2008/06/30

「ホーリーランド」第11~13話



満足でした。予想通り、タカとのタイマンで終わりでした。
最後の相手はちと予想外でしたが、ドラマ的にはありか。
毎回のバトルもほんと見ごたえありました。



「ラッキーチャンス! 3」 有沢まみず 電撃文庫




ラッキーチャンス!〈3〉 (電撃文庫)

ラッキーチャンス!〈3〉 (電撃文庫)






新キャラが出てきましたが、本格的な出番は次回かな。
だって、今回はやっぱり天草沙代ちゃんでしょ。
ぺたんこだったりえっちな本で勉強だったり片ポニーだったり、
かなりいいですよね♪
エピローグの展開は、うん、予想通りでした(笑)



私信です



淡色館 (来島あわさん)
06/30 美琴(はにはに)
美琴の場合、3回に1回ぐらいは飲み物こぼしそうな気が。
しかし、はにはにのお話は、もうほとんど記憶にないなあ。



頭の中がちりちりする



「そういう時はね、何も考えずに眠ったほうがいいの。ほら、
ここに横になって、頭なでてあげるからね~」



休み明けだからかな、軽い頭痛があります。
眠れば回復するんですが、どうせ回復するならもう少し起きていても
いいだろうと、結局いつもと同じ時間までそのまま過ごしてしまうのです。



アイマスのライブチケット届きました♪
落選通知は来てなかったので、大丈夫だとは思っていましたが、これで
安心です。
座席を調べてみたら、真ん中よりちょいと左側かな。ちょうど通路の
隣なので、なかなかよさそうです。



最近、ゲームやってないですね……。
時間がまったくないわけではないんですが、あまりやりたいと思わないの
だから、困ったものです。せめて、7月中にさくらッセは終わりたいなあ。



さあ、そろそろ再開しよう。まずは、記憶を取り戻すためにも、読み返す
ことからはじめます。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/06/29

今週の獲物~ (画像はこちら)



「FORTUNE ARTERIAL Character's Prelude」 1 佐々木あかね アスキー・メディアワークス



「世界の危機はめくるめく!」 佐藤了 ファミ通文庫
「明るい家族砲計画っ!」 新木伸 ファミ通文庫
「ストライクウィッチーズ 参ノ巻 スオムスいらん子中隊はじける」 ヤマグチノボル 角川スニーカー文庫
「時載りリンネ! 3 ささやきのクローゼット」 清野静 角川スニーカー文庫



「少年エース」 2008-8



「FORTUNE ARTERIAL パーフェクトビジュアルブック」 アスキー・メディアワークス



じわじわと小説が増えていきます。



「空の境界 第三章 痛覚残留」



期待通りの出来でした。





序盤から、結構エグいシーンがあるんですが、映画でよかったなあと
思いますわ。小説でもすごいけど、映像化されると、より迫力が
ありましたから。
見どころは、やっぱり最後になるかな。
藤乃もすごいけど、式のほうが一枚上手なんでね。
まばたきを忘れたのかと思ってしまうぐらい、集中して見てました。



この作品を劇場で見られるのは、ほんと幸せです。



私信です



淡色館 (来島あわさん)
06/24 さやか(夜明け前より瑠璃色な)
従姉はいましたが、年がかなり離れてたので、思春期にはこんな
シーンはありませんでしたな(笑)。



06/27 麻衣(夜明け前より瑠璃色な)
デスマーチは、全部が全部ダメなわけじゃなくて、料理の一部が
ダメなだけに、回避が難しいですね。



��マナー
あまり電車には乗りませんが、普段は優先席には座らないけど、携帯の電源を
切ったりはしてませんでした。
昔はともかく、今は車内で電話してる人はほとんど見かけないですが、
メールやネットは無意識にしちゃってることがあると思います。
万が一が起こってからでは遅いので、せめて優先席付近から離れるなり、
気をつけないといけないですね。



やまぐうのページ(やまぐうさん)
SSの紹介ありがとうございました。
��水着姿なら雨が降っていても外に出られる
あ、それいいですね。要は水着があれば濡れても平気→じゃあ水着を買おう
という流れができて、すごく自然です(笑)。



まったり空間(マクさん)
06/27 赤い贈り物(FORTUNE ARTERIAL)
��「当てられたら、何でも言う事を聞いてあげてもいいわ」
このセリフ、かなりのデレ状態なんですが(笑)。
なんとなく、当てて欲しがっていると思うのは気のせいでしょうか。



SSの感想ありがとうございました。
ラブラブになってる……かな。自分ではそのあたりはどうも自信ないです。
殴られて介抱も考えたんですが、いろんな意味で眷属化が必要なので、
やめました(わはー



ふぉーびぃでゅんふるーつほーむぺーじ(TMさん)
SSの紹介ありがとうございました。
��揉んで大きくしましょう
一瞬、何のことかと思いましたよ(わは
じゃあ、それはおまかせしますね。
��入れる入れない
このテの言葉遊びはいつものことなので、わかってもらえれば
いいのです。決して、孝平がヘンなのではありません(ぇ



時の棲む森(早坂充さん)
SSの感想ありがとうございました。
��すでに孝平の視線を釘付け
それでも、不安はぬぐえないので、一生懸命がんばるところなのですよ。
��えっちなキーワード
ツっこんでくれるのは瑛里華だけなので、これからも使いますよ。
桐葉だと、冷たい視線で見つめられそう(笑)。
あ、でもそれはそれで快感かも(えー



Sketches and company(ブタベストさん)
06/26 【Fotune Arterial Short Story 『Fortune Blue Summer』】
あ、Foの後にrが抜けてますよ。コピペで気付きました。
海に着いたら着いたで、3人の水着姿に注目せざるをえませんね。
さあ、がんばりましょう♪



06/27 桐葉(FORTUNE ARTERIAL)
桐葉に剣は似合う……のですが、魔物ハンターはシスター天池でも
おもしろいかななんて思ったり。
「神に代わって成敗です!」という決め台詞で、装備はおたまとフライパン。
……すみません、いつもながら思い付きばかりで。



残るのは痛みよりも記憶



「痛くても、嬉しかったことのほうが強いんだよ。だから、
ずっとずっと忘れないんだよ」



昼間は激しい雨でした。昨日のうちに買い物に行っておいたので、
今日はのんびりできましたわ。欲を言えば、いらない本を処分
したかったのですが、雨のときは無理しないほうがいいですし。



ガソリンを補給しておきました。7月から、また値上げしそうですしー。
それにしても、1リットル200円はいよいよ現実になりそうですね。
交通機関が使える人は、車からそちらにする人も増えそう。
ということは、ガソリンの消費も減る、復活した暫定税率分の税収も
減る、結局収入が減る、消費税上げようぜ、みたいな流れになるの
でしょうか。途中の経過はともかく、消費税はいずれ上げられてしまうの
でしょうが。



先週の競馬、マーメイドS。
完敗。つーか、あんなに荒れたらかすりもしませんわ(笑)。
せっかく出張のために前日投票したのにー。
こういう天気が悪い時は、単勝のみに絞ったほうがいいかもね。



今日の競馬。宝塚記念。
単勝ゲット。うーん、やはり逃げ有利でしたか。重馬場だからなあ。
トータルで2400円買ったんですが、エイシンデピュティの単勝は200円に
しといたので、損失は140円でした。
単勝を当てれば、大負けはしないという、いつものパターンですね。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2008/06/28

「仮面のメイドガイ」 最終回まで



原作も続いているので、後に残る終わり方でした。
基本がおっぱいだけなのに、それだけで1クールもつなんて、すごいなあ。
気楽に楽しめる作品でした。



連続だと疲れちゃうの



「に、二回戦じゃなくて三回戦なんて、おかしくなっちゃうかも……」



今日は雨が降りました(わーい
って、別に喜ぶ必要なんてないんですけど。
今日は休みじゃないのに、すこーし早起きしてしまって、ただいま
微妙な眠たさが渦巻いています。
ネタとしてはあるので、3日連続ということもできたんですが、
ムリはよくないかなってことで、今日は通常営業です(わは
そもそも、2日連続SSを書いたのは、初日の作品タイトルがどうにも
しっくりこなかったからです。
ネタとしては、どこにでもある日常なので、ほんとに苦労はありませんし。



ところで、瑛里華でお話を書こうとすると、まず最初の設定で悩むことが
判明しました。瑛里華ルートにするか、真ルートにするか。それと、呼び方も。
「副会長」ってのはあんまり好きじゃないんだけど、「支倉くん」はわりと
好きなんだよね。
あと、会話文を書いていて思ったんですが、対等の言い合いは、瑛里華か
桐葉じゃないとできない気がします。
桐葉は短くずばっと切り込んでくるんで、一番書きやすいのは瑛里華かな。
ツッコミもしてくれますし(命の危険を伴いますが)。
そんなわけで、今回は楽しく書けました。
もし、続きを書くとしたら、水着を買いに行く話になるのかな。
多分、白ちゃんや桐葉も同行することになるんですけど(笑)。



��S紹介していただいてありがとうございました。
明日にでも、お礼の私信を書きたいものです。



しっかし、特に書こうと思ってなかったのに、FAは書きやすいのかしら。
予定してるジャンルは、違うのになあ。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/06/27

「ウェスタディアの双星 真逆の英雄登場の章」 小河正岳 電撃文庫




ウェスタディアの双星―真逆の英雄登場の章 (電撃文庫)

ウェスタディアの双星―真逆の英雄登場の章 (電撃文庫)






おおお、結構おもしろかったです。
寡兵をもって大軍を破るのは、戦記物の王道パターンですが、
やっぱりワクワクしますね~。
なんとか危機は脱した……と思ったら、またすぐに戦いが迫っているようです。
ああ、次はどんな策で切り抜けるのでしょうか。楽しみです。



(ぷちSS)「傘のおまじない」(FORTUNE ARTERIAL)(千堂 瑛里華)



 黄金色の夕焼けが窓から見えた。
「今日はそろそろ終わりましょうか。毎日遅くまでやっているのだから、
たまにはいいわよね」
「……そうだな」
 俺は瑛里華と一緒に、監督生室を出た。
 表に出ると、先ほど窓から見えた夕焼けが少しうらめしく見えた。
「どうかしたの?」
 瑛里華が俺の顔を覗き込む。
「いや、たいしたことじゃないんだけど」
「言ってみなさいよ、笑ったりしないから」
 瑛里華はやさしく微笑んだ。
「今日の天気予報さ、雨だったんだ。だから、傘を持ってきたんだ」
 俺は右手に持った傘を瑛里華に見せる。
「こういう時って、決まって雨は降らないんだよな……」
 別に雨が降って欲しいわけじゃない。むしろ降らない方が嬉しい人のほうが
多いだろうと思う。
 でも、せっかく準備したのだから、という気持ちもあったりするのだ。



