2008/07/31

「とある魔術の禁書目録 8」 鎌池和馬 電撃文庫




とある魔術の禁書目録(インデックス)〈8〉 (電撃文庫)

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈8〉 (電撃文庫)






御坂妹が出たー♪ そして、ミサカミサカも出たー♪
でも、主役は黒子でした。主役なのに黒子とはこれいかに(えー
もちろん美琴も出ますが、今回の主役はまぎれもなく黒子です。
当麻もアクセラレータも出ますが、黒子の「強さ」がすごく
印象的でした。
インデックスは噛み役です。姫神は……聞かないでください。
とまあ、出番が少ないキャラもいますが、そんなことは忘れて、
黒子と美琴の、愛に満ち溢れた日常を堪能しましょう♪(えー



七月の終わりに思い出を



「今日で最後なんだよ? だから、今日は思い切って言うよ。
わたしと、一緒に……寝てほしいの」



まあ、寝るぐらいなら、ね?
最近は、暑いのは暑いんですが、エアコンが標準になっているので
なんだか不思議な感じです。
毎日くしゃみするぐらいですが、エアコンがないと仕事に支障が出ます
しねぇ。
風邪はめったにひかないんですが、くしゃみはよく出るんですよ。
花粉症でもないのにー。



今日は、平日でしたが、禁書目録を読み終えそうだったので、続きを
��冊買ってきました(わはー
このハマリっぷりはすごいな。ほんと、熱しやすいと自分でも思います。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/07/30

「とある魔術の禁書目録 7」 鎌池和馬 電撃文庫




とある魔術の禁書目録(インデックス)〈7〉 (電撃文庫)

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈7〉 (電撃文庫)






すげえ、インデックスが活躍してる!
と、驚愕するのも無理からぬこと、と納得してもらえるはず。
ここまで読み続けてきた読者なら(笑)。
今回は、なんというか、敵味方入り乱れて、いや、敵味方
入れ替わって、かな。
いつものごとく巻きこまれてしまう上条当麻ですが、今回は
インデックスが必要だったから、というわりと珍しい理由
でした。
ぽけぽけなシスターに、ちびっこシスター、飄々とした金髪の
おえらいさんに、白い少女。よりどりみどりですね(わは
でも、最後の最後に、照れまくっている神裂のねーちんが実に
いいね。年齢にもびっくりだぜ!(ぉ



「とある魔術の禁書目録」(公式)プロモーションムービー公開!



おおお、実におもしろそうでしたっ!
たまたまサイトにつないでみたら公開されてるんだから、いやー、
タイミングっていい時はすごくいいよね。
美琴の静かな声が逆に怖いとか、インデックスがすごく可愛いとか、
神裂のねーちんが伊藤静さんだったり、なんだかすごく楽しみに
なってきましたよ♪



答えを見つけたその瞬間



「えーっと、なんて言うのかな。一生懸命坂道を上った後に、
自転車で一気に下りてくるぐらいの爽快感があるよね~」



AutoCADを使うようになって数ヶ月、ようやく慣れてきました。
ひとつ、どうにもわからない現象がありまして、ずっと悩み
続けていたのですが、今日、ついに答えが見つかりました。
よかった~、今日の午前中をつぶしてまで、調べた甲斐はあった
なあ(わはー
やたらファイルのサイズが大きくなってしまう時があって、
不要なものを消してもサイズが減らないから、なんでだろうなーと
思ってました。
その原因は、画層ファイル。
いろいろなところからコピーして図面持ってきたりしてると、
いつのまにやら増えていたのです。
てっきり、ブロックとかのせいだと思っていたのですが、消しても
データはほとんど減らないし、そもそも全部画面の線を消しても
3MBとか、絶対おかしいし。
そんなわけで、朝から調べていてようやく原因にたどり着きました。
いらない画層ファイル(つーか、画層ファイル名だけなんだけど)を
消すのは、すごく時間がかかりますが、できないわけではないので、
明日からコツコツ、データのダイエットに努めます。



ではでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/07/29

「護くんに番外編で祝福を! 2」 岩田洋季 電撃文庫




護くんに番外編で祝福を!〈2〉 (電撃文庫)

護くんに番外編で祝福を!〈2〉 (電撃文庫)






わりとシリアスなお話もあって、ちょっと沈んだりしますが、
基本的にはドタバタラブコメなんですよね。
バランスが取れてて、よかったです。



記録は破られるためにあるのかな



「不名誉な記録でも名誉な記録でも、新しくなっていくことが
進んでいるって事なんだよ。そう思うと、立ち止まっているのが
もったいないよね」



連続「禁書目録」感想が、ついに途切れました(ぉ
日曜までは、毎日1冊読めていたんですが。
むー、ちょっと残念です。
それでも、追いつくまではがんばって読み続けるよ。
たまには、そうやって一途なのもいいよね。



今日は、やりたいことが出来た。普通はすごく当たり前のことなのに、
むしろ出来てなかったことを恥じるべきだけど。
でも、よかった。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2008/07/28

「Go to the NEW STAGE! THE IDOLM@STER 3rd ANNIVERSARY LIVE」ぷちレポ



一日過ぎてしまいましたが、一応レポらしきものを書いておこうと。
昨日は、帰ってきたら日付を越しておりまして。



いつものごとく、日帰りなので新幹線でレッツゴーです。
新横浜に着いたのが15時半ごろで、もう物販は無理だなあと思ったので、
桜木町から歩くことにしました。
つか、物販のことなんて忘れてたんだよね。当日の朝に気づいたさ(笑)。
桜木町の駅を出た途端、道を間違える(えー
建物の中を歩いていく予定でしたが、地上を歩く。
ちょうど曇っていたので、助かりました。それでも、じわじわ汗は出ましたが。
途中に案内板が頻繁に出てくるので、それからは迷うことなく「パシフィコ
横浜」に着きました。16時15分ぐらいでした。
開場が17時なので、ちょっとだけ会場の前の海を眺めてました。
あまり眺めていると吸い込まれそうな気分になるので、入場列に並びます。
その時点で、欲しかった物販は完売していることを知る。
ああ、今回もパンフレットは無しだ(わは
入場してからは、参加者に届けられた花を眺めてから、自分の席に
向かいました。
A15列の22番。真ん中あたりかと思っていたら、意外に前のほうでした。
わくわくしながら、「禁書目録」を読みつつ、時間まで過ごしました(えー



そして、はじまったものは。
いつまでも、どこまでも続いていくような、すばらしい歌たち。
今回は特に曲数を多くしてくれたみたいで、こんなにもいっぱい歌って
くれるとは、正直思ってなかったです。
早くも記事になってますので、セットリストはそちらをどうぞ。



MASTER LIVEシリーズは予想してたんですが、MASTER ARTISTシリーズは
どういうわけか予想してなくて。
だから、聞けてすごく嬉しかったです。
特に「隣に…」は、「蒼い鳥」に匹敵するほどの名曲ですから。
生ではじめて聴いて、感動しましたわ~。
今回はそれほど驚きもなかったんですが、小鳥さんも歌ってくれまして。
さすが事務員と言いましょうか、しっかりしてました(笑)。
そして、前述しました「蒼い鳥」。会場の空気が一変した、と感じるほど。
言うまでもなく、最高の歌でした。



そしてそして。
感動的なMCの後に、衝撃的な情報が飛び込んできました。
まさかのライバルプロダクションに、新キャラふたり。
これはもう、期待しないわけにはいかないじゃないですか!
PSP版はソロプロデュースって話ですが、その先にはもしかしてっ……
ということも期待できますしね!(気が早いです



アンコールは、これまた定番の「THE IDOLM@STER」。
どんなすごい曲があっても、この歌は外せないと思える歌ですね。
たとえ全身が疲れきっていても、腕を振ってしまう歌ですな(笑)。



��時間。アイマスって、いろいろおもしろいけど、いつもちょっと
物足りないかなってところがありましたが、今回は3時間なのに、
それ以上楽しめました。
それは、いっぱいいっぱい歌を届けてくれたから。
みんなで作り上げてきた「アイドルマスター」は、まだまだ終わらないですね♪



さて、ライブは無事に終了しましたが、もうちょっとだけ。
うちに帰るまでが、イベントなのですよ。
��1時を過ぎていたので、さっさか帰ることに。
さすがに歩く元気はないので、みなとみらい駅から、横浜へ。
そして、新横浜に着いたら。



最終の新幹線しかありませんでした(わはー



いやー、21時台のやつに乗れるかなーと思ってたのに、誤算です。
おまけに、メシも買い損ねて、名古屋に着くまでひもじかったです(わら
コンビニでおにぎりなど買いつつ、駐車場へ。
食べながら運転するのは、危険ですね。良い子はマネしない(絶対)。
そんなわけで、家に着いたら日付を越してましたとさ。



今回は、今までで一番、満足度の高いライブでした。
すごくすごく充実していた時間を、また過ごせる日が来ることを祈りつつ。
参加された皆様、お疲れ様でした~♪



ゆっくり、じっくり、せまって



「だ、ダメだよ。いくらわたしが、か、可愛いからって、
そ、そういうことはやっぱり、もっと、その、せ、せめて
お風呂に入ってからにしてっ!」



疲れてますね(頭も身体も)。つまり、風呂に入ればオッケーだ、と。
昨日は帰りが遅くなったので、更新できませんでした。
体力的には問題なかったんですが、時間の関係で。
ちなみに、朝の時点では全然問題なかったんですが、今、右腕だけが
すげーイタイの。何、このゆっくりな筋肉痛は。



さて、次の日曜は麻衣の誕生日なわけですが、2005年から書いて
ますので、そろそろ書かなくてもいいでしょうか。
というか、自分の作品よりも、他の人の作品を読まないとどんどん
溜まってしまいますので。
わざわざこんなこと書いてるのは、書けなかった時の予防線です。
ちなみに、ネタもないです。でも、以前考えたタイトルだけは
あるので、それだけ書いておきましょう。
題して、「アイスクリームのお姫さま」。
タイトルだけで、どんなお話かわかるってのも、いいよね。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



「とある魔術の禁書目録 6」 鎌池和馬 電撃文庫




とある魔術の禁書目録(インデックス)〈6〉 (電撃文庫)

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈6〉 (電撃文庫)






口絵も挿絵も、とにかく狙いすぎだろ(わはー
今回のお話、むくわれないのは姫神秋沙だと思う。
今までの中では、初登場の2巻よりもがんばってたと思う。
なのに、なんで……。やっぱり地味なんでしょうかね。
ここは、やはり巫女衣装で学園に来るぐらいでないと、インパクトが
足りないんだよ、って、いいのかそれでー。
さて、今回の見どころは、インデックスと御坂美琴の初対面。
いやあ、険悪な雰囲気がたまらないねっ♪
さて、冗談はさておき。本当の見どころは、はじめての巨乳キャラです。
……あってるよね、それで。



私信です



淡色館 (来島あわさん)
07/26 瑛里華(FORTUNE ARTERIAL)
イルカも可愛らしいし、瑛里華も可愛らしいですね。
小学生の頃かなー、なんて思いましたし。



