2008/05/09

「FORTUNE ARTERIAL」(オーガスト)6周目クリア~♪



大きく息を吸って。





不器用な愛、と一言で言ってしまえばそれまでですが、
人と人との関わり合いはそれだけ難しく、複雑だけど、
簡単で、素晴らしいものでもあるのですね。



誰かを間違ってるから、と言い含めることはできるけど、
そう考えるに至った原因まで想像できるのが、相手を
思いやるってことだと思いました。



親というのは、どんなカタチにせよ、子どもに愛を注ぎ、
子どもはそれを受けざるをえなくて、時には押し付けでも、
愛のカタチのひとつでもあって。



しあわせな関係を築くには、片方だけではなく、双方の
歩み寄りが必要なのだなあと。



伊織は、防波堤になっていたのですね。
それは征一郎が白や東儀家のためにしていたことに近くて。
白ちゃんも、暴走はしたものの、それはやはり成長の証で、
自分で導き出した考えを持っていました。
かなでや陽菜、司たちお茶会メンバーも、出番は少ない
ですが、孝平のちょっとした変化に気付いたりと、友だちの
すばらしさを見せてくれました。
桐葉は、長年付き合ってきたから、伽耶のことを理解して
いるんだけど、桐葉がひとりで諭しても、納得するほど
伽耶は素直でもなかった。
だから、肉親であり辛い目にあいながらも、まだ取り戻せる
可能性のある瑛里華と、吸血鬼とは関係なく、島とも関係が
ないけど、だからこそ客観的に行動でき、なおかつ無茶も
できる孝平にタスキは渡されたのでしょうね。



満足のいく終わり方でした。
タイトルの「FORTUNE ARTERIAL」の意味は、もうちょい
考えるとして、さっぱりした、そしてあたたかい気分ですわ。
あと、おまけがまだあるので、もうちょっと楽しめますね♪



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