「それじゃ、今度から孝平は私の折り畳み傘になりなさい」
「……は?」
「は、じゃないわ。はい、でしょ」
 瑛里華はにっこりと笑う。
「孝平は私のために傘を用意して、雨が降ったら私と一緒に一本の傘で
帰るの。そう思うと、楽しくなってこない?」
「……そう、かもな」
 なんとも斬新な考えだった。
「私が入れてって言ったら、孝平は入れてくれなきゃダメなんだからね」
「……大胆発言だな」
「え、どういう……って、そういう意味じゃないわよ!」
 すごい音が耳元で聞こえた。恐ろしいツッコミである。かわせてよかった。
「……なんでよけるのよ」
「よけなきゃ、危ないだろ」
「孝平がえっちだから、いけないのよ」
「瑛里華がすごいこと言うから、俺だって想像したんだ」
「私のせいなの?」
「否定はしない」
「しなさいよ!」
 しばらくにらみあった後、ふたり同時に吹き出した。
「ごめん、ちょっと調子に乗りすぎた」
「いいわよ、別に。……だって、孝平は私のお願いなら、きっと聞いて
くれるんでしょ?」
 そう言って、上目遣いでみつめるのはずるいと思う。
「できることなら」
「それだけ?」
「できなくても、全力で努力するよ」
「大胆発言ね?」
「否定はしない」
 瑛里華は嬉しそうに微笑むと、俺の手を握ってきた。
 次に傘を持ってくるときは降ってくれるといいなと、俺は右手の
傘に願いをかけた。



予報はあくまでも予報なの



「当たるも八卦、当たらぬも八卦、みたいなものかな。転ばぬ先の杖、
バンジーの時の命綱、あと……えっちの時のアレとか」



ちょっと、ズレてますよ?(わはー
今日も、確か天気予報を見て、雨降りそうかなと傘を持っていったら、
やっぱり降りませんでした。つーか、暑すぎです。
おかしいなあ、やっぱり新聞の天気予報では鮮度が悪いと、つまりは
そういうことですか。
ま、傘も護身用のアイテムだと思えば、持ち歩くのも苦にはなりませんしー。



明日は、気分的にはお休みしたかったのですが、社長が出張でいなくて
連絡が取れなかったので、しかたないので出勤します(←えらそう
まあ、土曜だし、適当にやろう(←いいかげんな



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/06/26

(ぷちSS)「祭りの前」(FORTUNE ARTERIAL)(千堂 瑛里華)



 窓の外は梅雨真っ只中の豪雨で、風景というものがまったく見えない。
 監督生室で生徒会の仕事をしているので、気になるわけではないのだが、
別のところで気になることがあった。
「はぁ……」
 溜息をつきながら、書類に目を通している瑛里華。時々、窓を見あげては
溜息をつく、という行為を、先ほどから何遍も目にしていた。
「雨、すごいな」
「……そうね」
 返事にも覇気がない。これがかつて突撃副会長と呼ばれ、俺を学院の
舞台に引っ張りあげたひとと同じだというのか。
 いや、そんなわけがない。
「雨、きらいだったっけ?」
「……そうでもないわ。ただ……」
 そして沈黙。まったくもって、いつもの瑛里華らしくない。
「ただ?」
 瑛里華が来ないなら、こっちが行けばいい。
「ただ、昔のことを思い出してしまう、それだけよ」



 それから、時間をかけて聞き出してみたところによると、屋敷に閉じ
込められていた頃のことを思い出すのだそうだ。
 雨が降ろうが、槍が降ろうが、屋敷から出ることを許されなかった
瑛里華。彼女にとっての外界とは、窓の外の世界に他ならず、いつも
窓の外を見ていた。
 そして、ある時こう思ったらしい。
 この雨は、流すのに疲れてしまった私の涙が空から落ちてきているのだ、と。



「ごめんなさいね、変な話聞かせちゃって」
「いや、ちっとも変じゃないよ」
 そう、少しも変じゃない。
「それじゃあさ、今度の休みに水着を買いに行かないか?」
 だから俺は、さりげなくそう切り出した。
「……随分、唐突ね。どうして?」
「瑛里華の水着姿が見たいから」
「ちょ……そういうことは真顔で言わないでよ……」
 途端に顔を真っ赤にする瑛里華。
「イヤか」
「べっ、別にイヤっていうわけじゃ……ないけど」
「じゃあ決定だ」
「……強引ね、副会長さんは」
「去年、凄腕の副会長さんをずっと見てきたからな」
「……馬鹿ね」
 あきれたような表情を浮かべる瑛里華。でも、それはどこか楽しげで、
先ほどまでの憂いはなくなっていて。
「でも、私よりも紅瀬さんの水着のほうがいいんじゃない? ほら、彼女
すごくスタイルがいいから」
 自分で言っておきながら、くやしそうな瑛里華。
「そりゃ見たいけど、俺は瑛里華のほうがいいんだ」
「だっ、だから、そういうことは真顔で言わないの!」
 机をダンっと叩いて怒る瑛里華。
 そんな彼女を、これからもずっとずっと見ていきたい。
「もう、しかたないわね」
 やれやれといった感じで、笑う瑛里華。
「紅瀬さんに負けないように……違うわね、孝平の視線を私に釘付けに
してあげるんだから、次のお休みは覚悟してなさい♪」
「楽しみにしてるよ」



 瑛里華は先ほどまでとはまるで違う人のように、書類をどんどんこなして
いく。そう、こうでなくちゃな。
 窓の外を見ると、いつの間にか雨はやんで、雲間から光が顔を出していた。



いらないものはありますか



「うーんとね、はじめての時の痛みとか、見栄張って失敗しちゃった
ケーキ作りの思い出とか……って、ダメダメ、全部大切なキミとの
アルバムの1ページだもん!」



晴れてるときの雨傘といいたいところですが、持って行かない時は
降る確率がアップするんですよね。
今日は持って行ったので、降りませんでしたし。



なんとなくお話が浮かんだので、仕事中に殴り書きして残しておいた
メモを見ながらぽちぽちと。
特別でないお話なら、いくらでも書けそうな気がしますが。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/06/25

「魔法少女リースリット・ノエル」について、あれこれ



まだまだはじまったばかりのお話ですが、次回からまた人が増えそう
なので、ここらで簡単に資料など置いておきます。
あえて書きますが、(仮)設定ぐらいに思っていただけると
助かります。





舞台の中心は、ちょっと未来の地球、満弦ヶ崎。
月に人が住むようになって、技術革新を経て、争いを経て、再び手を
取り合えるようになった頃のお話です。



ロスト・テクノロジーという、未知の遺物をきっかけに。



魔法のような出来事。ですが、それは実は魔法ではなく。



統轄するのはインテリジェント・デバイス。発動にはキーワードが必要で。
リースの場合は、それが「エステル・マジカル」。
デバイスに取り込んだロスト・テクノロジーを、状況に応じて使うことが
出来ます。



フィアッカ・マルグリット。リースの相棒であり、先生であり。
ロスト・テクノロジーについての知識は、どんな書物よりも深く広く。



エステル・フリージア。礼拝堂の司祭であり、ロスト・テクノロジーの
調整士でもあります。



ロスト・テクノロジーの不安定さが、時に事件を巻き起こし、そして、
出会いを引き起こすことになるのです。



以上、ごくごく簡単に、判明しているだけのこちらがわの状況をまとめてみました。



「ベン・トー サバの味噌煮290円」 アサウラ 集英社スーパーダッシュ文庫




ベン・トー サバの味噌煮290円 (ベン・トーシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)

ベン・トー サバの味噌煮290円 (ベン・トーシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)






正直、あなどっていた。
ただのおバカな小説だと思っていたのに、そこには意外なほど
しっかりとしたおもしろさがあったのだ。
��割引じゃダメなんだ、半額じゃなきゃダメなんだ!
熱いお話です。
それはそれとして、茶髪のビジュアルはないんでしょうか。
逆に文章だけで想像をしてしまうとたまらないものが(ぉぅ



忘れ物、ありませんか?



「も、もちろん、忘れてるわけないじゃないっ。えっと、ほら、
キミのこことか、そことか、気持ちよさそうな顔してくれるから、
忘れてないよ?」



うん、ちょっと迷走気味です(わは
今日は久しぶりの会社だったせいか、作業着を持っていくのを
忘れました。到着する2分前に気が付いたけど、取りに戻るのが
メンドウなので、そのままです(えー
ま、別に現場仕事じゃなかったんで、私服でも特に問題なかったのが
幸いですかね。
明日はちゃんと持っていこう。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2008/06/24

出張中の出来事



メモ代わりなので、ご覧になりたい方だけどうぞ。





6/22、日曜日。
高速道路を移動中、ネリネさんに出逢う(わはー
中央自動車道を過ぎ、長野自動車道に入った時のこと。
松本付近で、ふと隣をカラフルな車が通過していくのが見えたので、
ちらっと見てみると、そこにはネリネさんがっ。
��帰ってきてネットで巡回してみたら、多分これかな? 間違ってたら
ゴメンナサイ) 
思わず吹きそうになりましたが、隣に社長が乗っているので、変に
反応するわけにも行かず(わはー
微妙な距離で観察しつつ、梓川SAあたりで振り切ってしまいました。
ちなみに、目的地は大町です。
大町ってどこ? ってひとは、木崎湖のちょいと手前って思って
もらえれば、それでいいです(えー



昼食は、近くのお店でまぐろ丼。



仕事はノルマクリア。
夕食は、食欲がかなり無くて、サンドイッチのみ。
��どういうわけか体調がすごく悪くなってて、死にそうだったのですが、
宿について寝ていたら少し回復したので、コンビニで買ったそれだけ食べました)
深夜1時半ごろ意識が戻り(目が覚めて)、それから宿にある温泉へ。
こんな時間には誰もいないだろうと思っていたら、途中で
客が来て驚いた(わは



6/23、月曜日。
朝食は、おにぎりと野菜サラダ。前日に一緒に買い込んでいた。
体調はそこそこ回復。サラダには、やっぱりドレッシングが
必要だとしみじみと思った、まる(ついてると思ってた)。



昼食、天ぷらそば。信州といえば、そば。と言いたいところだけど、
そんなに食欲無かったから。



仕事はノルマクリア。
夕食、冷やし中華プラスドリンクバー。
思ったよりもボリュームがありやがる、冷やし中華、あなどれん(ぉ
夜、読書三昧で文庫を前日の続きから2冊読みきる。
DSを持っていくつもりが、見事に忘れてしまい、本しか暇が
つぶせなかった(充電器だけあってもなあ……)



6/24、火曜日。
朝食は近くの喫茶店。
モーニングセットで、トーストとサラダにゆでたまごにスープに
デザート。あと、コーヒー。
ちなみに、朝開いている喫茶店は宿の近くに一軒しかないらしい(えー



おまけの仕事をこなし、昼前に完了。



昼食、豊科インターちょい手前のお店で、またしてもおそば。
って、今回の食事はどんだけヘルシーなんだよ。



夕方、会社着。



とまあ、こんな感じでした。
今回は疲れからかどうかわかりませんが、本当に体調が悪くなって
つらかったです。
休憩すれば少し回復するんですが、動いてるともう、ゼイゼイハアハアと
荒い息が出る始末。
やっぱり、クリーンルームのレベルが上がったから、苦しくなったのかな。
今日はほとんど作業的なものはなかったので、ラクでしたが。
しかし、今回は余裕ありまくりなスケジュールだったので、ひとりだったら
帰りに寄り道して、ほんとに木崎湖とか行けたんですが(わはー



「D.C.II S.S.~ダ・カーポII セカンドシーズン~」第12話



ぐぁ、想像してたとはいえ、これはキツイなあ……。





ついに、記憶どころか存在さえも認識されなくなってしまいました。
覚えているのは由夢と音姫のみ。
由夢は変えられない夢をあきらめ、義之と過ごすことを選び、
音姫は救いたい願いをかなえるために努力を繰り返す。
由夢の想い、音姫の想い、義之の想い。
枯れない桜が枯れた後、その木の下で、ついに、義之は……。



むー、どこをどうがんばってもハッピーエンドになりそうに
ないのですが、どういう結末が待っているのか。
桜が芽吹いて、さくらさんも純一も義之も復活ってことになりそうな
気がしなくもないですけど。
なんで桜が芽吹くのかってのは、そりゃ音姉がいるからな。
「正義の魔法使い」さんなら、できそうなんだもん。
もしくは、桜が枯れたことで、由夢の予知夢も無効になったとか?