ペイント列車って、すごいものがありますね。
機関車トーマス風なら、まだよかったんですが、それはさすがに怖いなあ。



やまぐうのページ(やまぐうさん)
��月26日 瑛里華小文「瑛里華会長へ突撃インタビュー」(FORTUNE ARTERIAL)
会長になった瑛里華なら、微笑みひとつでインタビュアーをノックアウト
しちゃうかなと思ったけど、それこそ瑛里華じゃないですね。
さて、記憶を失ったインタビュアーは後日、「支倉副会長の突撃インタビュー」
しないのかな。そこであけすけに答える孝平に、瑛里華のツッコミがあると
おもしろいかも。



まったり空間(マクさん)
07.28 地獄裁判(Canvas2 SS)
可奈がいないのは、やかましいからでしょうか。なんて思ったり。
「怪しい言葉」がすごく気になるんですが(笑)。



可奈ルートと、菫ルートの浩樹は、どうにも好きになれなかった
記憶がありますね。
ずいぶんひねくれてるなあと思ったものです。



Sketches and company(ブタベストさん)
7/28【Original Story 『サイドポニーのチアガールさん』
わかっててやってるのかどうか、いや、どっちでもいいか。
見せてもいいといわれても、じっくり見ちゃいけないし、いやはや
困ったチアガールさんでした。



2008/07/26

今週の獲物~ (画像はこちら)



「FORTUNE ARTERIAL」 01 児玉樹 角川書店
「てるてる天神通り」 2 児玉樹 角川書店
「そらのおとしもの」 3 水無月すう 角川書店



「さくらファミリア!」 杉井光 一迅社文庫
「ナルキッソス」 片岡とも MF文庫J



「FA」と「てるてる」はアニメイトで買ったら、おまけでペーパー……
いや、台紙か(?)がもらえました。



「とある魔術の禁書目録 5」 鎌池和馬 電撃文庫
「とある魔術の禁書目録 6」 鎌池和馬 電撃文庫
「とある魔術の禁書目録 7」 鎌池和馬 電撃文庫
「とある魔術の禁書目録 8」 鎌池和馬 電撃文庫



「少年エース」 2008-9



「禁書目録」が、あっというまに増えていきます(笑)



「とある魔術の禁書目録 5」 鎌池和馬 電撃文庫




とある魔術の禁書目録(インデックス)〈5〉 (電撃文庫)

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈5〉 (電撃文庫)






むしろ、今回のほうが番外編と呼ぶべきでしたか。
正確には、短編集を足し算した巻でした。
メインは……一方通行かな。前回の戦いがきっかけで、
彼の内面も変化があったみたいです。
その呼び水になったのが、「打ち止め」こと、ミサカミサカ(笑)。
美琴も出番はありますが、ひっそりとスルーされる役割です。
ま、インデックスよりはマシですが(ぇ
赤面する美琴が見たい人は、挿絵をチェックだー。
そして、インデックスですが、ようやく彼女が抱えている10万3000冊が
狙われたような気がします。
あれ、メインの道すじってこういうラインじゃないの? と
思ったのは、マチガイじゃないよね。
そしてそして、意外にもあのお医者さんが、最重要人物のような
気がしてきましたよ。「冥土返し」とか、すごい二つ名まであるし。



ズシンと響くは頭上の花火



「たーまや~。 おっきい花火はすごいよねっ♪ でもね、
わたしはロケット花火や線香花火も、大好きなのっ!」



今週末は各地で花火大会があるみたいですね。
うちも、町内のお祭りに加えて、近隣では津島の天王祭りが
あるので、おおにぎわいなんだろうなあ。
とても、車では出かけられません(笑)。
少し前まで、花火がどーんと響いてました。
日本の夏ですねぇ……。じっとりした暑さも、すかっと忘れさせて
くれる花火は、いいものです。



サイドバーに、ひとつゲーム追加しました。
「戯画」の「さかあがりハリケーン」です。
まるで情報を仕入れてなかったんですが、サンプルボイスで見事に
ころびました(わはー



さて、明日はアイマスのライブです。
きっと帰りが遅くなるので、もしかしたら更新はないかも。
行きは余裕なんですけどね。
ちょいと早く行って、横浜をのんびり歩くのもいいかもしれません。
以前、横浜に行ったのは、確か「SHUFFLE!」のライブだったかしら。
あの時は、海のほうまで歩いてぼんやりしたり、赤レンガ周辺で写真を
頼まれたりしたっけな。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/07/25

「とある魔術の禁書目録 4」 鎌池和馬 電撃文庫




とある魔術の禁書目録(インデックス)〈4〉 (電撃文庫)

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈4〉 (電撃文庫)






番外編か? と思ってしまうような回でした。
序盤はとにかくコメディで、というか神裂のねーちんのターンですか。
口絵でもサービスで、本文中にも挿絵が(笑)。
ネタとしては、すごい確率の「偶然」、もしくは『不幸』だった
わけで、微妙に苦笑いを浮かべるしかないですかね。
まあ、あれだ。ウソツキサイコー(わはー
それにしても、オチはいっつも病室で、インデックスにかみつかれる
ってのは、パターンなんでしょうか。
ま、ついに「天使」すら餌付け(?)ですから、インデックスも
怒るわな(そんな理由じゃあないけど)



汗を流して、きれいさっぱり



「気持ちよかったよね~。で・も、この後、もーっと気持ちよく、
してあげるねっ♪」



たまにはストレート勝負なのです。
今日はお風呂が先になったんで、少し遅めの更新です。
風呂はいいねえ。一日の疲れと汗を洗い流してくれますから。



今日も1冊読み終えました。
かつてないほどのスピードです。学生時代みたいだ(笑)。
大学生の頃は、通学時間が長かったので、ひとりで電車に乗っている
時はたいてい本を読んでましたね。
文庫なら、一日2冊も可能でしたなあ。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/07/24

「とある魔術の禁書目録 3」 鎌池和馬 電撃文庫




とある魔術の禁書目録(インデックス)〈3〉 (電撃文庫)

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈3〉 (電撃文庫)






ふっざけんなよ、テメェ、オレの御坂妹に何してくれてやがるんだ!!
という気持ちだったのですが、やれやれめでたしめでたしでした。
今まで、どういうわけか出番が削られていた御坂美琴の回……のはずが、
個人的には御坂妹のターンでした。
いえ、美琴もいいんですよ、すごく。
でもね、やっぱり短パンよりはしましまパンツでしょ?(えー
しかし、姫神さんはともかく、インデックスは今回もマジ出番ねえ(ええー
もう、事が終わった後に、当麻の頭にかみつくぐらいでもいいかも(笑)。
あー、こりゃフラグたてまくりというのもわかりますなあ。



走り続けて、その先に、その未来に



「ついていくんだから。絶対、ぜったい、ついていくんだからっ」



止まりません。
最近はめっきり本を読むスピードが落ちたなあと思っていたけど、
それは読みたいっていう欲求が少なかったからだったのかな。
だって、今はこんなにも読みたい思いがあふれているから。



昨日の深夜の中京テレビの「乃木坂春香」は、どうやら放送中止
だったようです。
地震のニュースのため、というのはわかりますが、それならそれで
中止のテロップぐらい流してくれればいいのに。
ニュースのために放送中止になるのは仕方ないんですが、報告は
ほしいですね。
この情報も、いろいろ調べた挙句の不確実なソースからでしか
ないので。
どうか、来週は無事に2話から放送してください。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2008/07/23

「とある魔術の禁書目録 2」 鎌池和馬 電撃文庫




とある魔術の禁書目録(インデックス)〈2〉 (電撃文庫)

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈2〉 (電撃文庫)






熱すぎやしませんか。
自分から、ではないにしても、目の前に、手を伸ばせば届くところに
あれば、その右手はどこまでも伸びるんだろう。
今回の相手は「錬金術」でしたが、ありゃ思いっきり音声魔術だねぇ。
不安定な「錬金術」だから、なんとか勝てたかな。
しかし、『死』すらも打ち殺す「幻想殺し」は、もうとんでもないね。
ああ、おもしろかったです。



姫神秋沙の出番も意外に少ないですが、インデックスなんて、今回は
仲間はずれにされてたしね(えー
すねるインデックスが可愛いなあと思いました。



ああ、美琴の出番ですか?
……あとがきだけでした(わはー



私信です



淡色館 (来島あわさん)
07/22 さっちゃん(バイナリィ・ポット)
毒料理扱いなんだ……。
まあ、笑顔で料理してくれる元気な女の子だから、ちゃんと食べて
あげられると思いますよ(笑)



Sketches and company(ブタベストさん)
7/23 チアガールさん
ぱんつじゃないから、恥ずかしくないですよね。
って、どこ見てるんですかー。
女の子に応援されると、力が湧いてくるものです。



海を見つけるためには



「山のてっぺんに登るよりも、川を下ったほうがいいと思うんだけど、
聞いてないよね……。しょうがない、付き合ってあげますか」



本読みモードになっているので、頭の中を文字列が支配していますが、
どういうわけか今日は歌がエンドレスリピートでした。
なんで、かがみんの「セーラー服と機関銃」が……(笑)。
特に知ってるわけでもないのに、あの懐かしいメロディが頭から
離れませんでしたよ。



サイドバーに、バナーひとつ追加しました。
雰囲気がよさそうでしたので。
どうでもいいけど、海とか空とか、実にわかりやすいなあ(わは



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/07/22

「とある魔術の禁書目録」 鎌池和馬 電撃文庫




とある魔術の禁書目録(インデックス) (電撃文庫)

とある魔術の禁書目録(インデックス) (電撃文庫)






マンガ版を先に読んでいるので、展開は知っているのですが、それでもこんなに
熱いのかと思いました。
これは、勢いだけで読めてしまうところがありますね。
読んでいくと、ちょっとおかしな文章かなと思うところもありますが、
そんなの些細なことと割り切ってしまえるおもしろさはありました。
しかし、これだけ読むと、美琴はえらく中途半端ですね(笑)。
普通なら、最後に駆けつけてくれるであろう、なのですが。
続きがあると知ってるから納得できますが、初期の読者さんは
どう思ったんだろうねえ。



私信です



やまぐうのページ(やまぐうさん)
��月20日 桐葉小文「涼感を誘う姿」(FORTUNE ARTERIAL)
涼しげなイメージですが、想像すると熱くなってくるのは
どうしてでしょう(笑)。
「冷ややにまで」という表現は、今までに見たことがなかったので気になりました。
意味はなんとなくわかるんですが……。



Sketches and company(ブタベストさん)
7/22 神戸屋ちゃん
仕事場ではなく、うちに帰ったらこの格好で待っていた、みたいな。
チェック柄は、描くのが大変だけど楽しいですよね。



��ひとことシリーズの子
設定は本当に決めてないんですよね~。
決めると、制約が出来てしまいそうで(笑)。
とは言うものの、何もないのもおもしろくないので、ちょっと
考えてみます。



��「い、嫌じゃ…無いけど……すごく恥ずかしいよ…」
顔をすごく赤くしてるのが目に浮かびますね♪
ちなみに、このシーンですが、学校内で自習授業中という設定を
考えていたり(ぇ



