん」
「オッケー!……遙、ちょっとだけ目をつぶっててくれないか」
 そう言って、孝之君は私に目隠しをした。なんだろなんだろ。私、ドキドキしてる。
「慎二!」
「おう!!」
 ガチャっとドアの開く音が聞こえた。茜が入ってきたってのはなんとなくわかるけど…。
 ガサガサと何かやってる物音が聞こえる。2、30秒でその音もなくなった。
「準備完了!」
 茜の声と共に、孝之君が目隠しを外してくれた。
 私の目に映ったのは、なんと! 50センチぐらいの高さのケーキだった。うわあ……。
 そっかあ、この準備のために茜は私を追い出したんだ。孝之君や平君がいるのもそうい
うことなんだ。
「ハッピバースデー♪ハッピバースデー♪うふふっ、おっきなケーキでしょう。今ローソ
ク立てるからね~」
 茜がうれしそうに口ずさみながらローソクを1本1本立てていく。数えてみようかな。
「1、2、3、4……あれれ?3本多いよ?」
「……お姉ちゃん、いくつになったと思ってるの?もう」
 茜が苦笑しながらローソクに火をつけていく。
 そうか、3年分多いんだ。
「だって、しかたないじゃない。頭では理解してるんだけど……」
「だから今までの分も含めて、今日は遙の誕生日を祝うんだ。ケーキの大きさもハンパじゃ
ないだろう?」
「うん、おっきくてとってもおいしそう」
「こんなデカイケーキは届けてくれないから、俺と孝之でケーキ屋から運んできたんだよ」
「そうなんだ。ありがとう、平君。孝之君もありがとう」
「いやいや、遙のためならお安いご用さ。お、ローソクに火、つけ終わったみたいだ。そ
れでは、涼宮遙さん、どうぞ!!」
 すう~っ、ふうう~っ。よしっ、全部消せたよ~。
「おめでとう、遙」
「おめでとう、姉さん」
「涼宮おめでとう!」
 みんなが拍手してくれた。えへへ、うれしいな。
「みんなありがとう。今年の誕生日はね、すごくしあわせ。うふふ。だって、みんなに祝っ
てもらえたから」
 みんな。みんな、か。みんなって言ったけど、ひとりだけ足りない。私にとってとても大
切なあの……。
 プルルルルル。
 そのとき、私の携帯電話から着信を示す音が流れてきた。いつもと音が違うのは電話番号
を登録していない人だからだ。いったい、誰だろう。
「涼宮、出てみなよ。きっと出るまで鳴り止まないと思うよ」
「? うん、わかった」
 平君がそう言うから、出てみることにした。もしかして…。
「も、もしもし?」
「…………」
「あの、もしかして……水月?」
「……うん。久しぶりだね、遙」
「……うん。久しぶり、だね」
 水月からの電話だ。私が退院した日以来、会っていなかった水月からの電話。いろんな話
したい事があったはずなのに、いざこうして機会が与えられると、何を話していいか、何を
話そうか、全然思いつかない。おかしいな。
「まず先にお祝いを言っておくね。遙、誕生日おめでとう」
「ありがとう。水月、覚えててくれたんだ」
「当たり前でしょ、遙の誕生日なんだから。……親友の誕生日は忘れないよ」
「!!」
「ど、どうしたのよ、遙?」
「私のこと、親友って思ってくれてるんだ……」
「……何度も言わせないでよ、当たり前でしょ」
「……うん」
「ほんとはね、会いに行けたらよかったんだけど、まだダメだと思うから。もうしばらくは
距離を置いて、ゆっくり考えたいの」
「うん」
「さらに白状しちゃうとね、電話も……ためらってたんだ。さっきも番号を押す手が震えて
た。でもね、そんな私の背中をちょっとだけ押してくれた人がいたんだ。だから、勇気が出
たよ」
「うん」
「……遙、さっきから『うん』ばかり言ってるよ」
「うん」
「ふふ、遙らしいね」
 電話越しの水月の声はやさしく笑っていた。水月はやっぱり、水月だ。
「それじゃあ、そろそろ……電話、切るね。みんなに、よろしくって言っといて」
「そう……わかった。うん、伝えとく」
「それじゃ、ばいばい。……じゃなくて、またね、遙」
「うん、またね、水月」
 プツッ、ツーツーツー……
「孝之君、平君、茜、あのね水月ね、元気そうだった。みんなによろしくって」
 私はみんなにそれだけ伝えるのが精一杯だった。
 だって、今までこらえていた涙があふれてきたから。
 水月、ありがとう。私はここで元気にやってるよ。
 たとえどんなに距離が離れたって、私たちの想いは変わらないよね。
 だって、私たちは親友なんだから。
「今日は、みんなにお祝いして貰えた記念日…だねっ!」



あとがき





PCゲーム「君が望む永遠」のSSです。
ヒロインの涼宮遙の聖誕祭用に書いていたんですけど、いろいろあって1ヶ月も
伸びてしまいました。
セリフの一部はどこかで聴いたことがあるかもしれませんが、気のせい、ということで。
あと、このSSのイメージソングは栗林みな実さんの「HAPPY BIRTHDAY」です。
僕が勝手にイメージしているだけですが(笑)
それではまた次の作品で。



��003年4月22日 遙の誕生日からひと月後