それにしても、小恋は仮にも一度恋人同士になっていたのに、忘れるのは
他の親友たちと同じタイミングってのは、ちょっと残念でした。



私信です



Sketches and company(ブタベストさん)
SSの感想ありがとうございます。
エステルさんはなかなか重要人物なので、このあたりで出しておきたかったの
です。でもリースより目立たせるわけにもいかず……。
デバイス……そういや考えてなかった……というわけで、30秒ぐらいで
考えました。○○○○です(正解は次回発表?)



近頃暑くなってきましたし、体調にはお気をつけください。
って、人のことは言えないのですが。



M-A-T 別館(ふみぃさん)
SSの紹介ありがとうございます。
次回から、ようやく「あけるり」成分以外も出てきます(笑)



家族会議ですか、無事に乗り越えられるといいですね~。
がんばってください♪



ふぉーびぃでゅんふるーつほーむぺーじ(TMさん)
SSの紹介ありがとうございます。
ちっちゃいひとは、好きですか? 他にどんなひとがいたかな。
ラピスたんとかかな。



自転車って、僕は学生以来乗ってないから、今ちゃんと乗れるかどうか(えー



時の棲む森(早坂充さん)
SSの感想ありがとうございます。
エステルさんのツンモードがないのは、仕様です(きっぱり)。
この世界では、月と地球の関係は良好なのですよ。



いつもお願いしてる気がしますけど、SSのログはしばらく消さないでおいて
ほしいです。なかなか読む時間が取れないもので……。



ただいま帰りました



「おっかえりなさいっ! も~、待ちくたびれちゃったんだから。
ほらほら、早くわたしの相手をしてよ、ほらほら♪」



��日ぶりなのに、なんかこう、随分懐かしいです(笑)。
ひとことシリーズ、けっこう楽しんでるんだなあと思いました。
もうちょいで1年になりますが、この分ならあっという間かも。



さて、出張のことは仕事をぼんやりさせつつ、次のエントリーに
書くとします。忘れないように。



それから、リースSSについて、感想や紹介どうもありがとうございます♪
更新のない間に、いろいろ紹介していただいてまして、皆さんの反応の
ほとんどが予告のアレに集中しているのも、狙って書いたとはいえ、
なぜかフクザツな気持ちだったり(わは
自分の中では予定通りなんですが、他の方にはそうではないからかな。
次は、あまり間を空けずに公開できるようにがんばります。
設定らしきものも一応考えながら書いてますので、明日ぐらいにでも
簡単に紹介しようかと思います。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/06/21

「D.C.II S.S.~ダ・カーポII セカンドシーズン~」第11話



うーん、そうきたか。
すぐに消えてしまうわけではなく、徐々に消えてしまうんですね……。
パターンとしては、他の作品でもこの手のお話は見たことありますが、
やっぱり辛いなあ。
作中の時間経過は詳しくわかりませんが、すでに朝倉姉妹以外は覚えて
ないのでは。
必死の音姉がなんとかしてくれるのか、それとも由夢とのふれあいが
奇跡を起こしてくれるのか。



ちょっとだけお休み



「いっぱいがんばったもんね。お休み終わったら、また一緒に、
……その、がんばってほしいなっ」



今日は明日の出張用の荷物が届くので会社まで行ってきました。
何時に届くのかわからなかったんですが、会社に到着してから30分ぐらいで
宅配が来てくれたので、助かりました(笑)。
準備を終えた後で、名古屋まで行って、FAのPVBを買いまして。
夕方にちょいと出かけてから、出張用に着替えを買って、お休み終了(わは
おおぅ、あまり休めてません。



そんなわけで、先日ちらっと書きましたが、明日から3日間ほど長野に
出張なので、更新はしない予定です。いつものことですが、携帯から日記の
更新は出来るんですが、メンドウですしね(えー
ノートパソコンなどの移動用のツールは持ってませんし、たまには更新
しなくてもいいかなって。



あー、それにしてもSS書き終わってて本当によかったなあ。
出張をまたいでいたら、きっとまた書く気が減少してたはずですから。
次は、ようやく動きのあるお話になりそうな。書いている本人が言うのも
変ですが、わくわくします♪



と書きながらも、実は次のSSの予定はリースではありません。
去年、この時期に書きかけて、完成していないお話を仕上げようと思ってます。
��年も放置してどうよと自分でも思いますが、タイミングを逃すと書きにくく
なってしまう「類い」のお話ってあるもので……。



雨が降ったりでじめじめしてますが、こういう時の体験もお話のタネになると
思えば、それなりに楽しめるかな。
つっても、考えることなんて、暑いから一緒に風呂に入ってさっぱりしようか、
とか、夏を先取りしようってことでカキ氷を食べるとか、そういうありふれた
お話が浮かびます。
ちなみに後者の場合は、かなでさんがどこかから拾ってきたカキ氷機を使って、
寮の談話室で臨時カキ氷屋がオープンして、その収益で除湿機を買おう!
みたいなノリで、オチはまるちゃんが乗り込んできて、無許可で営業とは
何事ですかとフライパンとおたまでおしおき……というのはいかがですか?
こうやって、わりとテキトーにお話は考え付きますが、それをちゃんと
文章にするかどうかは、また別のお話。
誰か、書いてくれないかなあ(←他力本願)



それでは、そろそろ寝ないとマズイ時間なので。
明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/06/20

「C3 -シーキューブ-III」 水瀬葉月 電撃文庫




C3‐シーキューブ〈3〉 (電撃文庫)

C3‐シーキューブ〈3〉 (電撃文庫)






ちょ、ふぃっちーぱんつ見えてるよ?
や、表紙絵のことですが、つーか、読んでるときはカバー
つけてるんで、今気が付いたよ!
それはさておき、この巻は黒絵……といいたいとこですが、
個人的には、いんちょーさんがいいよね。
実は口絵の最初のページを見たときにすごい勢いでときめき
ました(ぇ
ちょいとグロ描写も多くなってきましたが、基本的には
ドタバタ分が楽しいです。にしても、いいところであの人は
登場するなあ……。



魔法少女リースリット・ノエル 第3話






第3話 あらたな魔法、発現



「ごちそうさまでした」
 ミアが作ってくれた朝食をきれいに片付けた後は、家の掃除だ。
 今日は日曜日なので、普段あまり出来ない家事をすることにした。
「お兄ちゃん、わたしはお洗濯の後に、お風呂掃除するね」
 洗濯カゴを抱えて、麻衣がそう言った。
「それじゃ、俺は庭の手入れと掃除かな。フィーナとミアには、
リビングの掃除をお願いしてもいいかな」
「わかったわ、達哉」
 本当なら、お客様扱いなんだけど、『家族』として扱って欲しいと
いうフィーナの意向なので、仕事を分担してやってもらうことにした。
 ちなみに、この家の大黒柱であるところのさやか姉さんは、いつも
どおり仕事で博物館に出かけている。
 姉さんが仕事をがんばっている間、俺たちは家の仕事をがんばる。
それが、家を空けることが多い姉さんを安心させてあげられることだから。



『精が出るな、達哉』
 汗を流しながら庭の草をむしっていると、声をかけられた。この声は……。
「リースか。フィアッカも」
 顔を上げると、碧玉色の瞳が俺を見下ろしていた。
『声をかけたのは私だぞ?』
 同じく碧玉色のペンダントから、フィアッカの苦笑交じりの声が聞こえた。
「ごめんごめん、それで今日はどうしたんだ?」
 俺が手を休めずに問うと、リースがしゃがみこんだ。
「今日、暇?」
「見ての通り、草むしりの最中だよ」
 汗をぬぐいつつ、返事する俺。
「じっとしてて」
 リースはどこからかハンカチを取り出すと、俺の額の汗を拭いてくれた。
「……さんきゅ」
『いやいや、礼には及ばんよ』
 お前が答えるのか、と達哉は心の中で呟く。
「これが終わったら、俺の任務は終了かな。他が困ってたら手伝うつもり
だけど」
 照れ隠しに早口で答えると、リースは少し考えた後、
「……わかった」
 と言うと、リビングに入っていった。
「あら、リースさん、いらっしゃいませ」
「ワタシも手伝う」
「え? ええっ?」
 ミアの戸惑う声が、リビングから聞こえてきた。



 リースを交えた昼食の後、俺はリースに連れられて礼拝堂に向かっていた。
 夏はまだ先だというのに日差しは強く、歩いているだけで汗が出てくる
ほどだ。
 隣を歩いているリースは、涼しげな表情で歩いている。
 どうして、この服装で暑くないんだろうか?
「……何?」
 リースは横目で俺を見ると、短く問いかけてきた。
「いや、暑くないのかなと」
 俺がリースの服を見ると、リースも自分が着ている服をしげしげと眺め、
「似合ってない?」
 と言った。
 いや、そういう返し方をされると困るんだけど。もちろん、似合っている
ことに異論はこれっぽっちもないんだけどさ。
「ところでさ、エステルさんってどんな人なんだ?」
 話題を変えようと思って、リースに質問してみた。
「……礼拝堂の司祭」
 リースは前を向いたまま、ぼそりと呟く。
 ……それだけかよ。
 今日、リースがうちまで来た目的は、「会ってもらいたい人がいるから」と
いうことで、こうして俺たちは礼拝堂に向かっている。
 礼拝堂とは月人居住区にある施設で、そこの司祭ということは
”静寂の月光”の関係者であるわけで、おそらくロスト・テクノロジーに
ついても知っているのだろうと思われる。
『心配することはない。達哉についてはエステルに報告済みだ。国家の存亡に
関わるわけではないが、ロスト・テクノロジーは部外秘なのでな。それの
念押しも含めての対面だ』
 家を出る前にフィアッカから聞いた説明は納得できるものだが、どうして
リースは俺の質問に答えてくれないんだろう。
 ま、直接会って判断しろってことか。
 結局、俺が得た知識はフィアッカの言葉から、司祭の名前はエステル、
ということぐらいだった。