時の棲む森(早坂充さん)
��月21日
・FORTUNE ARTERIAL sideshortstory
楽屋裏狂想曲~おかえりのあいさつ編~」
あいさつだけじゃ、ないんですが(わはー
まさか全員プラスアルファだとは思いませんでした。



大気の中を泳ぐように



「普通に歩いてるつもりなのに、なんだか大気をかきわけて
泳いでる気がする。ほら、キミも一緒に泳ごうよ♪」



楽しければ何でもオッケーです(わは
エアコン入れてないと、暑さで目が覚めますが、入れてると寒さで
目が覚めるんですよね。困ったものです。



ああ、今日はぼーっとしてたら一日が終わってしまった……。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/07/21

今週の獲物~ (画像はこちら)



「とある魔術の禁書目録」 鎌池和馬 電撃文庫
「とある魔術の禁書目録 2」 鎌池和馬 電撃文庫
「とある魔術の禁書目録 3」 鎌池和馬 電撃文庫
「とある魔術の禁書目録 4」 鎌池和馬 電撃文庫



「CLANNAD 8」 ポニーキャニオン



そんなわけで、昨日の今日ですが、買ってきました「禁書目録」。
最初、古本でもいいやって思ってたんですが、全然置いてないので、
もういっそ新刊でと本屋へ駆け込んで4巻まで。ちょうど帯もあったから、
これは買いだろ。5以降は、まだ2冊以上あったから、多分安心だし。
「CLANNAD」はついに最終巻。これでしばらくDVDはなくなるね。



「初恋マジカルブリッツ ないしょのトライアングルラブ!」 あすか正太 集英社スーパーダッシュ文庫




初恋マジカルブリッツ ないしょのトライアングルラブ! (初恋マジカルブリッツシリーズ) (スーパーダッシュ文庫)

初恋マジカルブリッツ ないしょのトライアングルラブ! (初恋マジカルブリッツシリーズ) (スーパーダッシュ文庫)






三角関係って、これハーレムルートじゃないですか(笑)。
祈梨ちゃんは本当にオッケーなんだろうかと、余計な心配を
してしまいますな。
というわけで、このシリーズの感想はこれにて終了です。



勇気を持って、一歩前進



「そ、そうだよね。ちょっと怖いけど……がんばってみる。
ねえ、手、つないでてね。お願いだよ?」



��連休も無事に過ぎ、明日からまた仕事の日々ですが、今回の
休みはずいぶんまったりした気がします。
あいにく、ゲームはこれっぽっちも進みませんが、本はけっこう
読めました。書き物が進んでないのは、ちとダメなところですが、
明日から取り返していけたらいいなあ。



はてダの色を変更しました。水色で、涼しげな感じになってますかね。
デザインは今のものが好きなので、変えるつもりはありません。
左のサイドバーの、注目ゲームのバナーも、そろそろ新しいのを
追加したいなあ。
最近は注目するだけになってますが、新しい情報はなるべく仕入れて
おきたいですから。
最近は、ニュースサイトさんにお世話になりっぱなしですよ。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2008/07/20

「オーガスト、C74イベント情報」



さて、コミケ情報が掲載されていますが、それよりもトップの
えりりんとかなでさんの水着姿にクラクラしてしまうのは、決して夏の
暑さだけが原因ではありませんよね。
まったく、もう……けしからんボリュームです(笑)。
夏コミセットはいつもどおりなのですが、抱き枕の陽菜がとにかく
素晴らしい。メイド服バージョンのオモテ面でもどきどきなのに、
ウラ面はエプロン1枚ですか、つまりメイド裸エプロンという、
恐るべき最終兵器なのですよっ!
……まあ、抱き枕は買わないんですが(えー
そして最後に、小冊子情報について。
オーガスト新作の情報も、とあるので、これはPS2にFAが移植とかではなく、
本当に新作情報なのでしょう。
��移植なら、ARIAの新作ですし)
時期的に、ファンBOX2が妥当かな、なんて思ってますけど。



「キャラふる♪」 葛西信哉 ファミ通文庫




キャラふる♪ (ファミ通文庫)

キャラふる♪ (ファミ通文庫)






うーん、なんと書いていいやら。
たいした山もなく終わって、しかも続いているので、すごく
物足りないんですが。
設定は悪くないんですが、イベントがない「キャラ」の日常は
たいしておもしろくないなあという感じかしら。
パターンでは、光子よりも秀奈がメインになるはずなのに、
光子が主体というのも予想外でした。
いえ、光子はいい「キャラ」だと思うんですけどね。



夏のはじまり、太陽のシーズン



「うわ~、こんなにお天気だと、日焼けしちゃうかも。ねえねえ、
これお願いしてもいいかな、ひ・や・け・ど・め♪」



梅雨明けした空に文句を言ってもしかたないのですが、こんなに
天気がいいと、もうお布団を干すしか!(わはー
日中はいやになるぐらいの晴天で、こんな日に出かけるのは脳が
煮立っているのだろうと思いながら、出かけてきました。
友人と合流し、清須市の「信長ラーメン」へ。
僕は二度くらい来た事があるのですが、友人ははじめてでした。
今回は卵とじラーメンでした。
卵が入ってるのに、スープが寝ぼけた味になってないのが特徴かな。
あいかわらず、チャーシューのやわらかさは絶品ですね。
美味しかったです。



食後はウィンドウショッピング(結果的に)。
車移動ではありましたが、とにかく暑かったですね。
途中、道に設置されてる温度計では36℃を記録していました。
今年は早くも猛暑なのでしょうか。



夕食後に、友人から借りたマンガ版の「とある魔術の禁書目録」と
「とある科学の超電磁砲」を早速読破しました。
早速と書いていることからもおわかりでしょうが、
これ、すげーおもしろいです♪
アニメ化が決まった時から気になってはいたのですが、原作の
小説版がすでにかなりの冊数なので、はっきり言って迷っていたのですが、
迷う前に買えってことですね(わは



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/07/19

今週の獲物~ (画像はこちら)



「生徒会の三振 碧陽学園生徒会議事録 3」 葵せきな 富士見ファンタジア文庫
「踏み込む生徒会 碧陽学園生徒会議事録外伝」 葵せきな 富士見書房



「ドラゴンマガジン」 2008-9



他にも買いたいものはあったけど、今日は時間の都合でこれだけ。
どんだけ「生徒会」尽くしなんだ……。



「生徒会の三振 碧陽学園生徒会議事録 3」 葵せきな 富士見ファンタジア文庫




生徒会の三振  碧陽学園生徒会議事録3 (富士見ファンタジア文庫)

生徒会の三振 碧陽学園生徒会議事録3 (富士見ファンタジア文庫)






買って帰ってきて、即座に読み始めるなんて、どんだけ好きなんですか。
と自分でツッコミいれても、答えなんてわかりません。
いつものごとく、ゆるい日常が展開されております。
ちょっとだけ、緊迫したシーンで続いてますが、それは多分おまけ(ぉ



実はさりげなく巻ごとに過去エピソードがひとつずつ入ってますよね。
��では鍵の。2では知弦さんの。そして3では……という具合に。
くっ、時にシリアスになるから、ぐっとくるんだよ……。



今回のイラスト大賞は、137ページ。一瞬で、時空がほわほわになりました。



「踏み込む生徒会 碧陽学園生徒会議事録外伝」 葵せきな 富士見書房



「生徒会の三振」と「ドラゴンマガジン」を一緒に「ゲーマーズ」で購入
した人に先着で配られる特典です。
非常に薄いですし、超短編とか番外編とかいう名目がぴったりな本ですが、
ファンとしてはやはり押さえておきたい一品です。
これは、将来文庫化され……ないような気がします。
まあ、わかりませんが。



私信です



ふぉーびぃでゅんふるーつほーむぺーじ(TMさん)
SSの感想ありがとうございます。
陽菜なら、きっとあわあわしながら期待にこたえてくれるはず(笑)。



まったり空間(マクさん)
SS感想ありがとうございます。
風呂場で食事というつもりではなかったのですよ?(わはー
あれ、でもみんなそう思ってるのかしら。
鳥ルートも好きなので、かなでさんも一緒にハーレムが見たいですね。
……自分では、書けそうにないシチュエーションなのですが(笑)。



眷属化してしまうと、状況は違えど瑛里華ルートと同じ方向なので、
個人的には避けて欲しい未来ですね。
二人で永遠を過ごすというのもひとつのカタチだと思っているので、
瑛里華ルートを否定しているわけではないです。
人間と眷属だからこその道が、桐葉ルートでの未来で描かれることを
期待したいので。
だから、伽耶の計らいで選択肢が増えたことは、僕にとっては
嬉しい出来事でした。
道を選ぶのは、孝平と桐葉なのですから。



あああ、なんかマジメに語ってしまいました……、すみません。



Sketches and company(ブタベストさん)
7/17 彩花ちゃん
早坂さんのところの看板娘さんだそうで。
確かに普段の色付きよりも、陰影の具合が違うように感じました。
それにしても、足、上げすぎです(わは



そういや、看板娘って考えたことありませんね。
うちの場合は、ひとことシリーズの子がそうなるのかな。
設定は特に決めてないので、毎日いろいろですけど。



SSの感想ありがとうございます。
食べるって……やっぱりそういう意味になりますかね(笑)。
陽菜の夏制服ですか~。確かに、すぐに脱いじゃってましたね。



��「むー、あれだけ言ったのに…この意地悪者っ、鬼畜っ、変態っ、ミジンコっ!!」
なんて口が悪いんでしょう(わはー
でも、負けは負けなのでうちわで扇いでもらいますよ。
そして、こう言ってやるのです。



「あ~、好きな女の子に扇いでもらうのはいいねぇ~♪」
「ばっ、バッカじゃないのっ!? そういうのは、二人っきりのときに
言いなさいよねっ!」
 ばたばたばた!!!
「わ、わたしだって好きな男の子に……扇いで欲しかったんだから……」



しまった、カウンターが来た(えー



時の棲む森(早坂充さん)
SS感想ありがとうございます。
��流される陽菜が可愛すぎます(^^)
ですよね~。あー、みんなもそう思ってたんだなあと、ほっとしました。



さて、早坂さんが、オリジナルの彩花ちゃんのお話を書いてくれるのは
いつになるのでしょうか♪



M-A-T 別館(ふみぃさん)
ブログ3周年おめでとうございます~。



SSの感想ありがとうございます。
据え膳……そうか、部屋で待っててくれたんだから、確かにそうとも
言えますね(笑)



まぶしいのは太陽だけではなく



「うーんっ! いい天気だね、まさに海水浴日和だねっ!
新しい水着似合ってるかな? キミのために新調したんだから、
感謝しなさいよね♪」



わりと適当な発言ほど実現するものですが、梅雨明けしましたね。
今年はさほど雨に降られたような記憶もないので、じめじめすることが
少なかったのですが、そのぶん早く夏が来てしまいました。
暑さに負けず、がんばっていきましょう。



さて、今日は昨日の日記にも書いたように、大須へ行ってきました。
久しぶりなので主要なお店をまわってみたのですが、欲しいものは
置いてないものですね。がっかり。
ひとつ発見がありました。以前のゲーマーズがあった店舗に、
��月に「WonderGOO」がオープンするみたいです。
お店が増えるのはいいことですね。
僕は名駅周辺で事足りるのですが、できれば久屋大通のとらも大須か
名駅のどっちかに引っ越してもらえると楽になるんですが(笑)。
でも、とらの立地としては、地下鉄からすぐなので便利は便利だし。



