2007/03/07

む~、無理なものはムリなの!



後はセンサをつけるだけーってんで、やっとこさっとこやりくりして
自分が図面を描いた箇所はなんとかなりそうなんですが、他の人が
描いた部分は……ちょ、隙間が40mmって(ぇ
そこは場所を変えられればかろうじてオッケーぽいので、ほっと
したところにさらなる難題が。
10mmの隙間しかないんだが……。
どんなセンサつけるか決まってないのは仕方ないにしても、スペース
ぐらい空けといてくれ。ほんと頼むよ……。



「ただいま」
 玄関の扉を開けると、ぱたぱたとスリッパの音を出しながら麻衣が
出迎えてくれた。
「おかえり、お兄ちゃん。それから、エステルさんにリースちゃん、
あ、遠山さんまで。みなさんいらっしゃいませ~」
 口々に挨拶を交わすと、麻衣はみんなをリビングに案内した。
 その間に俺はキッチンへ入り、ミアから道具を受け取った。
「ありがとう、ミア。仁さんはどうしてる?」
「すでに準備は整えられて、後は達哉さんが来るのを待つだけ、と
仰っておられました」
 仁さん、気合入ってるな。さすが、こういうイベントごとにかけては
力の入れようが違うな。
「そっか、じゃあ俺も行くよ。俺が家を出たら、姉さんに合図を出してくれ」
「わかりました。達哉さん、ご武運を」
「ありがとう」
 俺はミアが渡してくれた荷物を抱えて、そっと家を出た。
 さあ、いよいよ『まめまき』のはじまりだ。



今日はここまで。いよいよクライマックスに突入です。
しかし、長くなりすぎたせいでテンション下がってきたんですが(えー



SS読んでいただいてありがとうございます。
レスはもう少しお待ちください。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



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