 月人居住区に入り、しばらく歩くと大きな建物が見えてきた。おそらく、
あれが礼拝堂だろう。フィーナとミアは、時々礼拝に訪れているようだけど、
俺はあいにく今まで来たことがなかった。月人と地球人との関係は次第に
よくなっているが、宗教の問題となるとまた話は別。興味がない、という
わけではもちろんないが、きっかけがないとここまでは入りづらいのも
事実で、今日のこの訪問が、そのはじまりの一歩になればいいと思う。
 俺は深呼吸をひとつしてから、敷地内に足を踏み入れた。
 ぴりっとした感覚が一瞬あったが、それ以外は特に何もない。気のせい
だろうか。
 リースがすたすた歩いていくので、遅れないようについていく。
 建物の横にはきれいな中庭があり、色鮮やかな花が咲いている。きっと、
丁寧に手入れされているんだろう。
 ふと、その花の脇に黒いものが見えた。回り込んで見てみると、それは
ぴょこぴょこと動いている。ねこのしっぽだ。
 気付くと、リースが隣に立っていた。じっ、と黒猫を眺めている。
「もしかして、猫、好きなのか?」
 俺の言葉には答えずに、リースはしゃがみこんで、黒猫にそっと手を
伸ばした。
 猫は気配を察したのだろう、ぴくんと反応すると、リースと向かい合う。
 手を伸ばしたまま動かないリース。しっぽを止めたまま動かない黒猫。
 先に動いたのは、黒猫だった。ゆっくりとリースの手に近づき、
くんくんと匂いをかぐ。そして、おもむろにぺろぺろと舐め始めた。
 リースはされるがまま。だが、その表情はどこか微笑んでいるようにも見えた。



「よかったですね、リース」
 やさしい声に顔をあげると、そこにはリースをやさしくみつめる桃色髪の
女性が立っていた。
「その子なら、あなたの助けになってくれそうですね」
「……」
 リースはやはり何も言わない。
 女性はそれを答えだと受け取ったのだろう、リースから俺に視線を移した。
「あなたが、朝霧さんですね」
「はい、そうですが」
「この礼拝堂で司祭を務めております、エステル・フリージアと申します」
 エステルさんは丁寧に頭を下げた。
「朝霧達哉です。よろしくお願いします」
 俺もあわてて挨拶を返した。
「リースとフィアッカから話は聞いていると思いますが、朝霧さんにお願い
したいことがありまして、今日はこちらに来ていただきました」
「ええ。ロスト・テクノロジーのこと、ですよね?」
「はい。言うまでもないことですが、他言無用ということでお願いします。
カレン様から、朝霧家の方々は素敵な方々だと伺ってはおります。が、
こればかりは守っていただかなければなりません」
 カレンさんから、か。意外なところでつながりがあるもんだな。
「わかりました。誰にも言わないようにします」
「ありがとうございます。特に、フィーナ様に気取られないように
お気をつけください」
 特にフィーナに、ということは、やはり王族だからか、それとも……。
 まあ、ここで詮索することじゃないか。
「すみません。いろいろ聞きたいことはおありだと思いますが、ロスト・
テクノロジーに関する事はセキュリティレベルがAランクですので、月の
本局から許可が下りるまで、もう少しお待ちくださいね」
 エステルさんは申し訳なさそうな表情を浮かべていた。



「実は、朝霧さんにひとつお願いがあります」
 礼拝堂に場所を移して、すぐにエステルさんはそう切り出した。
 リースは、俺の隣に座って、黒猫と遊んでいる。
 エステルさんはポケットから二つの白い玉を取り出した。
「これは、先日発見されたロスト・テクノロジーです」
 二つあるということは、もしかして俺とリースが出会うきっかけに
なったアレか?
 あの時は光る何か、としかわからなかったが、今はただの玉にしか
見えない。
「少し調整してみたのですが、どうやらエネルギーがなくなっている
みたいで、動いてくれません。すみませんが、お力を貸していただけ
ないでしょうか」
「はい、どうすればいいんですか」
 エステルさんは、俺の手に白玉を乗せる。どこからどう見ても、
ただの玉だ。
「そのまま、じっとしていてください」
 言われたとおりに動かずにいると、なんだか手があったかくなってきた。
いや、これは手があったかくなっているんじゃなくて、玉があったかく
なっている?
「やっぱり……フィアッカの言うとおりですね」
『確率が高いと思ったから提案してみたのだが、助かったな。リース、
呪文だ』
「……わかった。Tモード、スタンバイレディ」
 フィアッカの声を合図に、リースは立ち上がり、呪文を唱えた。
 杖に変化したフィアッカを構え、白玉と黒猫に向き合う。
「エステル・マジカル……使い魔、召喚!」
 呪文と同時に、リースはフィアッカを白玉と黒猫に順番に触れさせた。
 すると、淡い光と少しの熱を放ちながら、白玉の形状が徐々に変化
していく。
「……お、おおお?」
 最初はパチンコ玉サイズだったのに、ピンポン玉サイズ、テニスボール
サイズと少しずつ大きくなり、バスケットボールサイズになった時、
ふいにそれがポンッという音を上げてはじけた。
「……んにゃぁ」
 俺の手の中には黒猫がいた。いや、これは白玉が変化したものであって、
区別するためにクロネコと呼ぶことにしよう。
 クロネコは、たった今起きたかのように、大きな口を開けてあくびを
していた。



 これっていったいどうなってるんだろう。そう思った時、突然
けたたましい音が礼拝堂に鳴り響いた。
「すみません! 席を外します」
 エステルさんが血相を変えて俺たちの前から姿を消した。
『どうやら、落ち着く暇もなさそうだな』
 聞きなれた声。だが、それはいつものペンダントからではなく、俺の手に
抱かれているクロネコから発せられた。
「ね、ネコが喋った?」
『正確にはネコではないが……今は説明している余裕はないな。リース』
「うん」
 リースは変身すると、俺からクロネコを受け取った。
「リースリット! 反応は満弦ヶ崎湾上空です。お願いします」
「了解」
 エステルさんの声が壁のスピーカーから聞こえた。
「Wモード、レディ」
 そう呟いたリースの背中には、黒いマントが翼のように翻った。
「リース!」
 思わず声をかけた俺を、見つめるリース。
「……いってらっしゃい」
 迷った挙句、口にしたのはこれだった。でも、リースはわずかに
微笑んでくれたように見えたのは、俺の気のせいじゃないはずだ。
「……ん、いってきます、タツヤ」
 リースはフィアッカにまたがると、力ある言葉を解き放った。
「レディ・ゴー」





















 to be continued…















 次回予告。



「みなさん、こんばんは。エステル・フリージアです。
 緊急事態です。なんと、次回はもうひとりの魔法少女が登場します。
 彼女はリースの敵なのか、それとも味方なのか。
 気になる方は、次回も見てくださいね。
 次回、魔法少女リースリット・ノエル、第4話。
『プリンのお姫さま、参上』。
 次回も、エステルマジカルがんばります!」



しとしととじめじめと



「うー、暑いったらあついのっ! もうちょっと暑くなったら、
脱いじゃうんだから。もう、すごいんだからね!?」



ひとは、熱によって暴走したりするものなのです。
さてさて、いよいよ梅雨らしくなってきましたねぇ。
そういや、まだ新しい傘、買ってないんだよな。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/06/19

「タバサの冒険 ゼロの使い魔 外伝」ヤマグチノボル MF文庫J




タバサの冒険―ゼロの使い魔外伝 (MF文庫J)

タバサの冒険―ゼロの使い魔外伝 (MF文庫J)






シルフィードがいないと、ひたすら地味なお話になってしまうので、
バランス的にちょうどいいキャラなのかな。



後ろを向かずに走りぬけ



「ちょ、ちょっと待ってよ~。寝顔を見られたのが恥ずかしい
からって、走っていくことないでしょう?」



できました~♪
いやいや、今回は本当に時間かかってしまいましたよ。
今夜一晩かけて推敲して、明日の更新で公開できるかな。
実に、二ヶ月も間が空いてしまいました。
これで、ようやくさくらッセも再開できるぜ……と思ったら、
もうすぐ出張ですよ、うわん。



ではでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2008/06/18

「C3 -シーキューブ-II」 水瀬葉月 電撃文庫




C3‐シーキューブ〈2〉 (電撃文庫)

C3‐シーキューブ〈2〉 (電撃文庫)






ドジっ娘が、これでもかとドジを連発してくれるので、
おもしろさが倍増です(わはー
日常のドタバタとシリアスの兼ね合いが素晴らしいなあ。



私信です



淡色館 (来島あわさん)
06/17 瑛里華(FORTUNE ARTERIAL)
吸血鬼に関しては、瑛里華が嫌っているので、あまり吸血鬼
モードが出てこなかったのが残念でした。



Sketches and company(ブタベストさん)
06/17 制服少女
脱がされることを想像しながら、一人でしている……そんな
シチュエーションが自然かなぁ?



見えないものを見る方法



「そんなのあるのかな……? はっ、まさかわたしの知らない
ところで、カメラとか仕掛けてるんじゃないでしょうねぇ」



答え:心の目。
ちょいと前の、もう5年ぐらい前のネタですが、「パティシエな
にゃんこ」というゲームがありまして、お風呂場で偶然、妹の
茉理のアレとか見ちゃったときも手で目を覆いながら
「見てない!俺は見てないぞ!心の目で見てるんだっ!」
「見てんじゃねえかよっ!」
というシーンを、思い出しましたよ(ながっ!