今日の目的は、ゲーマーズで「生徒会」を買うこと。
お店に行ってみると、なぜかドラマガがないので、しばらくうろうろ。
もしや売り切れ? いやいや一応今日発売だしーと、店員さんに聞こうと
した時、目に入ったもの。それは。



店員さんが抱えたドラマガの束。



陳列されました(わはー
確かに、妙な空白スペースがあるなあとは思っていたのです。
レジに並ぶと、同じようにドラマガと生徒会を持っている人が多かったので、
結構な人気で、ちょうど雑誌が切れたところだったのかな。
ともあれ、おまけの小冊子もゲットできましたし、めでたしめでたし。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/07/18

「乃木坂春香の秘密」第1話



最初から、わりと春香の可愛らしいところがあったけど、原作はどんなん
だったっけ? 絵もけっこうきれいだし、まあまあ期待通りかな。
しかし、三バカはあんなビジュアルだったのか。けっこういいのに、
バカなんだよねぇ。



雨上がりの空には



「虹が……出てるとよかったんだけど、なかなかうまくは
いかないね。もういっぺん、雨、降ってくれないかな?」



思わず、歌を歌いそうになりましたが(あめあーがーりーのーにーじぃ~笑)。
しかし、現実は虹を期待する暇も無く、じりじりと照りつける日差しの
なんと恨めしいことか。
明日からの連休中に、梅雨明け宣言かしら。



明日は、久しぶりに大須にでも行こうかな。
「生徒会」のためだけに(笑)。でも、めんどうだったり、いつもの
癖でメロンあたりで普通に購入しそうな気もしますけど。



昨日のSS。別に深いネタでもなんでもないんですが、最近はどういうわけか
日常のひとコマみたいなお話はぽんぽん浮かびますね。
状況は、まんま昨日のお天気だし、適度に短いので何も考えずに書くことが
出来るから、気楽ですし、楽しいね。
陽菜が当番だったのも、こないだはかなでさんだったから、という理由でしか
ないです。
でも、陽菜だからこそ、あの終わり方が出来ました。
最初のえっちシーンのときに、あれよあれよという間に脱がされていくところが
印象に残ってたんで、少しぐらい強引でもいいよねってことで。
お風呂で何があるかは、皆様のご想像通りですよ、たぶん(笑)。
お礼については、また明日にでも。



電撃hp、もうすぐ読み終わりそうです。
実はドラマガ以上に読むところが少なかったりします。
短編でも、すでに文庫化されてて、そっちで読んでいたりしますので。
ああ、なんかもったいないけど、仕方ないよね。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2008/07/17

私信です



淡色館 (来島あわさん)
07/15 かなで(FORTUNE ARTERIAL)
一人のときはだれてそうだけど、孝平か陽菜が近くに来たら、いきなり
元気になりそう。いつも元気なかなでさんのほうがいいですね。



M-A-T 別館(ふみぃさん)
SS紹介ありがとうございます。
ゲーム進められるといいですね~。でも、日記を拝見するに、夏風邪だとか。
お大事に~。僕はめったに風邪ひきませんけど(笑)



やまぐうのページ(やまぐうさん)
��月15日
白小文「汗を流そう」(FORTUNE ARTERIAL)
夏の暑さも、ふたりの熱さにはかないませんね。
夏場はお風呂が便利ですし。



��月16日
瑛里華Short Story「ウェデイングドレスの妹」
瑛里華小文「ウェデイングドレスの彼女」
少しずつ味付けが違うのも、おもしろいですね。
伊織らしく、孝平らしく、瑛里華らしく。3人の魅力がシンプルな中にも
あふれてました。



竹内麻巳SS倉庫(マクさん)
Happy Birthday! ~それは呪いか祝福か~(桐葉&伽耶SS)
第七話まで読ませていただきました。
まずは、完結おめでとうございます。
六話の最後で「えー?」と思ったのは、僕だけではないはずです。
そして七話。ちょっと都合のいい展開だなというところはありますが、
この流れの落しどころとしては、最適かなと思いました。
あらためてタイトルを見てみると、確かにこりゃ呪いとも祝福とも
言えますね。脱帽しました。
誕生日ゆえに、伽耶からの素敵なお返しでした♪
シスターといおりんの未来も楽しみですが、桐葉と孝平は、はたして
どうするのかなと。
だって、そのままだと、孝平だけが(検閲)ですしー。
とらハ1の綺堂さくらルートなのかな、それとも。
おまけがまだありそうなので、楽しみにしてます~。



CanvasDVD版は、今でも高いですよね。
僕は何年か前に中古で入手しましたが、まだクリアできてません(ぇ



Sketches and company(ブタベストさん)
7/15 陽菜(FORTUNE ARTERIAL)
不安げな陽菜ですが、何があったのでしょうか。
少しだけ、今日のお話のモチーフにさせていただきました。



7/16 瑛里華(FORTUNE ARTERIAL)
最初はいやいやかもしれないけど、本番ではきっと笑顔を見せてくれる……。
そんなところが瑛里華だと思うのですが、こんな表情もいいですね。



(ぷちSS)「風呂か食事か」(FORTUNE ARTERIAL)(悠木 陽菜)



 梅雨も明けたので、毎日の傘から解放されたと思ったのに、突然の
夕立に天を恨みながら、全速力で帰ってきた。
「おかえりなさーい、こーへー♪」
 部屋の扉を開けると、見慣れた顔がにこにこ微笑んでいる。
 かなでさんだ。
「わ、孝平くん、びしょ濡れだよ?」
 陽菜もいるのか。
 どうでもいいけど、どうして俺が留守なのにこの姉妹は俺の部屋に
入れるのだろう。
「はいはい、タオルタオル」
 陽菜からタオルを受け取ったかなでさんは、俺をがしがし拭いてくれた。
「ありがとうございます」
「いえいえ、どういたしまして♪」
 太陽のような笑顔のかなでさん。
「ほら、お姉ちゃん、孝平くんの頭も拭いてあげないとダメでしょ」
 陽菜はしょうがないなあと、かなでさんからタオルを受け取ると、俺の頭を
ごしごし拭いてくれた。
「ありがとうな、陽菜」
「うん♪」



「さて、それでは準備も整ったところで、こーへー」
「なんですか」
「お風呂にする? それとも、わ・た・し?」
「お風呂ですね」
「……うわーん、こーへーにすてられたー!」
 俺が即答すると、かなでさんは竜巻のように部屋を出て行った。
 なんだか、ずいぶん人聞きの悪いセリフを叫びながら。
「孝平くん。あまりお姉ちゃんをいじめちゃダメだよ」
「そんなつもりはないんだけど。もしかなでさんって答えてたら?」
「私が怒ります♪」
 どっちにしても、ひどい選択肢だった。



「じゃあ、陽菜だったらどうしてくれるんだ?」
「え? わ、私」
 俺の問いに、顔を赤くする陽菜。
「あ、あの、お風呂にする?」
「いや」
「じゃ、じゃあお食事かな?」
「いいや」
「……、……」
「続き、聞きたいんだけど」
「そ、それとも、わ」
 俺は陽菜のセリフを最後まで言わせなかった。
「も、もう、ダメだよ、孝平くん。せっかちさんなんだから」
 たっぷりくちづけをした後で、陽菜が文句を言った。
「ごめん、そうだよな。物事には順序があるよな」
 そう言うと、俺はシャツを脱ぎ捨てた。
「こここ、孝平くん?」
「まずはお風呂から、だろ? さあ、陽菜も早く脱いで」
「え? え?」
 困惑しながらも、俺にせかされるままに服を脱ぎ始める陽菜だった。






おわり



雨は心のシャワーなの



「雨の中、傘もささずにずっとずっと雨に打たれ続けるの。
そうしてるとね、いろんなものが少しずつ流れていくような気がするの」



今日の帰り、雨に降られました。
うん、見事なまでに傘持ってないよ(笑)。
でも、家に着いたときには、雨はあがってました。
タイミングがいいのか悪いのか。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/07/16

「さくらシュトラッセ」(ぱれっと)プレイ中~♪



タマなしって言われたー、言われたー……、いわれたー……。



それはそれとして、マリーさんなかなか積極的ですね。
いよいよ、というところで、セーブしなければなりませんが。



「僕がなめたいのは、君っ!」 桜こう ガガガ文庫




僕がなめたいのは、君っ! (ガガガ文庫)

僕がなめたいのは、君っ! (ガガガ文庫)






タイトルにつられたんですが、ちょっと期待ハズレだったかな。
悪くはないんですが、これといった見所がなくて。
やっぱり、せっかくこういうタイトルなんだから、もっと
「なめる」シーンを前面に押し出したほうがよかったのでは
ないでしょうか。
他の人相手に練習させるんじゃなくて、
「あ、あたしで練習、しなさいよねっ!」
とか言ってくれればよかったのにー。



気持ちはどんどん止まらなくなって



「だって……だって、こんな気持ちのままガマンなんて出来ないと
思うの。キミだって、……その……したく、なってるよね?」



もう夏ですなあ……。こちらではまだ梅雨明けはしてないみたいですが、
セミの声を朝から聞くようになると、夏だなあって思いますね。
ということは、そろそろ夏休みなんだよね。
学生の人がうらやましいですわ。



バスジャックか……。死傷者が出なかったのは幸いですが、犯行の動機が
あまりにも間抜けすぎるので、こういうのは損害額と迷惑額をたっぷり
払わせるようにすればいいじゃないですか。
悪人に人権なんてないんだし。
しかし、そのうち18歳以上じゃないと刃物が買えなくなるんじゃ
なかろうか、なんてちょっとだけ思ったりした。



おお、ねこねこさん復活ですか~。



「生徒会の三振」は、ゲーマーズで買うとミニ小説が付いてくるようなの
ですが、わざわざゲマズに行くのがめんどいのう。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/07/15

「さくらシュトラッセ」(ぱれっと)プレイ中~♪



いちゃいちゃが止まらない♪



そりゃかりんもルゥリィも仕事しろって言うよね(わはー
ゆー姉は相変わらず、つか、あれはヤキモチなのだろーか。
そして、早紀さんからアイテムゲット♪
使うのかな、使わないのかな、どきどき。



小指だけつないで



「えっへへ♪ ちゃんとつなぐよりも、こっちのほうがドキドキ
するよね。幸せ満開って感じでさ」



丑三つ時は深夜だけなのかなあ、とふと思いました。
いえ、たいして関係ないのですが、お昼の2時から3時にかけて、
猛烈に眠くなるので。
もしかして、睡眠欲求が昼夜逆転してるのか? いやいや、夜は
夜で、きちんと眠たくなるから逆転ではないよね。



ぽちぽち書きはじめ。
あんまり暑いので、「夏と浴衣とかなでさん」というお話が
浮かんだのですが、特に内容はないので、気が向いたら書こう。
��こういうのって、たいていスルーされますが)
それよりも、今は別のお話を書きたいのです。
ああいうのは、勢いで書かないと難しいなあ。
でも、これもいい修行と思えば。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2008/07/14

「さくらシュトラッセ」(ぱれっと)プレイ中~♪



さて、あっというまに一ヶ月以上放置してました。
いくらマリーがいい子でも、怒って電撃放ちそうですよね(わは



雲の上のお散歩。なかなかいい雰囲気だったのですが、みーくんが
高所恐怖症だったので、大変なことに。
いやはや、まさかあんなところでポロリがあるとは。



「死神のキョウ」 魁 一迅社文庫




死神のキョウ (一迅社文庫)

死神のキョウ (一迅社文庫)






うわははは、事あるごとに刀で切りつけてくるヒロインというのも
すごいよね。あ、死神でした。
中盤までは、とにかくおもしろくてよかったのですが、まさかの
展開でした。
すごくいい関係だったので、もし続編があるとしても、このリタイヤは
残念ですね。
でも、死神という存在を感じられたところでもあったので、重要な
ことなんだよなあ。
普段が腐なだけに、意外でした。



月夜のお散歩



「っん、もう、恥ずかしいからダメだよ。だって……お月様が
見てるもの」



昼と夜の温度差が少なくなってきたような、それとも、エアコンの
効いた部屋と外の温度差が大きくなってきたような、でしょうか。
別に少しぐらい汗かくくらいの温度でもいいかなって思うんですが、
そういう部屋にいると怒られるんですよね。ちゃんとエアコンつけなさい
って。昔は扇風機だけで過ごしていたはずなのになあ。



なんかこう、休み明けって頭がぼんやりするよね。
昼間なんて、記憶がないですから(えー



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2008/07/13

今週の獲物~ (画像はこちら)



「司書とハサミと短い鉛筆」 ゆうきりん 電撃文庫
「乃木坂春香の秘密 8」 五十嵐雄策 電撃文庫



「ファミソン8BIT☆アイドルマスター05」 如月千早/水瀬伊織 メディアファクトリー
「THE IDOLM@STER MASTER LIVE 04 my song」コロムビアミュージックエンタテインメント
「THE iDOLM@STER MASTER RADIO COLORFUL MEMORIES」コロムビアミュージックエンタテインメント



「CLANNAD 7」 ポニーキャニオン



先週は買い物してないので、2週分になりますか。
最近はCDも聞けてない……。



「ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。」 朱門優 一迅社文庫




ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。 (一迅社文庫)

ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。 (一迅社文庫)






そっかー、この人、お朱門ちゃんって呼ばれてるのかー(わはー
と、作品とは関係ない感想ではじまりました。
おもしろかったです。
とにかく最初から飛ばしてるし、アネモイが出てきた辺りからは特に
会話がおもしろいねっ。
元って言っていいのかわかりませんが、エロゲライターさんは会話文が
誉められてることが多いよね。
しかし、アネモイとの会話もいいのですが、いちこが『お見合い』に誘う
シーンで、完全にハマったといってもいいでしょう。
決してコメディだけではなく、名前に込められた思いとか、徐々に
明かされていく気持ちとか、すごくよかったです。
読み終わったときに、すっきりできる作品でした。



私信です



淡色館 (来島あわさん)
07/13 桐葉(FORTUNE ARTERIAL)
そういえば、桐葉は水着姿ってスク水しかないですね。
私用では孝平のためにビキニ着てくれそうです♪



時の棲む森(早坂充さん)
��月12日
・FORTUNE ARTERIAL sideshortstory「絆」
瑛里華が可愛らしいですね。そして、征ちゃんが実はおいしいところを
持っていっていた!(わはー



おまけの、桐葉が孝平を……というシーンは、僕も書こうかなと
思いつつ、それをやると瑛里華が本気で泣くか怒るかしそうな
気がしたので、やめたという裏話があります(笑)。



SSの感想ありがとうございます。
休日しか一緒にいられないので書いたんですが、特にイベントもなく、
淡々と一日を書いただけになってしまいました。



ふぉーびぃでゅんふるーつほーむぺーじ(TMさん)
限定ページのシーツSS。
意外な主役でした。あ、オチも意外でしたよ(笑)。
冒頭のセリフは、ふたりじゃなくて、3人いるのかなと思いつつ。



あと、シスターがいい雰囲気ですよね。攻略できるなら、きっと
そうやって進展していくのかなーとか思いました。



SS感想ありがとうございます。
罪は罪として受け入れて、家族といるときは相手のことを考えて
過ごしていけたらと考えながら、こんなのができました。



でも、伽耶さんの誕生日はお忘れだったんですね。
シーツSSの公開が12日だったので、合わせたのかなと思ってました。



竹内麻巳SS倉庫(マクさん)
Happy Birthday! ~それは呪いか祝福か~(桐葉&伽耶SS)
第五話まで読ませていただきました。
最初のほうは、サービスシーンが多目というか、呪いの意味もいまいち
わかってなかったのですが、ここまでくると、それは彩りのひとつであって、
重要なのは、今まさに描かれようとしているのですよね。
桐葉ルートであればこその未来で、二次創作としても本当に素晴らしい
流れだと思います。
結局、伽耶は人間なんてぺぺぺのぺーと思っているので、親友の
桐葉の反応でようやく察したということなんですよね。
真ルートでも説得というか話し合いの場を設けなければならないのは、
今さら生き方を変えられないと伽耶が思っているところがあるので、
強引に修正する必要があったわけで。
マクさんのお話でも伽耶はひとりで考えて、そういう結論に達したので、
みんなで協力して考えを変えさせる必要が出たのかなと思います。
完結まで、がんばってください~。
ここであの人が登場したのは、すごくびっくりしたと同時に鳥肌が立ちました。



SSの感想ありがとうございます。
なるほど、確かに冒頭は小さい頃の話のようでもありますね。
それを書くのもおもしろいかも、なんて思いました。
殺気は……ちょっとミスったかな。
瑛里華が生命の危機を感じたので、殺気という表現を使ったのですが、
決して伽耶が殺気を放っていたわけではありません(笑)。
もしくは、「そうか、吸血鬼ではなくなっていたのだったな、忘れておったわ、
ふふふ」くらいのほうが伽耶様らしい気もしますが、それを書いてしまうと
雰囲気が台無しなので、やはりここはいおりんを悪者にってことで。



てきとうなもの(うぃんぐさん)
SSの紹介ありがとうございます♪



Sketches and company(ブタベストさん)
7/10 伽耶(FORTUNE ARTERIAL)
クリアされましたか、おめでとうございます♪
ツンデレ……というか、素直じゃないんですよね、伽耶さんは。



��それはすでに勝負でもなく、脅しでは(苦笑)
好きな男の子には強気に出るタイプなのですよ♪
それでも、じゃんけんに勝って、怒らせてみたい……
どんなひねくれものですか、僕は。



やまぐうのページ(やまぐうさん)
SSの紹介ありがとうございます♪



快感はゆっくりとじわじわと



「っん……ぅん……。……はぁっ……。だんだん、よくなってきた、
かも。時にはやさしく、時には強くってのが気持ちいいね、肩たたきは」



健全ですね(にこー
今日も早く目が覚めたので、気持ちよく早朝読書です。
いやー、昨日なんて6時前に起きたしさ(ぇ
多分、暑さで目が覚めてると思うのですよ。タイマーでエアコンは
切れるようにしてるので、寝る前はよくても、日が昇るとだんだん
暑くなりますから。



今朝は、髪をざくっと切ってから名古屋へ買い物に。
文庫を2冊買ったところで、コンプを買い忘れたことに気づいたけど、
まあ地元でもいいかとスルー。
ソフマップでいろいろチェック。ふむぅ、地元のほうが安いなあ。
いえね、今さらですが「無限のフロンティア」がやりたくなってきまして。
今は、まだレイトン教授の2作目をやってるから、すぐに必要なわけじゃ
ないんで、価格チェックですな。



先週の競馬。ラジオNIKKEI賞。
完敗(がくり)。



今週の競馬。
・プロキオンステークス
単勝と馬連ゲット! うお、やりましたよ♪
・七夕賞
単勝ゲット。きゃっほぅ、こっちもだぜ♪
あー、今日に限ってはプラス4Kでした。
よかった、はじめてプラスが4桁になったよぅ。
今までは、勝っても収支はマイナスとか、ちょびっとプラスしか
ありませんでしたから。
今までのトータルでいうと、まだまだ収支はマイナスですが、
これは自信になるなあ。



��月からはじめた競馬ですが、外しにくい馬券の買い方ってのはだいたい
わかったような気がします。
単純な確率論で、50%は当てられる買い方ってのを見つけたので、あとは
それを応用すればいいのですよ。
これなら、大儲けはないですが、大損はしないはずですんで。
今日はたまたま、人気が中位の馬が来たので、多目の配当になっただけです。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/07/12

(ぷちSS)「親子の休日」(FORTUNE ARTERIAL)(千堂 伽耶&瑛里華)



 小鳥のさえずる声で目が覚めた。
 七月に入り、日の出が早くなってきている。この時間帯なら、まだ
暑さよりも涼しさを感じられるだろう。ま、あたしは暑さなど気には
しないが。
 布団をそっと出て、隣に寝ている少女を見る。名は瑛里華。娘だ。
 ずいぶんと気持ちよさそうに眠っているので、時間までは寝かせて
おいてやろう。だが、時間になればちゃんと起こしてやる。それが、
母親としての役目だ。



 時間だ。
「瑛里華。朝だぞ」
 ゆさゆさと揺すると、うう~んと言いながら、うるさそうに
あたしの手を跳ね除ける。
「瑛里華。朝だ」
 再度、揺する。反応は同じ、いや、むしろ嫌がり具合が大きく
なった。もう少し寝ていたいということだろうか。
 しばらく考えたが、甘やかすのは母親としては間違っているの
だろう。なので、ここはあれを使うことにしよう。
 あたしは、『あれ』を取りに台所に向かった。






 朝。
 まだ目は開けてないけど、感覚でわかる。決して夢なんかじゃなく、
目さえ開けば自分は覚醒する。でも、このまま寝続けることが、
休日に許された贅沢のひとつだ。
 と、普段ならそのまま眠りの国へ戻るところだったのに、謎の
気配がそれを妨げた。
 殺気!
 考えるよりも早く身体を捻ると、ばすんという音が聞こえた。
 何事かと音の方向を見ると、枕にはフライパンが埋まっていた。
「起きたか、瑛里華」
 それを持っていたのは、母様。名を伽耶という。
「起きるわよ! 何持ってんのよ、母様は!」
「見ての通り、フライパンだ」
「私が聞きたいのは、どうしてフライパンを枕に叩きつけている
のか、ということなんですけど」
 憐れみの目で私を見つめる母様。
「お前、『目覚めはおたまとフライパン』ということわざを
知らぬのか」
「……はあ?」
「伊織のやつが言うておったのだ。起きないやつは、フライパンで
マジ殴りだと。それが天池のやり方だそうだ」
 にこにこと笑う母様。
 ああ、この人に悪気なんてないんだな、と、私は思った。
 そして、兄さんにはお仕置きが必要ね、と、私は思った。