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/06/17

「仮面ライダーアギト」第47~51話



実は、かなり前に見終えてました。
このあたりになると、アンノウンもかなり強くて、結構苦戦ばかり。
でも、3人が協力するところが見られるなら、それもいいか。
ラストはちょっとアレでしたが、クウガよりはちゃんと描かれた
と思います。
いろいろ大変なこともあったけど、3人はそれぞれの道を歩いて
いくことでしょう。
いや、随分長くかかりましたが、おもしろかったです。



「C3 -シーキューブ-」 水瀬葉月 電撃文庫




C3―シーキューブ (電撃文庫)

C3―シーキューブ (電撃文庫)






「呪うぞ!」と言い放つ少女がヒロインの、実に気持ちのいい
お話でした(わはー
日常のドタバタがたまらなくおもしろいんですよね。
んで、非日常のシーンもそれはそれで好きですけど(ええー
それにしても、一番好きなのが勘違いしてしまう描写っていうのは、
自分でもどうかと思いました。
だって、イロイロ想像出来ちゃうよね(わはー



もう、ゴールしても、いいのかな



「だっ、だめだよ。わたしもいっしょに……いっしょに行くんだから!」



あー、すすまねー。
今後の予定が伝えられたのですが、なんだか忙しくなりそう。
とりあえず、週末の日曜から数日間出張なので、なんとかそれまでに
完成させたいな。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2008/06/16

「イガジョ!」 瀧川武司 富士見ファンタジア文庫




イガジョ! (富士見ファンタジア文庫)

イガジョ! (富士見ファンタジア文庫)






熱血バレーボール物語。ノリとしては、熱血硬派くにおくんシリーズを
思い出してもらえればいいかもしれません(ぇ
少なくとも、必殺技は間違ってないと思います。



時間とお金は無限じゃないの



「わたしの愛は底なしだから、覚悟してよね。ちょっとやそっとじゃ
満足しないんだから♪」



昨日の日記で、一箇所、漢字を間違えていました。
誤字チェックはしてるつもりでしたが……うーん、情けない。
でも、無限不実行よりはいいかなということで、直さずに。



今、書いているものですが、長くなってきました……。
これはまずいかも。僕は適度に短く書くことを選んでいるのに、
長くなるということは、それだけうまく書けていないわけで。
ま、長くなってきたと言っても、他の人と比べると全然比較にも
ならないぐらいの長さなんですが(わは
ちなみに行数で言うと、120行ぐらいですが、まだ予定の半分
ほどなんだよね。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/06/15

今週の獲物~ (画像はこちら)



「神様のメモ帳 3」 杉井光 電撃文庫



「メトロクローム」 eufonius



「コンプティーク」 2008-7
「電撃文庫MAGAZINE Vol.2」 2008 July



最近の小説系雑誌は、付録に文庫をつけてくるから、買わずには
いられないんです。



「仮面ライダーキバ」第15~20話



メインメンバーがようやく出揃ったってところかな。



チェックメイト・フォーの強さは今のところはどうにもならない
ぐらいか。名護さんのおかげでどうにかなりましたが。
にしても、まさかあの親子が犠牲になるとはな……。
今回のライダーは、けっこう犠牲者多いよね。そのわりには、
世間をにぎわすような話題にまで発展してないけど。
ガルルたちは、というか少なくとも次狼は音也との約束でキバを
フォローしてるみたい。過去編が楽しみですね。



さて、17、18話の名護さんのバーサクっぷりはどう説明
したらいいのか。ボタンに執着しすぎて、明らかにヤバい人に
なってましたしな。おかげで足も速いよ!(わはー
渡が戦いたくなくなる理由もわからんでもないが、そもそもが
正義のために戦ってた(というような雰囲気ではなかった)ので、
どうするのかなって思ってたんですが……。
いきなり「大切なものを守りたい」という崇高な想いが!(ぇ
唐突だけど、ヒーロー的にはオッケーなのかしら。



音也が渡に憑いたことで、俄然おもしろさが湧いてきた現代編。
名護さんもまともに戻ったっぽいので、ようやく少しは安心
してみられるようになりました(笑)。
名護さんと恵のコンビも、ケンカしてるわりにはいいですね。
仕事には私情を挟まないってことか。相手がファンガイア
だからかもしんないけど。つか、素手で立ち向かうのはやっぱり
無謀だろ(わは
そして、意外にもキバとイクサが共闘するとは。
ドランのおかげかね。
クイーンの動きがとても気になる展開なのでした。



私信です



淡色館 (来島あわさん)
06/12 フィーナ(夜明け前より瑠璃色な)
フィーナって、帽子が似合いますよね。



06/14 麻衣(夜明け前より瑠璃色な)
麻衣+アイスという組み合わせだと、なぜかえっちく見えてしまう
のが不思議です(笑)



時の棲む森(早坂充さん)
��月11日
Canvas2 sideshortstory 「Hammer Hell and Heaven」
酔っ払いの相手は大変ですね。まあ、天国の後に地獄がありますが、
天国があっただけ喜びましょう(笑)。



��月12日
FORTUNE ARTERIAL sideshortstory「瑛里華とチャイナ服と素直な気持ち」
もし、孝平じゃなく、他のお客さんだったらどうなっていただろう……と
思うと、それも楽しそうです。



やまぐうのページ(やまぐうさん)
��月12日 瑛里華、小文「ハッピーバースデーの翌日」(FORTUNE ARTERIAL)
たとえ甘いもの苦手な人だとしても、この甘さなら大丈夫、かな♪



自分のお話に欠けているのは、やはりこういう甘さかなと、ちょっと
考えてしまいました。



竹内麻巳SS倉庫(マクさん)
06/13 なっちゃんとまあちゃん そのに(Canvas2)
朋子なら、なっちゃんに訂正させるかなと思ったのですが、そこはさすがに
「お姉さん」としての大人の対応というところかな。
麻巳ちゃんの表情が目に浮かびました(笑)



Sketches and company(ブタベストさん)
06/14 部長さん(FORTUNE ARTERIAL)
実にけしからんバストですね♪
気が付いたら、手を伸ばしてそうなので気をつけませんと。



06/15 なっちゃん(Canvas2 SSより)
子どもにはリボンが似合いますね~。
たくさんリボンつけられるのは、子どもだけだと思うので。



何事にも足が基本なの



「ほらほら、なんて言うのかな。かもしかのような、だっけ?
トレーニングとお手入れを欠かさずにしてれば、これぐらい
余裕なの。……なんなら、さわっても、いいよ♪」



歩いて探そう、というのは基本ですが、普段運動してないと
疲れるのですよねー。そろそろ、夏に備えて鍛えないと。
今日は、液晶の保護シートを探しに行ってきました。
昨日、昼間に運転してると、太陽の加減でカーナビの画面が
見辛かったんですよね。今までは朝と夜がほとんどだったので、
そんなに気にならなかったんだけど、これは危険にもつながり
かねないってことで、出かけてきました。
まず、近所のカー用品店に行って、チェックしてから名古屋へ。
ビックカメラやソフマップにあるだろうと思っていたのですが、
あるのはデジカメ用や携帯電話用ばかりなんですよね。
それだと小さくて使えないので、結局は最初のお店で買いました。
父にも頼まれてたんで、一緒に買ってプレゼント。
父の日だから、とは言いませんが、これぐらいはね。



今日の競馬。
・エプソムC
馬連的中。おお、まさかの2日連続(笑)。



・CBC賞
完敗。こちらに関しては、まったくダメでしたわ。



さて、いつまでも有限不実行ではダメですので、これから書こう。



ではでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/06/14

「D.C.II S.S.~ダ・カーポII セカンドシーズン~」第6話~第10話



先日、ネタバレを踏んだと書きましたが、そんなの気にならないぐらいの
怒涛の展開でした。
第一期があんなにまったりしてたのは、この第二期をすでに視野に入れて
いたからなのかな。だとしたら、すごいですよ。
一期が小恋と美夏メインだったからか、二期は朝倉姉妹がメイン。
つか、音姉と由夢以外はおまけだよね、これって。





枯れない桜の秘密が明かされて、それに伴って起きてしまう島の異変。
それを止めるには桜を枯らすしかないんだけど、それをすると……。
さくら、純一の身体を張った行動も効果無しで、いよいよ音姉に
全てが託されてしまいました。
音姉の辛さがとにかく伝わってきて、ちょっと涙しました……。
でも、音姉は「正義の魔法使い」。やるしかないけど、でも……。
このあたりは本当に素晴らしく、ぜひぜひ見て欲しいですね。
そして、決心した音姉が下した行為は、偶然にも由夢が見てしまって
いたのでした。



ゲームは未プレイなので、とにかく展開に驚かされっぱなしです。
まだ、あと3話もあるのに、どうなるんだろう。
続きがすっごくすっごく気になりますよ~。



一度目は偶然、二度目はたまたま?



「そんな言い訳で納得してくれるって思ってないよね……。
いいから、早く目を瞑りなさいっ!」



萬来亭」に行って来ました。
ここ最近、食事メインで出かけてないなあというわけで、友人を誘って
緑区までるーこさんを走らせました。
実は、今週末はお天気だから、走っておきたかったというのも理由の
ひとつだったりします。
お店に着いたのは正午少し前。それなのに、店の前には行列がすでに
できてました。10人ぐらいかな。
多すぎず、少なすぎずという感じで、15分ぐらいで中に入れました。
頼んだのは、ラーメンにトッピングで玉子。それとネギごはんです。
麺は太めで、しっかりした歯ごたえ。スープは僕にはちょいと濃い目
ですが、その味が濃厚でした。チャーシューは固くもあり、やわらかくも
あり。ホロリととろけるチャーシューも好きですが、これぐらいの
噛み応えもいいですよね~。
ネギごはんも、これが意外なぐらいに美味しかったです。ネギの辛味と
ゴマの風味がごはんにあうと言いましょうか。
次回は、少し薄味にもチャレンジしてみたいですね。
とってもおいしゅうございました。



その後は、中京競馬場へ。……行ったのですが、駐車料金が高くって、
結局、尾頭橋のWINSに変更(笑)。
今日は特に予定してなかったのですが、せっかくなので東京11Rの
ブリリアントSを買ってみました。
単勝1、6、11の3点と、ワイド1、2、6、11のボックス買い。
結果から言うと、1着11番、2着1番でした。
ということで、単勝とワイドの1-11をゲット。
さすがに本命だったので配当は少なめでして、今回は合計で
1300円買って、払い戻しが1280円という……またマイナスか(わは
先月、京都まで天皇賞に行った時も、当てたのにマイナス。
……ヤな流れや(わはー……
ま、まあ、今回はほんとに適当に買って、オッズも知らなかったから
仕方ないよね。オッズ見てたら、もう少し単勝は賭け金多くしたって。
とはいうものの、個人的には初めて1、2着を当てたことが嬉しいです。
これで、馬連を買う自信がすこーしつきました(笑)。



ちなみに、先週の安田記念も勝ってます。
単勝とワイドゲットで、こちらはプラスでした(わーい
ま、プラス470円でしたが(わはー
こんな具合に、ちょこっとのプラスでいいんで、勝てるようになれれば、
おやつ代が浮くようになるのかな?(えー



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/06/13

「灼眼のシャナ XIV」 高橋弥七郎 電撃文庫




灼眼のシャナ〈14〉 (電撃文庫)

灼眼のシャナ〈14〉 (電撃文庫)






ついに、壊刃サブラクとの戦い。
悠二の成長っぷりがすさまじく、だからこそ。あのラストには
驚かされました。つか、なんだよそれ。



夏色の空



「いいお天気だね♪ 学校サボって、どっかいっちゃおっか?」



 美咲がそういうのはいつものことで、もちろん冗談だということは
わかっているから、俺も気軽に返事をする。
「そうだな、今年はプールよりも早く海デビューとかどうだ」
「あ、ないすあいであ。さすが雄一だね」
 これって、褒められたんだろうか。
「それじゃあ、水着買いに行かないと」
 美咲はトレードマークのポニーテールを弾ませながら、楽しそうに
歩いている。
「去年はあまり泳げなかったから、今年はいっぱい泳ごうね♪」
 にこにこと満面に笑顔の美咲。
「でも、今年も夏休みは部活で忙しかったり、しないのか?」
 こんな美咲だが、部活では敏腕マネージャーとして先生方の信頼を
受けまくっており、活動内容は美咲の気持ちひとつで変わったりする
こともある。……いいのか、先生。
「大丈夫だよ、ちゃんと練習した後に、遊びに行くんだから♪」
 そんな余裕はないと思うんだが。そう思った俺に、美咲はとんでも
ない一言を言いやがった。
「だって、雄一はわたしの水着姿を見たいから、がんばってくれるよね♪」
 …………、あーもう。
 今年も熱い夏になりそうだな。
 夏色の空を見上げながら、俺はそんなことを考えた。