 私は母様からフライパンをもらい、朝食の準備をはじめた。
 以前は、食事は母親の務めだと言い張っていたが、三食全部
作らせるのはまだ早いので、朝食は私、昼食は母様、そして夕食は
二人でという取り決めが出来た。
 というか、そうせざるを得なかった。250年という年月を
重ねていても、母様が母親になったのは、つい最近のことなのだから。






 朝食が終わると同時に、昼食の準備に取り掛かる。
 不愉快ではあるが、それぐらい時間は掛かるということだ。
屈辱的なことではあるが、瑛里華の助けを借りて、その時間なのだ。
 しかし、瑛里華は嫌な顔ひとつせずに、教えてくれる。我が娘
ながら、よくできた娘だ。本人には、言えぬがな。
「ほら、母様。包丁を使う時は、指は丸めてないと危ないでしょ」
「お、おう、そうだったな」
 こんなやりとりも、家族の風景というやつだろう。



「ど、どうだ?」
 作った昼食を瑛里華が食べるときは、いつも緊張する。我ながら
情けないとは思うが、
「うん、美味しくできてるわよ、母様」
 と瑛里華が言ってくれた時は、母親として、少しは成長できたと
思ってもいいだろうか。






 昼食の後は、ゆったりと過ごす。会話があるときもあれば、
ない時もある。初めのころは緊張していたけど、今では落ち着いた
時間が過ごせている。
「母様。お茶を淹れましょうか」
「ああ、頼む」
 台所に立ち、茶葉の用意をする。自分ひとりのときは紅茶を
愛飲しているが、千堂の家では日本茶を飲むようにしている。
 白に教わったように淹れているのだが、母様によるとまだ上達の
余地は残されているということらしい。
 でも、母様はいつも、
「美味いな」
 と言ってくれる。



 あたしは、どう償えばいいのだろうな。
 母様から、時々そんな話を聞くことがある。
 過去の行いが決して許されるべきものではないことは、母様も
実感しているのだろう。
 当時は、自分の気の向くままに、それこそ思い通りにやって
きたのだ。兄さんと仲が悪くなったのも、私とうまくいかなかった
のも、東儀家の人々を好きにしてきたのも、全部母様の我がままと
いう人もいるだろう。
 失ったものは取り戻せない。
 でも、あらたに築きあげることはできる。
 まだまだ不完全ではあるけど、私たちは家族として歩き出して
いる。兄さんも、時々は顔を出しているようだ。
 だから、きっと東儀家の人々とも、少しずつわかりあえて
いけるはず……。
 これは家族だからこその身内びいきになるのだろうけれど。






 瑛里華や、時には伊織も帰ってきてくれる。征一郎も白も桐葉も、
それから支倉も顔を出してくれる。
 あれだけ長い間、好き放題やってきたのだ。それなのに、
こんなにあたしは幸せでいいのだろうか。
 消せない過去、犯した罪。
 あたしには時間がある。長い時間をかけて、ゆっくりと返して
いけばいい。
 そう言ってくれる瑛里華。
 あたしは瑛里華が淹れてくれたお茶を飲みながら、いつも
そのことを考えるのだ。



「では、そろそろ寝るとしようか」
 夕食を済ませ、湯浴みを済ませ、布団の準備を整える。
 これは全部二人の作業だ。
 家族として支えあう。当たり前のことが当たり前になるように。
「母様。明日はフライパンで起こさないでよ」
「ああ、努力する」
「努力じゃなくて、やめてください」
「しょうがないやつだな」
「しょうがないのは母様でしょ! いえ、この場合は兄さんに
なるのかしら」
「そうだな、伊織のせいだ」
 二人で笑いあった。






 おわり



隅々まできれいに



「はい、きれいきれいしましょうね~。泡まみれになって、
ざばって流すのが、お風呂の醍醐味じゃない?」



今日は完全に夏でしたね!
そして、こんな日に車を洗うなんて、何考えてるんでしょうか。
水洗いだけでしたが、けっこうきれいになりました。
ポリマーシーラントのおかげかな。もう少しこまめに洗って
あげたほうが、るーこさんも喜ぶでしょう。
洗車場まで持っていこうかと思ったんですが、最近の様子を
見ていると、けっこう使っている人が多そうなので、結局
自分の駐車場で手洗いしました(笑)。
バケツに水入れて、3回ぐらい往復したかな。



ついでなんで、部屋のエアコンのフィルターもきれいにしたりして。
ああ、今日は家事の日かしら(わはー



昼からは、他の方のSSを読みつつ、書き書き。
先日、長文は読めないって書きましたが、あれはどうやら自分の
体調だったようです。だって、今日は気にせず読めたので。



特に山があったりはしないのですが、とりあえず書けました。
何の変哲もないお話ですが。



私信は、明日にでも。
それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/07/11

「初恋マジカルブリッツ もっと大好き、してください!」 あすか正太 集英社スーパーダッシュ文庫




初恋マジカルブリッツ もっと大好き、してください! (初恋マジカルブリッツシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)

初恋マジカルブリッツ もっと大好き、してください! (初恋マジカルブリッツシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)






アルミナのおかげで、どたばたが止まらないなあ。
魔法の祈梨ちゃんは、新たな魅力ですね。
でも、さすがにそろそろ飽きてきたので、このシリーズは
次で最後になると思います。



「恋姫†無双」第1話



ほ~、けっこうちゃんとしてるのね。
原作は未プレイなんだけど、ちょっと気になってきました。
SDキャラが、可愛いけど、なんか気になるな(ぇ
湯煙はしかたないと思いつつ、次回にも期待しましょう。



翼の痛みは誰のもの



「なんだかよくわかんないけど、いたいのいたいの~、飛んでっちゃえ!
でいいのかな?」



エアコンを使っていると、身体が痛くなるということを覚えました。
今日は、朝からエアコンを入れっぱなしだったのですが、昼過ぎに
身体がだるいなあと、少し立ち上がったら猛烈な痛みが。
ちょうど肩甲骨のあたりに鈍痛がありまして、あー、翼をもがれたら
こんな感じなのかななどと考えてしまいました。
別に僕はすごい暑がりなどではないので、今日ぐらいならエアコンは
不要だった気もしますが、近所のわんこどもがとにかくどやかましいので、
しかたなく窓を閉めているから、文明に頼ったのですが……。
問題なのは、弱っちい僕の身体なのでしょうか。
鳴き声も、一度気になってしまうと、どうにもならないので。
やはり、耳栓でも導入すべきなのでしょうかねー。
というわけで、今夜はうちわでがんばろうと思います。
ぱたぱたと扇ぐのも、日本の夏を感じられていいものですよ。
ま、実際には優雅に扇ぐほど裕福ではないですが(笑)。



さて、明日はお休みなので、今週こそ洗車を。しかし髪もそろそろ
切りたいし、悩みますわ。
それに、明日も誕生日ですしね。
ああ、予定はあくまでも予定なのだなあ。



もやもやしたものを抱えつつ、明日に備えて寝ることにします。
あー、私信はやっぱり休みの日にまとめてになっちゃいます……。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2008/07/10

「薬師寺涼子の怪奇事件簿」FILE01



原作通りに進むのかと思ってたら、そうじゃないんだ。
と言っても、原作も最近は読んでないから、あまり気にならず。
しかし、作中に原作者のサインが出てくるとは思いませんでした(わは
皮肉の効いたセリフが、気持ちいいですね。
派手さはないかもしれませんが、楽しく見ていけそうです。



うちわを優雅に手に取って



「じゃんけんで負けたほうが、勝ったほうを扇ぐの。いい、いくよ?
先に言っとくけど、わたしに勝ったら怒っちゃうからね?」



わがままな子は、いじめたくなりますね(え-
今日も暑かったですねえ……って、もしかしてもう梅雨って明けたっけ。
まだまだ降ってくれてもいいんですが。
ああ、なんだかんだ言って、まだ新しい傘買ってないんだよね。



ああ、今日実感した。
web上で長文読むのは、僕には難しいです。
紙媒体なら平気なんだけどなあ。違いはどこにあるんだろ。
自分で書いた話でも、だめだもんなあ。
先日の麻巳SSも、あらためて読み直したら、最後まで行けませんでした。
何か、対処法ってないものでしょうか。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/07/09

「死図眼のイタカ」 杉井光 一迅社文庫




死図眼のイタカ (一迅社文庫)

死図眼のイタカ (一迅社文庫)






雰囲気は重そうだったので、回避しようかなと思ったけど、「メモ帳」や
「ピアノソナタ」がよかったので、買ってみました。
……やっぱり、重かった。
冒頭は少し楽しげな雰囲気だったのですが、とある人の死から、空気は
徐々に変わっていきました。
最後まで何にも気付かないあたり、自分の眼にはフィルターがかかりまくり
だなあと思ったけど、それでもすべてを知ってしまえば、藤咲はキライに
なれないし、イタカは……イタカでした。



続編を読みたい気持ちはあるけど、今度は朽葉嶺はまったく関係ない
話になるんでしょうね。



読み終わった後で、「いつ空」の空気に似てるなあと思ったのは、
僕だけかしら。
地方都市の権力者の朽葉嶺家。何年も前から繰り返されてきた『儀式』。
ゾクゾクするのは、決しておかしくはないのです…。



私信です



今日はお礼モードです。



まったり空間(マクさん)
SS感想ありがとうございます。
Canvas2は浩樹次第でお話の内容がガラリと変わります。浩樹にちゃんと
仕事をさせると、いいお話になりますから(笑)。
紗綾さんは、確かにこういう時にだけ出てきそうですね。
作中には出ませんが、浩樹の絵を見て、勝手に好感度があがってたり。



時の棲む森(早坂充さん)
SS感想ありがとうございます。
秘めてるのは麻巳だからこそで、エリスのように表には決して出さない、
ような気がします。
浩樹が気付いているかどうかは、はてさて♪



M-A-T 別館(ふみぃさん)
SS感想ありがとうございます。
今回はちゃんと仕事してるのに、それなのに麻巳を不安にさせてしまうのは、
いかに普段がちゃらんぽらんか、ということがよくわかるかも(笑)



Sketches and company(ブタベストさん)
SS感想ありがとうございます。
ふたりの会話は、楽しく書けますね。エリスと霧を除くと、唯一、対等に会話が
出来る相手なのではと思います。
付き合いの長さを考えると、麻巳ってなんてすごいんだ(笑)。
一枚の中の『一枚』に気付いてるかもしれませんが、鈍感で朴念仁ですから、
その想いが誰に向かっているかまではわからないでしょうね~。
ちなみに、エリスは本能で察知してたり。



夏の風の匂いを抱いて



「ばっ、バカなこと言わないでよ。お、お風呂に入ってないから
汚いに決まってるんだから……」



日中は暑かったにも関わらず、今日はエアコンなしで過ごせました。
夜の風は涼しいというよりも少し肌寒く、気をつけないと風邪を
引いてしまいそうです。
しばらくは、中途半端な天気が続くのかな。
ま、傘を持っていけば、晴れ確率があがるのでしょうが(わは



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/07/08

「ロミオの災難」 来楽零 電撃文庫




ロミオの災難 (電撃文庫)

ロミオの災難 (電撃文庫)