以上。気分転換です。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/06/12

「灼眼のシャナ XIII」 高橋弥七郎 電撃文庫




灼眼のシャナ〈13〉 (電撃文庫)

灼眼のシャナ〈13〉 (電撃文庫)






緊急事態はとりあえず去ったので、シャナの疑問がきらきら輝こうと
いうものです。
様々な準備が施され、動く時がやってくるまでは。



かさばるけど必要なもの



「持ってこなかったの? もう~、しょうがないなあ。入れて
あげるから、アイスひとつ、よろしくね♪」



あまり最近は食べなくなりました。
小さい頃は、冷蔵庫に常備されてたので、季節を問わずに毎日
食べてましたが。
今日は、朝に家を出て会社に着くまでの間だけ、傘が必要でした。
車通勤だから、本当に少ししか使わないんだけど、やっぱり必要
なんですよね。



ぐあー、眠いです……。
仕事を一生懸命やると、眠くなりますね(えー



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/06/11

「灼眼のシャナ S」 高橋弥七郎 電撃文庫




灼眼のシャナS (電撃文庫)

灼眼のシャナS (電撃文庫)






短編集。本のタイトルのつけかたが違うのにはどんな意味があるの
かな。
誕生日のお話は、いささか悪ふざけが強すぎるように思いました。



私信です



Sketches and company(ブタベストさん)
06/11 ポニテ娘さん
時期的に、突然の雨に降られて濡れてしまったから、でしょうか?
こういう場合、前よりも後ろ向きのほうがよりドキドキ感が多く
なるような気がします。
下着も手で隠す、でも隠しきれてないとか、そんなのが嬉しいです(笑)。



「いいかげん、そういう妄想はやめてよね」
「そんなカッコで言っても、説得力ないぞ」
「っ!! だから、こっち見るなって言ったでしょうがっ!」



うん、こんなところでやめておきます(わは



見えてしまったもの



「…………っっ!! 3秒、時間をあげるから、今すぐ目を閉じて、
後ろを向いて、記憶を消しなさい。絶対だからねっ!」



事故と言っても、信じてもらえない時はありますよね(ぇ
暑くなってきましたね。
上着の上に作業着を着ていたら、さすがに汗が出てきたので、
途中で脱ぎました。来週からは半袖かな。



今日は水曜なので、いつもよりも少し早い帰りで。
そのおかげでDCIISSを5話まで見ることができました。
音姉ルートでもあり、由夢ルートでもあるのかな。
ところで、あと何話だっけと思ったので、アニメ公式サイトに
アクセスしてみたら、見事にネタバレを踏みました(どかん
ゲームやってないから、今まで新鮮でしたが、そんな秘密が
あったのか……。まだ文章だけなので、イマイチ実感がないのですが、
こりゃゲームやりたくなりますね。
……でも、次にPC再移植された時にやるほうがいいのかな(わは



今日の音楽。「きらきら星変奏曲」。
歌があると、そっちに集中しちゃうので、BGMは曲だけがいいね。



執筆再開。さあて、次の休みまでに出来るといいなあ。
多分、今が一番書いてて楽しい時期なの。



あ、もしかして、はじめてはてなスターもらったかも。
以前、自分で間違えて押しちゃって、しばらくつけられないように
してたので。
もしかして間違いで押したのかなと思いつつ、やっぱり嬉しかったり
しますね~。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/06/10

「灼眼のシャナ XII」 高橋弥七郎 電撃文庫




灼眼のシャナ〈12〉 (電撃文庫)

灼眼のシャナ〈12〉 (電撃文庫)






悠二の中にある色、佐藤の道、田中の道、いろいろなものが
動き出して、回りだして、そして今回も、最後の最後に
インパクトですか。



その怒りには訳があるの



「もう、信じらんないよねっ! どうしてわたしが怒ってるのか
わかんないの? なんで、わたしを、起こさずに、先に学校に
行っちゃうかな」



幼なじみって大変ですね。
今日はお昼に税金を払ってきたんですが、昨年度分が終わりました。
来月からは今年度分がスタートするわけですが、どういうわけか
��.4倍ぐらいになってるんですよね、税額が。
そんなに収入が増えたわけでもないのになあ……。
この辺りの計算方式は、どうもごまかされてるような気がして
なりません。
ま、税金はちゃんと払うんで、そのぶん治安維持に力を入れて
ほしいものですね。



昨日は、ちと気合入れて私信を返してみましたが、はっきりいって
あれだけの量を毎日書くのは僕にはムリです。
ニュースサイトやってる人って、ほんとにすごいですわ。
今日なんて、21時過ぎに仕事終わって、帰ってきてご飯食べて、
��0分だけアニメ見たらもう22時ですよ。んで、ちょっと巡回
してたらもう23時だし。
平日はこうやって過ぎていくのでした。



コンプティーク読んできました。
FAはようやく共通ルートが終わったかな?
DCIIは、音姉の過去が。あれ、昔は今とは違うのね。



日曜から、ようやく今期のDCIISSを見始めたんですが、今回は
朝倉姉妹ルートですか(笑)。
第一期でのことがまるでなかったよう……ではないんですが、
ほとんど最初からですね。
便利な点は、キャラ紹介しなくてもいいところでしょうか。
それにしても、初音島に異変(?)が起こってるのは、
桜に原因があるのか、それともさくらに原因があるのか。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/06/09

私信です



E.N.Nach(A.R.さん)
6/6 「ぜんじつだん。」(FORTUNE ARTERIAL)
ちゃんと母親してるなあ、と微笑ましく。
お話も素敵ですが、書き方も自分との違いがあって、いろいろ
勉強になりました。
そして、作品の中にあの文章を入れるのはうまいなあと思いました。



World without Borders~国境なき世界~(テルミネさん)
06/07 瑛里華 誕生日SS(FORTUNE ARTERIAL)
場面としてはふたつしかないのに、その甘さはすごいですね。
指輪って大切な相手にしか贈れないから、なかなか自分では
考え付かないアイテムですよ。



時の棲む森(早坂充さん)
��月6日、7日
FORTUNE ARTERIAL sideshortstory「初めての誕生会」
強がっているフリをしていても、ひとりになると本音を
漏らしているところが瑛里華らしいですね。
孝平からのあたたかいプレゼントで、瑛里華も満足したのかな。



SSの感想ありがとうございます♪
甘いものは別腹と言いますが、増えるものは増えるんですよね(笑)。
増えた分は運動して減らしましょう。



竹内麻巳SS倉庫(マクさん)
06/08 君が望む一日(FORTUNE ARTERIAL)
冒頭のテンションの高い瑛里華がおもしろすぎです(笑)。
やはりオールスターだと話のスケールもあたたかみも違いますな。
やられてばかりではないところも、瑛里華の魅力ですね。



SSの感想ありがとうございます♪
まだ恋人同士ではないですが、誕生日だからか、ちょっと孝平も瑛里華も
浮かれ気味でした(笑)。



淡色館 (来島あわさん)
06/09 ほなみん(はにはに)
そっちの白でしたか。やっぱり白いと透けてしまうのでしょうか?



いつか見上げた、あの青空の下で・・・ (マスターうーさん)
��月8日 まりや(おとボク)
おおお、さすがに忘れちゃってました。
それにしても、アンソロもそんなにたくさん出てるんですね~。



M-A-T 別館(ふみぃさん)
アイマス設置店舗200店訪問おめでとうございます~♪
僕、多分10も行ってないです(えー
それにしても、尾西にそんなお店があるんですね。
今度行ってみようかしら。最近、千早さんからのメールがだんだん
キツイ口調になってきたんで。



SSの感想ありがとうございます♪
かなでさんは、きっと自分も食べたいからがんばったんですよ(笑)



やまぐうのページ(やまぐうさん)
SSの紹介ありがとうございます♪
サンクリまでもう少しですね。がんばってください~。
さすがに、サンクリには足を運べないですね……。



ふぉーびぃでゅんふるーつほーむぺーじ(TMさん)
SSの紹介ありがとうございます♪
健康診断なんて、もう何年も受けてませんねえ(えー



てきとうなもの(うぃんぐさん)
SSの紹介ありがとうございます♪



Sketches and company(ブタベストさん)
06/07 瑛里華(FORTUNE ARTERIAL)
この制服も、どんどん広まっていきますねえ。
きっと、そのうち5人全員とか、もうひとり加えて部長さんとか、さらに
まるちゃんも加えてとか、いやー楽しみですねぇ(わはー



SSの紹介ありがとうございます♪
少しだけ、ネタを拝借させていただきました。



さくらんぼの上手な食べ方



「こうやってね、ひとつのさくらんぼをふたりで食べれば、
キスの練習もできて一石二鳥でしょ♪」



今日のデザートはさくらんぼでした。
……何、考えてるんでしょうかね(わはー



夕刊を読んで、昨日の事件が大きく取り上げられている横に、
別の事件の記事が。
物騒になってしまったと言うことは簡単ですが、それだけで
片付けてはいけないことでしょうね。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/06/08

先週の獲物~ (画像はこちら)



「魔女の誕生と衰退」 田中雅志 三交社



「キャラふる♪」 葛西信哉 ファミ通文庫
「操り世界のエトランジェ 第三幕 女神のエディット」 赤月黎 角川スニーカー文庫



「THE IDOLM@STER MASTER LIVE 02 REM@STER-B」コロムビアミュージックエンタテインメント
「ファミソン8BIT☆アイドルマスター04」 菊地真/萩原雪歩 メディアファクトリー
「FORTUNE ARTERIAL Original Sound Track」 オーガスト



「CLANNAD 6」 ポニーキャニオン



CDが多いと苦しいですが、やめるわけにはいきません。
魔女の本は、じっくり読んでいけたらいいな。



今週の獲物~ (画像はこちら)



「バカとテストと召喚獣 4」 井上賢二 ファミ通文庫
「リリスにおまかせ!」 麻宮楓 電撃文庫
「灼眼のシャナSII」 高橋弥七郎 電撃文庫
「ほうかご百物語2」 峰守ひろかず 電撃文庫
「タロットの御主人様。 5」 七飯宏隆 電撃文庫



「かみingど~る」 1 あずまゆき 実業之日本社



「FATE CHANNEL 2」 ちびたん。
「R collection」 いもむや本舗



見事なまでに本ばかりですね。
今読んでる小説はまだ4月発売分なので、早く追いつきたいなあ。



昨日のSSについて



若干SSのネタバレも含みますし、続きを読むにしておきますね。





まず、書こうと思ったきっかけは、瑛里華の誕生日だから、です。
キャラクターの誕生日が設定されてると、お祝いできるのでいいですね♪



次に、ネタ出し。
本編の内容は避ける方向で。というのは建て前で、本音はあまり凝った
お話が書けそうになかったから、簡単なお話にしよう、でした。
ゆえに、パーソナルな部分の「甘いもの好き」に着目。
あとは時系列。ゲーム本編に沿わせるかどうか。
ネタバレを避けたいので、ルート的には瑛里華ルート。
そこでゲームを再プレイしてみると、誕生日イベントはあったものの、
誕生会はない。というわけで、誕生会決定。



書く前に考えたのはこれぐらいかな。ちなみに、これで木曜日の段階です。
もちろん、再プレイ時にはキャラ別の呼称は確認します。
この時は、まだ「支倉くん」で、「副会長」の関係。



金曜日。書きながら、ゲームチェック。要は再プレイしていたってことですが。
この日は30行ぐらいでした。



土曜日。
なんとか誕生日に話がつながったので、後はその流れで書き書き。
孝平が贈ったプレゼントの片方は、わかるひとにわかってもらうような
ネタです。(蒼い珠、ですし)
元々、瑛里華が私服時(お茶会イベント)に身につけている赤い玉の
ペンダントがあるので、それと対にしたつもりです。



これはどうでもいい余談ですが、瑛里華が持ってるあのペンダントは、
どう見ても『レイジングハート』ですよね(えー



みんながプレゼントを渡すシーンがありますが、あれ最初は特に考えて
なかったんですよね。楽しくパーティーできればいいかなと思ってて。
でも、ブタベストさんが描かれた瑛里華の絵を見て、せっかくだから
あの制服をあげようと。
ただそのためだけに、あのシーンを追加しました。
今回は特に関係ないですが、もしかしたら次回のお話のタネになるかも
しれないじゃないですか。
伏線って、便利な言葉ですよね(わはー
そして、ドタバタしつつコメディタッチなオチで。
最初は瑛里華だけでしたが、ついでにかなでさんも加えてしまったのは、
いかにもありそうだから。



こんな感じで、さほどシリアスでもなくネタバレすることもなく、
ライトなお話が出来ましたとさ。
参考になりましたでしょうか。



夏の足音を聞きながら



「ぺったん、ぺったんっていう音は、夏ならでは。プールサイドを
歩く音だよね~。ちなみに、わたしのある部分はぺったんじゃないよ?」



この暑さはどうしたら。
まさか、カキ氷はじめましたとか看板でてないですよね(笑)。



秋葉原の事件。昼にテレビ見てて、ニュース速報出た時にはなんのことか
とっさに判断できなかったんですが、とんでもないことになってたんですね。
通り魔から身を守るには、とにかく逃げるしかないんだけど、その前に
いきなりトラックでつっこまれたらどうしようもないな……。
人が多いところだったから、秋葉原にしたのかな。



SSの紹介や感想ありがとうございます。
今回はいつもより多いなと思ったら、やっぱり瑛里華のおかげでした。
去年はまったくといっていいほどSSはなかったはず。
つか、自分しか書いてなかったような気が(笑)。
そんなわけで、がんばって他の皆様が書いたお話も読ませてもらいました。
感想や捕捉のお礼は後日(明日くらい)に書くとして、どういうわけか
みんながみんな、誕生日のネタでした。
そりゃ誕生日だから誕生日ネタはあたりまえかなと思いますが、
こんなにあるんだったら他のネタにしたほうがよかったかも、なんて。
というわけで、この後のエントリーで、今回のSSを書くに至った順序について
書いておきます。
これを読んでもらえれば、僕が書くようなお話は書けるんじゃないかなあ。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/06/07

(ぷちSS)「甘いものは控えめに」(FORTUNE ARTERIAL)(千堂 瑛里華)



 お茶会の席で、会話が弾んでいる。
 とても楽しいはずなのに、どこか物足りなさを感じてしまっているのは、
この場にいない副会長が原因だろうか。
 今日のお茶会のメンバーは、俺にかなでさんに陽菜、司に白ちゃんの
合わせて5人だ。副会長だけ、女の子の友だちに誘われてたからという
理由で欠席だった。
 いつも副会長が座っているあたりをなんとなく見ていると、白ちゃんと
目が合った。
「……あ、あの、あまり見つめられると……」
 恥ずかしいです、と消え入りそうな声で白ちゃんが呟くと、隣で大声で
笑っていたかなでさんが反応した。
「こーへー、もしかして、しろちゃんのことが好きだったりして~」
「えっ、そうなの孝平くん?」
「俺は前々からそうだと思っていた(ニヤリ)」
 かなでさんの言葉に反応する陽菜と司。って、おい司、絶対おもしろ
がってるだろ。
「なんで見てただけでそうなるんですか。そもそも、白ちゃんを見ていた
わけじゃありませんから」
 そう答えると、かなでさんはさらににっこり笑い、こう言った。
「わかってるよ、えりりんのこと考えてたんだよね」
「なっ!?」
 どうしてこの人はそれを知っているんだ。
「えっ、そうなの孝平くん?」
「俺は前々からそうだと思っていた(ニヤリ)」
 そこのふたり、さっきと反応が一緒だぞ。
「そうでしたか……。すみません、わたしが勘違いしてしまったせいで、
支倉先輩に迷惑をかけてしまいました」
 申し訳なさそうに謝る白ちゃんだった。



「瑛里華先輩といえば……もうすぐお誕生日のはずです」
 そういえば、と白ちゃんが切り出した。
「そうなんだ?」
 初耳だった。
「よかったね、孝平くん」
「そうだね~」
 にこにこと笑う悠木姉妹。
「何が?」
 会話についていけない俺に、司がヒントをくれた。
「プレゼント」
「……あー」
 司の言葉で、鈍い俺の頭でも理解できた。
「俺に、プレゼントを贈れと」
「そうそう。女の子はね、好きな男の子からのプレゼントをいつも
心待ちにしてるものなのだよ」
「わかるわかる」
「わたしも……わかります」
 女の子たちはみんな同じ意見らしい。
「まあ、好きかどうかはともかく、同じ生徒会役員なんだし、プレゼントを
贈って祝うってのは悪くないと思う」
「ねえ、しろちゃん。えりりんの好きなものって、何か知ってる?」
「瑛里華先輩は、実は甘いものがお好きなんですよ」
 その一言から、その日のお茶会は副会長に贈るプレゼントを決める会に
すり替わった。



 生徒会の仕事が一段落ついたのは、もう窓から月の光が差し込むような
時間だった。
「お疲れ様♪ 今、お茶淹れてるからね」
 給湯室から聞こえてくるのは副会長の声。白ちゃんは先に戻らせているし、
会長と東儀先輩はPTA絡みの会議で、今日は直帰だそうで、今、監督生室に
いるのは俺と副会長のふたりだけだ。
「はい、どうぞ。熱いから気をつけてね」
 それは俺のセリフだと思ったが、言うと機嫌を悪くしてしまうので心の中で呟く。
「ありがとう」
 副会長が淹れてくれたお茶は、仕事の後の一杯ということを差し引いても
格別な味だ。
「一休みしたら、私たちも帰りましょう。門限に遅れたりしたら、生徒会役員と
して失格だものね」
 窓の外は真っ暗で、六月の上旬ということを考えると、門限まであまり
時間はない。
 つまり、迷ってる時間もないわけで、俺は一気にお茶を流し込むと、かばんに
忍ばせていたプレゼントを、副会長の目の前に置いた。
「……これは?」
「今日、誕生日って聞いたからさ」
 呆然と俺を見つめる副会長。そんなに驚くことだろうか。
「開けてみて」
「え、ええ」
 ゆっくりと包み紙を開くと、ふたつの箱が出てきた。
 小さい箱には、蒼い珠をあしらったネックレス。大きい箱には、海岸通りで
一番人気のあるお店の御菓子が入っている。
「いろいろ悩んだんだけどさ。形に残るものと残らないもの、どっちがいいかって。
結局、決められなかったから、両方プレゼントすることにした」
「きれい……、それに、おいしそう……」
 彼女の目は、少し潤んでいるように見えたのは、俺の気のせいではないだろう。
「ありがとう、支倉くん。今まで、こういうふうに祝ってもらったことって
なかったから、本当に……」
 ありがとう、と声を詰まらせる副会長。
 まさか、そこまで喜んでもらえるとは思ってなかった。
「そ、それじゃあそろそろ帰ろう」
「ええ、そうね」
 彼女は嬉しそうに微笑むと、俺のプレゼントを大事にかばんに仕舞いこんだ。



 寮に戻ってきて、階段での別れ際に彼女を誘ってみたら、顔を赤らめてから、
こくりと頷いてくれた。
 俺はそそくさと部屋に向かい、ささっと準備をはじめた。そして……。
 こんこん
「どうぞー」
「お、お邪魔しま……」
「お誕生日、おっめでとー、えりりんっ♪」
 ぱんぱんぱんっ!!
 副会長が入ってくると同時に、みんなでクラッカーを鳴らす。しかし、どうして
それよりもかなでさんの声のほうがでかいのだろう。
 クラッカーをかぶった副会長は、目が点になっていた。
「あの、これは……?」
 部屋には、いつものお茶会のメンバー。机の上には大きなケーキ。垂れ幕には
豪快な筆づかいで『えりりん、お誕生日おめでとう(はぁと)』と書かれている。
「白ちゃんに聞いてね、みんなで千堂さんのお誕生会をしようってことになったの」
 陽菜が、副会長の髪にかかった紙くずをとりながら答える。
「おめでとうございます。瑛里華先輩」
 白ちゃんが、プレゼントのきんつばを差し出す。
「あ、ありがとう、白」
「私は、これだよ」
 陽菜は大きな紙袋だった。中身は……。
「これ、美化委員会の制服じゃない?」
「千堂さんにぴったりかなあって思って。孝平くんが力説してたから」
 副会長はじとりとした目で俺を見る。
「は・せ・く・ら・くん♪」
「いや、絶対に似合うって。みんなの前が恥ずかしいなら、俺の前でだけ
着てくれても、全然問題ないから」
 ……って、俺は何を言ってるんだ?
「うわぁ……」
「孝平くん、それはちょっと……」
「支倉先輩、大胆です……」
 白ちゃんまでっ?
 俺は自分の身の危険を感じたのだが、彼女の口からは予想外の言葉が
漏れた。
「ま、まあ。支倉くんが言うなら……き、着てみても、いいかな」
 ……。
「あーもう、そういう甘い展開はふたりきりの時にするよーに! ほら、
えりりん、わたしが用意したケーキもあるから、どんどん食べてね♪」



 その、かなでの言葉をきっかけに、千堂瑛里華のお誕生会は
はじまった。
 会場には甘いもの大好きという瑛里華のために、集めに集めた御菓子や
スイーツが山のようにあり、彼女は本当に嬉しそうにそれらを口に
運んでいた。
 瑛里華の笑顔、それがこんなにも見られたのだから、このイベントは
大成功だった。
 そう思って、孝平は素直に喜んでいた。
 ただ、ひとつの誤算は。
「……嘘」
 翌日、大浴場の隅に置いてある体重計の針を、呆然と眺める瑛里華
��と、かなで)の姿だった。
 教訓、甘いものは控えめに。