他人の気持ちがあるということを感じながら、行動しなければならない
っていう制約は結構おもしろかったです。
自分が今感じている気持ちが、元からある自分のものなのか、それとも
別の誰かのものなのか、それとも、自分でも気付いてなかった自分の
気持ちなのか……と、いろいろ複雑ですから。



私信です



淡色館 (来島あわさん)
07/08 炭(夜明け前より瑠璃色な)
このタイトルでいいんでしょうか(笑)。
しかし、ちょいと焦げるぐらいならまだしも、そこまで炭化するのは、
いったいどんな大火力で料理してるんだろう……。



M-A-T 別館(ふみぃさん)
雪歩ソロ1位おめでとうございます!!
ダンマスもですが、すごいなあというありきたりな感想しか出てきませんよ。
ほんと、アイマスなくならないうちに、千早は完走させてあげたいです。



まったり空間(マクさん)
��5万ヒットおめでとうございます~♪
これからも、更新楽しみにしてます。
かなり、遅ればせながら、になりましたが。
よそのブログはどうなのかわかりませんが、僕が使ってるはてなはキーワード
リンクがあるんで、あまり数字はあてになりません(笑)。
だって、トップページよりも多くなっちゃってますし。



家族は多いほうがいい



「そ、そうなんだ……。わたしは兄弟はふたりぐらいがいいかなって
思ってるんだけど、大家族かあ……。いっぱい愛してくれるんだよね?」



僕は仕事中に頻繁にトイレに行くようにしてるんですが、ふと、席を
外すたびにだんごを描いていったらどうなるだろう、と思ったので、
実行してみました。
結果、帰る頃にはだんご大家族になってました(笑)。
別に、サボるためにトイレに行ってるわけじゃなく、実際の用足しの
意味もありますが、途中で在庫整理したり、要は気分転換なのですよ。
僕はちょこちょこ作業を進めて、いつの間にか終わってたってのが
好きなので。



だから、夏休みの宿題もまとめてやったりとかは、ほとんどしたことが
ありません。毎日ちょこっとずつやってりゃ終わるんだから、なんで
まとめにゃならんのだ、と。
一度だけ、確か6年の時に前半で宿題終わらせたんですが、毎日遊ぶ
だけというのも、それはそれで飽きてくるんですよね。
だから、飽きてきたら別のことをやる、というスタイルが生まれたような
気がします。



でも、こういうタイプの人って、あんまりいませんよね。
よく見かけるのは、ほとんど一点集中型の人ばかりなので。
僕は、要するに、単に集中力が薄いだけなのかもしれません(わは



つまり、何が言いたいかというと、今は書きたい気持ちが
出てきていて、なかなかいい状態なんですが、そろそろゲームも
再開したいなって思ってるわけなのですよ(えー



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/07/07

「秘めたる想いをキャンバスに」(Canvas2)(竹内 麻巳)



業務報告~。
SS「秘めたる想いをキャンバスに」を追加しました。
「Canvas2」のヒロイン、竹内 麻巳のSSです。
上のリンクからでも下のリンクからでも、お好きなほうからどうぞです~。
上はいつものhtmlで、下ははてな仕様になります。





「秘めたる想いをキャンバスに」(Canvas2)(竹内 麻巳)



 梅雨らしい雨がほとんど降らないまま6月は過ぎ行き、7月最初の
部活の日。
 今日も今日とて、美術部の部室には生徒以外の姿はいない。
「まったく、あの不良教師は~」
「すみません……」
 美術部部長、竹内麻巳のぼやきを耳にした鳳仙エリスが謝る。
 エリスが謝る理由は、その不良教師がエリスの従兄の上倉浩樹だからだ。
「鳳仙さんのせいじゃないわ。悪いのは先生なんだから」
「でも、お兄ちゃん、今日は部活に出るからって約束してくれたんです
けど~…」
 エリスがそう言ったとき、無情にもチャイムの音が鳴った。
「あぅ……」
 がくりとうなだれるエリスの肩に、麻巳はやさしく触れるのだった。
「お先に失礼します。竹内部長」
「お疲れ様。鳳仙さん」
 がらがら、と扉が閉まると、美術室には麻巳ひとりになった。
「さて、と」
 ひとり呟きキャンバスの前に座ってみたが、どうにもやる気が出ない。
「これが先生がいないから、だったらどんなに楽なのかしらね。いや、
そのほうが大変かも」
「何が楽なんだ」
「何が、と言われましても……って、上倉先生!」
「おう、すまん。遅くなったな」
 すちゃっと手を挙げて謝罪する浩樹。
「遅くなったじゃないですよ。もうみんな帰ってしまいましたよ?」
「そうだな、部活も終わっている時刻だし」
「……。先生、事実を淡々と述べられるのは構いませんが、美術部部長を
任されている身としましては、遅れた理由のひとつやふたつやみっつやよっつ
ぐらい聞かせていただきたいのですが」
 ゆらり、と立ち上がった麻巳は、イーゼルを構えた。
「いやいやおちつけおちつけ! 今日はサボりじゃなくて、準備してたんだよ」
「まだみっつ理由が残っていますが、とりあえず聞いておきましょうか。
準備って、何の準備ですか?」
 構えたイーゼルを下ろしたが、麻巳の視線は厳しい。
「撫子七夕祭だよ」



 翌日。珍しく、美術室には美術部の生徒と顧問が揃っていた。
「撫子七夕祭?」
「ああ、校庭にもすでに笹が飾ってあるだろ。7月7日の当日には出店も
たくさん出て、にぎやかな祭りになるんだ」
 エリスの問いに浩樹が答える。
「それに、あの笹に願い事を書いた短冊を吊るすとよく叶うと言われているのよ」
「そうなんですか~」
 麻巳の説明に、興味深そうに笹を眺めるエリス。
「ですが先生」
「どうした竹内」
「この山のようなキャンバスは、一体全体どうしたんでしょうか?」
 見渡せば、美術室内には山と積まれた真っ白なキャンバスがそこかしこにある。
 麻巳の問いかけに浩樹はにやりと笑う。
「お前たちは美術部だ。だから、笹に願い事を書いた短冊を吊るすのではなく、
キャンバスに願い事を絵として描くんだ」
 浩樹の宣言には、美術部員全員を驚かす効果があった。
 でも、エリスの「おもしろそう~」という言葉をきっかけに、部員の気持ちは
あっという間に盛り上がり、七夕祭に向けて、それぞれの想いをキャンバスに
描き始めていく。
 しかし、皆が盛り上がる中、麻巳はひとり寂しげな微笑を浮かべて、真っ白な
キャンバスを眺めていた……。



 キャンバスをみつめたまま、静かに時が流れていく。筆を持つ手は動かない。
 ふぅ、と溜息をつくと、麻巳は愛用の絵筆を静かに置いた。
「今日も……ダメか」
 描けない時は描けない。そういうことは誰にだってある。今まで経験したことも
何度かある。だけど、どうすれば描けるようになるのかという問いに
対する答えは、少しも思い出せなかった。
「よっ、遅くまでご苦労さん」
 浩樹が部室を覗くと、麻巳は弱い微笑みを返した。
「そろそろ、終わるだろ。送ってってやるから、支度しておけよ」
「えっ、ちょっと、先せ……」
 浩樹が反応する間も与えない、というよりも、麻巳の反応が鈍かった。結局、
断れなくて一緒に帰ることになるのだった。



「すみません、わざわざ先生に送っていただくなんて」
「いや、気にするな。ちょっとおまえんちのコーヒーが飲みたくなったんだよ」
 7月とはいえ、夜の風は少し冷たい。特に会話らしい会話もなく、ふたりは
歩いていく。
 公園に差し掛かったところで、浩樹は口を開いた。
「で、部長はどうして凹んでたりするんだ?」
「……お見通し、でしたか。先生にしては鋭いですね」
「たまにはな」
 麻巳はそばにあったベンチに静かに座った。
「……私の願い事って、何なんだろうなあって思ったんです。大学に進学したい、
家の仕事を継ぐ、卒業までに先生を部活に引っ張り出す……。どれもこれも、
漠然としていて、これだって決め手がないような気がするんです」
 俯き、足元を見つめる麻巳。口に出してしまうと、なんでもないようなこと
にも思える。それでも、筆は動かないのだ。
 溜息をつく麻巳の頭に、浩樹はやさしく手を伸ばした。
「考えすぎなんだよ、おまえは。まあ、竹内らしいとは思うけどな」
 やさしく撫でながら、浩樹は続ける。
「願い事なんて、無理してひとつに絞る必要なんてないんだ。たくさんあって
当然で、どれも大切だから悩むんだろ。だったら、思いつくままに描いて
みればいい。まだカタチになってない願いも、想いも、描いてみることで
見えてくるものがあるかもしれない」
 描いて描いて、描き続けて、はじめて気が付く願いもある。
届かない願いも……。
「描かないっていうのも、ひとつの選択肢ではあるが、俺なら描くよ。だって、
そっちのほうが……楽しいだろ?」
 いつになくやさしい浩樹の行動に、麻巳はどきっとした。
「ふふ、先生らしいですね。そういう考え方は」
「だろ? 絵っていうのは、楽しんで描くのが一番だ。見てくれる人のことを
考えて描くこともあれば、自分の想いを伝えたくて描くこともな」
 麻巳の頭をくしゃくしゃっと撫でて、浩樹は立ち上がった。
「んじゃ、暗くなってきたし、そろそろ帰るとするか」
 そう言って、浩樹は踵を返す。
「あ、あの、うちにお寄りになられるんじゃなかったんですか」
「あー、そのつもりだったんだが、あまり欠食児童を待たせると、後が怖いん
でな。悪いが今日は帰ることにするよ。おっと、家の前まで送って欲しいなら、
そうするが?」
「……いえ、大丈夫です、ここまでで。送っていただきまして、それから……
とにかく、どうもありがとうございました」
 深々と頭を下げる麻巳。
 片手を挙げて、歩いていく浩樹。そんな浩樹を見つめつつ、麻巳はもう一度
声をかけた。
「先生も、撫子七夕祭には絵を描かれるんですよね!」
「……そうだな。年に一度の七夕だからな。だって、そのほうが……」
「「楽しいから!」」
 ふたりの笑い声が、夜の公園できれいに重なった。