 おわり



年に一度の大切な



「毎日がキミとの記念日だけど、今日はとびっきりの記念日だよ♪」



今日は、来週の出勤を前倒ししての休日出勤でした。
仕事自体は問題ないのですが、余計なことをやらないといけなかったので、
苦労しましたわ。
特にPCに詳しいわけでもないけど、他にやってくれる人いないと大変です。
幸いなことに、ドライバの再インストールしたら動いてくれたので、今回は
助かりましたが。



出来上がりました。
やっぱり〆切って重要ですね(笑)。
ちょっとだけ予定変更もありましたが、まあそれもアリでしょ。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/06/06

「Kaguya ~月のウサギの銀の箱舟~」 鴨志田一 電撃文庫




Kaguya―月のウサギの銀の箱舟 (電撃文庫)

Kaguya―月のウサギの銀の箱舟 (電撃文庫)






宗太とひなた。ふたりの関係がとっても心地よくて、おもしろかったです。
だから、途中で殺伐とした展開になってしまったのは残念でした。
アルテミスコードについてや、黒幕などいろいろ消化できてないことも
多いので、続きが気になりますよ。



私信です



いつか見上げた、あの青空の下で・・・ (マスターうーさん)
��月4日 はやて(なのは)
とりあえず、僕は1クールで止まっているStrikerSを見なければ
なりませんね(えー



Sketches and company(ブタベストさん)
すごいペースでFA進んでますね。
がんばりましょう、えりりんの誕生日は目の前です(笑)。



M-A-T 別館(ふみぃさん)
��佐々木あかねさんの「FORTUNE ARTERIAL」
メディアワークスのサイトによると、今月末に発売みたいですね。



やまぐうのページ(やまぐうさん)
コミケ当選おめでとうございます~。
今年は8月17日ですか。お盆休みの最終日ですな。



時の棲む森(早坂充さん)
前日からがんばっておられるみたいですね。
僕も、何もしないよりは同じステージに立ってみようと思ったので、
この後がんばりますよ~。



竹内麻巳SS倉庫(マクさん)
余裕がなくて、まださらっと流し読みした程度なのですが、なっちゃんも
まあちゃんも可愛すぎです♪



一晩経ったら、あら不思議



「おっはよっ♪ 調子はどうかな~……って、随分と
元気になってるみたいだね。そ、そうゆうのはちゃんと
隠さないとダメだぞっ?」



いつものことですが、一晩寝たら回復しました(わはー
ま、回復しないよりはいいので、助かってますけど。
多分、どこかの正義の魔法使いさんが魔法でもかけて
くれてるんでしょう。



さて、明日はとある女の子の誕生日です。
が、その前に。今日もひとりの気まぐれな女の子の
誕生日でした。むー、さすがに気付かなかった。
忘れていたひとは、ルゥリィにねこ缶でもプレゼントしましょう(笑)。



残念ながら、予定がどんどんずれてますので、明日のために
ちょいと繰り上げて、書くことにします。
仕事になったんで、帰ってきてからが勝負になりますが、今日の
うちにできるだけやっておきましょうか。
しかし、普通のお話を普通に書くことができるかが問題です。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2008/06/05

ゆっくり休もう



「きゅ、休憩よりもお泊りってことなのかな?」



今日はどうにも体調がよくないので、更新お休みします。



ではでは、明日はエステルマジカルがんばります。



2008/06/04

「さくらシュトラッセ」(ぱれっと)プレイ中~♪



恥ずかしすぎて気絶しちゃうの。





あんなに惚気話聞かされても、笑顔のクリスはほんと良い子だ(笑)。
にしても、町のみんながマリーをからかいの対象にしてますな。
やー、気持ちはわかるけど♪
さて、そんなマリーさんですが、ついにクラウディアの薬にまで
手を出しましたよ?



てところで、しばらくおあずけです。
ここで、ドイツ語についてちこっと調べてみました。
マリーたちの出身がドイツということで、作中には時々ドイツ語が
出てきます。
僕はあいにくドイツ語は履修していないので、いまいち意味が
わからなかったので、気になってしまいまして。



「ダンケ」
これは簡単ですよね。
「ありがとう」ってことです。



「シュトラッセ」
これは、時々ゆー姉が教えてくれます(笑)。
「通り」ですね。つまり、さくらシュトラッセは、『さくら通り』です。
余談ですが、名古屋の地下鉄には「桜通線」があります♪



「グーテンモルゲン」
「おはようございます」ですね。ちなみに「グーテンターク」は
「こんにちは」になります。



って、まあこれぐらいは知ってる人多いよね。



「ヤヴォール」
ニュアンスから、なんとなくわかりますが、調べてみたところ、
「了解」という意味らしいです。



とりあえず、こんだけ(えー
他にも、おっぱいを揉んだ春美に対して、怒りの雷撃を落とした
マリーが叫んでた言葉もありますが、それはまた機会があったら。
僕の知識なんて、ゲーム・アニメ関連がほとんどですからね。
あとドイツ語は銀英伝読んでりゃ、それなりに覚えられるような
気もします。「シュワルツ・ランツェンレイター」とか(わは



雨の匂いと、風の匂いと



「この季節は特にわかりやすいよね。なんかこう、独特の
感覚でもあるし。……わたしの匂い、気になる?」



もう半袖でもいいかなって思ったのは、やはり早計でしたな。
暑い時は袖をまくればいいんで、まだまだ長袖にはがんばって
もらいませんと。



さすがにちょっとヤバくなってきたので、ちょこっとだけ。
明日からは、完成まで封印しよう。



アニメも、メイドガイだけ消化中なんだよね。あと録画だけ
してるやつ、どうしよ。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/06/03

「さくらシュトラッセ」(ぱれっと)プレイ中~♪



捕まえたのは、お姫様でした。





マリーのお誕生日まで。
やー、もー、すっごくよかったですわ~♪
前夜のクラウディアとの会話から、こうするしかないかなって
思ってましたが、決める時に決めてくれましたなっ!
さすがみーくん、横暴な上司は伊達じゃない(えー
それにしても、クリスは良い子だなあ……。



祝福のさくらは、すでに舞っていた



「あの時、もしかしたらこうなるんじゃないかって予感は
あったのかもしれないよ♪」



ゲームやってたら時間がなくなりました。
だって、止め時がわかんないんだもん。
つか、止めらんないんだよっ!?



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/06/02

「さくらシュトラッセ」(ぱれっと)プレイ中~♪



気持ちを隠さないで。





毛ガニづくし!(わはー
一度でいいから、そんな食事をしてみたいものですな。
それはさておき、マリーをびっくりさせるための計画が
発動してますが、1日経ったらけっこう親しげに接して
くるマリーにドキドキですわ。
あんなふうに目を閉じられたら、どうしろちゅーねん。



「魔女の誕生と衰退」より「聖書」



今日は「聖書」です。
魔女うんぬんといった記述こそありませんが、魔術や占いについて
禁じているところがいくつかありますね。
それと、悪魔関連も。
「聖」に対しての反対語みたいなものだから、「魔」は禁断の
秘術なのでしょうかね。



しとしとと降る雨を眺めて



「うわぁん、濡れちゃったよぉ……。あのね、こっちは
向かずにそこに置いてあるタオル取って? ぜ、絶対に
見ちゃダメだからね!」



ガソリン高いなあ……。
土曜の朝に入れておいたけど、今は回転数を高めで走ってる
から、ちょいと燃費悪いんだよね。
せっかく税率上げたけど、このまま上がり続けると、みんな
車に乗らなくなるんじゃないかな。
まあ、僕は気にしても仕方ないので、今までどおりですが。



えっと、6月7日まで、もう間もなくですね。
去年はがんばって書けたけど、今年はどうかな。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/06/01

「空の境界 第二章 殺人考察(前)」



今回は内容的に動きが少ないなと思っていたら。





お話は、式と幹也が出会うところですね。
やはり小説を丁寧になぞられていて、読んでから観に行ったのは
正解でした。小説一読だけでは理解し得ないところも、映像を
交えるときれいに補完してくれるのだから。
最後に、幹也がとある人物から逃れるべく走るシーンがあるの
ですが、あそこはすごかったなあ。
早いはずなのに、その姿は確認できる手法に。



そんな感じで、じっくり落ち着いて観られるお話でしたが、
それだけに次章予告とのギャップがすごかったです。
ああ、こんなにも続きが気になるなんて。



「さくらシュトラッセ」(ぱれっと)プレイ中~♪



それは、魔女ではなくひとりの女の子の涙だった。



ええと、マリー目指しているので、マリールートに入っていると
思うのですが、まさかフラれる展開になるとは。
ふたりの気持ちは同じだと思っていたので、あれが障害になろうとは。
どうなっちゃうんだろう。



余談ですが、マリーの選択肢がないときはルゥリィを選んでいたら、
いつのまにかルゥリィが頬を染めるようになっていたのですが。
ちょ、いつ仲良くなってたんだ(わは



「魔女の誕生と衰退」より「オデュッセイア」



この本は、いろいろな文献を元に『魔女』についての知識を深めて
いく本です。なので、いろいろな本の翻訳が主体になっています。
一気に読めるような本ではないので、徐々に読み進めていって、
魔女について考察していけたらなと思います。



最初の文献は「オデュッセイア」。
世界史を選択した人は記憶に残っているかもしれませんが、
著者はホメロスです。ホメロスの書いた作品といえば、「イリアス」と
「オデュッセイア」というのが、テストに出る項目でしょうか(笑)。
この「オデュッセイア」に出てくるキルケという女性が、最古の魔女で
あると言われているようです。
このあたりの魔女の概念は「悪い魔法でひどいことをする」わけで、
実に典型的な悪い魔女でした。



魔女といえば中世の魔女狩りとかを思い浮かべると思いますが、
実はこんなに昔にあったようですね。
なんといっても、紀元前に書かれているのですから。



音は静かに、けれどはっきりと



「ちゃんと聞こえてるよ、キミの鼓動の音。さっきより
少し早くなったのは、わたしにドキドキしてくれてるってこと?」



夜、歩いていると、静寂の中に聞こえてくるのは自分の足音だけ。
風は吹いているけど音は無く、ただ自分の足音と一緒に歩いている。
そんな瞬間が、気持ちいいなと感じました。



今日は、朝はお茶の買出しにつきあって、のんびりと読書。
昼はゲームして、のんびりと読書。
夜は、映画を見に行って、のんびりと……ええと、SSを書きますか(笑)。



今日のダービー。
本命でしたな。予想してたので、あえて単勝は買わなかったんですが。
��着、3着が予想外でした。
もしかしたらと思って、単勝は買ってたんだけどね……。
これで、また的中率は5割に戻ったかな?



やはり週に一度ぐらいは私信を書きたいなと思いつつ、執筆中は
他の作品を読んでいる余裕がありません。
��影響を受けかねないので)
オンラインなのに、どこかオフラインみたいな感覚です。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。