 撫子七夕祭当日。
 校庭はたくさんの出店で賑わっており、中央に設置された笹飾りの
スペースには、たくさんの短冊にたくさんの願いが綴られている。
 そしてその片隅には、撫子学園美術部による小さな展覧会も開かれていた。
「うわあ、本当にすごいね~」
 エリスは浩樹を伴って、出店を回っている。両手はすでに食べ物でいっぱいだ。
「ああ、おまえの胃袋は、まったくすごいとしか言いようがないな」
「きゃっ、誉められちゃった♪」
「誉めたつもりはないんだがなー……」
 苦笑する浩樹に、エリスはにこにこ笑顔を向ける。
「だって、こんなにもたくさんの願いがここにあるんだよ? 一年に一度の
逢瀬に切なる願いを託す……、とってもロマンティックなことだと思うと、
もう嬉しくって」
 楽しそうに笑うエリス。エリスだけではない、ここにいるすべての人が、
微笑んでいる。祭りってのは、こうやってみんなで楽しむものだよなと、
浩樹は思った。
「そういや、エリス。おまえはどんな絵を描いたんだ」
「私はね~、あ、これだよ。お兄ちゃんとの結婚式~」
「なっ!」
 エリスの絵は、一組のカップルの結婚式の風景だった。ただ、新郎の顔も
新婦の顔も、はっきりとは描かれていなかったが。
「おまえなあ、あんまり脅かさないように」
「えへへ、ごめんなさい。でもね、幸せな結婚式ってのは、女の子にとっての
素敵な夢だと思うんだ」
 確かにエリスの言うとおりで、エリスの絵はどちらかというと女の子が
足を止めて見ている割合が多いような感じだった。
「さすがは鳳仙さんね。楽しそうな気持ちがよく伝わってくるわ」
「あ、竹内部長。ありがとうございます♪」
 ぺこりと頭を下げるエリス。
「よっ、竹内も見に来たか」
「ええ。先生が部活にいらっしゃらないから、探しに来たんです。……と
言いたいところですが、今日くらいはお祭りを楽しもうかと思いまして」
「そうそう、それでいいんだ。世の中なんでも楽しんだもの勝ちだからな」
「先生がおっしゃると、すごく説得力がありますよね……」
 軽く溜息をつく麻巳だった。
「そういえば、竹内部長の作品はまだ見てないんですけど、どちらにあるん
ですか?」
「俺もまだ見てないな」
「こっちです。でも、見たらびっくりするんじゃないかしら」
 思わせぶりな言葉を呟きつつ、ふたりを案内する。きっと、先生も鳳仙さんも
驚くはずだ。だって、描いた当人の私も驚いたのだから。
「これって、私たち……ですか?」
「ええ、我が撫子学園の美術部よ。みんなでキャンバスに向かっている
風景を描いたの」
「……」
 上倉先生はじっと私の絵をみつめている。
「どうかされましたか、上倉先生」
「いや、こういうこともあるんだなーと思ってな」
「そうですね。さすがの麻巳ちゃんもびっくりですよ」
「……むー、なんかふたりだけで分かり合っちゃってるー。どういうことなの、
お兄ちゃん!!」
 鳳仙さんが、顔をぷんすかさせて上倉先生に詰め寄った。
「エリス、俺の絵はもう見たか」
「ううん、まだ。……えっ! お兄ちゃんも描いてたの?」
「まるで俺が描いてはいけないような口ぶりなんだが、描いたんだよ」
 事前に知っていた私はともかく、鳳仙さんも先生が描くとは思って
いなかったのだろう。
「えー、どこどこ、どこにあるの~……あっ、これだ!」
 鳳仙さんは、さすがの嗅覚と言うべきか、一直線に上倉先生の作品を
見つけ出した。
「これって……、これも私たちだよね?」
「そうだ。我が撫子学園の美術部、だな。願い事と言っても、俺はまあ、
それなりに満たされてるからな、これからも今みたいに過ごしていければ、
それでいいさ」
 なるほど、先生はそういう考えだったんだ。
「じゃあ、竹内部長は? 何か欲しいものとかなかったんですか」
 鳳仙さんの問いかけに対する答え。数日前は持っていなかったけど、
今の私はちゃんと自分の答えを持っている。
「もちろん、たくさんあるわ。ありすぎて困ったっていうほうが近いかな。
だからね、まずは一番身近な願いを考えてみたの。そうして描いてみたら、
この絵が出来てたのよ」
 毎日の美術部活動、ちゃらんぽらんだけど、不思議と教え方の上手い先生が
いて、天才と言われる元気な女の子がいて、みんなにぎやかで、楽しく
過ごせる時間。そんな時間を、大切に思ったから。
「竹内らしい、と言うとおまえは怒るかもしれないが、丁寧で伸び伸びと
していて、すごく良い絵だな。さすがは俺の教え子だな」
「なんだか最後のセリフが少しだけ引っかかりますが、ここは素直に
ありがとうございますと言っておきましょう」
「おうおう、人間素直が一番だ。きっと、いずれいい人が見つかるだろう……って、
いて、どうして引っ張るんだ、エリス!」
「なんか、お兄ちゃんと部長が仲良くしててくやしいから! それじゃ竹内部長、
失礼します」
 ぷんぷん怒った鳳仙さんは、上倉先生を引きずっていった。まあ、彼女が怒る
のも無理はないと思うけど。
 でも、先生が言ったのは偶然なんだろうか。……まさかね、わかるわけは
ないと思うんだけど。
 上倉先生が教えてくれたように、私は思いつくままに絵を描いた。だから、
この絵にはもうひとつの私の願いも秘められていた。
 それは、作品の中のキャンバスに向かっている私の絵だ。小さいけど、
他の誰にもわからないだろうけど、まぎれもない私の願いが、そこには
描いてあった。
 それは、偶然にも鳳仙さんが描いた内容と同じで、大切な人といつか
迎えるであろう、結婚式のシーンを。
 相手は……目一杯譲歩して、ちゃらんぽらんな人でもいいかな、なんて
思いながら。












 おわり



七夕様のお願いは



「いっつもかなえてもらってるから、贅沢は言わないよ。
今日は、私を離さないでね♪」



一年がかりというのも変ですが、去年書きかけて、途中で挫折して、
一年後の今日に完成させることが出来たのは、よかったです。
これでCanvas2は一区切りついたかな。
思いついたら書くかもしれませんが。
これで、リースに専念できるかな。
あ、でも先日のお話の続きが先かな。選択肢3と2の。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/07/06

「ストライクウィッチーズ」第1話



パンツよりも、スカートをとにかくはいてないことに驚きました(笑)。
あと、魔法発動時に耳と尻尾が生えるのは、「魔法少女リースリット・
ノエル」と設定がカブったなあと思って苦笑いしつつ。
設定は特殊ですが、お話はよさそうなので、楽しみです。



私信です



いつか見上げた、あの青空の下で・・・ (マスターうーさん)
��月5日 ブラ透けは正義
激しく同意です(わはー
オンマウスで透けたり、差分でもスパッツが薄くなったりと、細かい
ところも素晴らしい♪
お兄ちゃんとしては、妹に忠告するべきなのかどうか、悩みますね。



中学2年のキャンプの時に、山へハイキングに行って、川原で遊んだ
時があったのですが、男子はこぞって女子に水かけてましたね。
……体操服って透けるんだなと思ったときでした。



時の棲む森(早坂充さん)
SS感想ありがとうございます。
シメはかなでさんをいただいてもよかったかなと、今思いつきました(ぇ



M-A-T 別館(ふみぃさん)
SS感想ありがとうございます。
よく考えると、人数多すぎでしたね(笑)



Sketches and company(ブタベストさん)
SS感想ありがとうございます。
勢いで書いたので、絵に出来るようなシーンがあるかな(笑)。
陽菜の場合は、鍋で味噌ラーメンですね(えー



C2で水着イベントは、コミックスのエクストラ・シーズンを参考に
何か書けるといいですね♪



��番、ですね。こちらも考えてみますわ~。



ふぉーびぃでゅんふるーつほーむぺーじ(TMさん)
SS感想ありがとうございます。
暑い時には熱いものを→じゃあ鍋だ→じゃあ、かなでさんだという
流れでした。



まったり空間(マクさん)
SS感想ありがとうございます。
楽しい雰囲気が伝わったようで、嬉しいです。
勢いだけなので、それだけが見どころなので(笑)



雲の行方を気にしながら



「雨、降りそう? だいじょうぶだよ、ちゃんと折りたたみ持ってるし。
むしろ、降ってくれたほうが相合傘できていいかもね♪」



今日は、本をちょいと処分しつつ、まったりと過ごせました。
明日用のお話も、なんとかできそうです。
しかし、首が治らないのは、もしかしたら筋を違えたような
気がしてきたのですが……。でも直接な痛みはないんだよね。



ではでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/07/05

「獅子の玉座<レギウス>」 マサト真希 電撃文庫




獅子の玉座(レギウス) (電撃文庫)

獅子の玉座(レギウス) (電撃文庫)






くっきりしたファンタジーで、最近は珍しくなりましたね。
分厚いですが、読み進めるうちにペースが上がっていきました。
レオンとアリアンの舌戦が、楽しかったです。
本編は結構シリアスなので、こういうところでバランスが
取れてるのかな。
しかし、14才でまだってのは、なかなかうまいなと思いながら、
あまり時間もないわけで、わくわくしますね。



私信です



いつか見上げた、あの青空の下で・・・ (マスターうーさん)
7月4日 少女と大人の境界線
昨日と同じ女の子かな。
自室のベランダで物思いにふけっている……というところでしょうか。
ゆえに、眼鏡もかけてなくて、ちょっと無防備だったりするのです。
��見えてるとかいうのは無粋です(わは))



でも、確かにこのぐらいの年齢だと、ちょいとしたはずみで
見えてしまったことを思い出したりしちゃいました(えー
見ようと思ってなかったのに見えたんだから、ドキドキがとまりません
でしたなあ……(懐かしむように)



しっかりと胸を張って



「こんな感じかしら? なんだかキミのえっちな視線が気になる
けど、今だけは見逃してあげるわね」



首が、だるいです。
昼間の体調はだいぶ回復してきたんですが、夕飯を食べた後の
時間帯になると、やたらと首がだるくなります。
自分の首なのに、支えていられない感じで、横になると楽になりますが、
ただの疲れなのかな。



東海北陸自動車道が、ついに全線開通しましたね~。
これで「ひぐらし」の白川郷や、「true tears」の城端へも行きやすく
なりました。
しばらくは開通直後で車が多そうだから、もう少し落ち着いたら
使ってみたいですね。



ドラマガ、読み終わりました。
一年ぐらい前に購読をやめたのですが、実は数年に渡って、買うだけで
読んでいなかったドラゴンマガジン。
スペースの都合もあって、こつこつと読んでいたのですが、今朝、
ようやく購入分を読了しました。
といっても、読んでるのは決まったシリーズだけで、毎号数作品しか
読んでなかったりしますが。
フルメタ、まぶらほ、二ノ宮くんがメインで、あとはルビーウルフや
EME、マテゴにエスクードとかかな。
リニューアル分から、また買ってますので、それはまたゆっくりと
読んでいきたいですね。
よし、次は電撃hpだ(わはー



明日は、るーこさんを洗いたいなあ。天気がどうなるかわかんないけど。
さすがに、そろそろ水垢とか気になってきたので。



昨日のSSは、なんというか勢いだけで書いてしまったので、いつも以上に
行き当たってばったりでした。
内容なんてないよう(極寒)的なお話でしたなぁ……。
僕にしては珍しくヒロイン総出演でしたしー。
お礼は明日のお休みにでも~。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2008/07/04

「スレイヤーズREVOLUTION」 第1話



今までのシリーズもずっと見てましたし、原作も最近のすぺしゃる以外は
読んでるんですが、すごく自然にはじまったなあ。
懐かしいと思うよりも、ついこないだまで見ていたような気持ちになるのは、
すごいと思いました。
雰囲気もいつもどおりで、これはあまり考えずに楽しんで見ていけそうです。
敵がバカなのも、ガウリイがくらげなのも、ほんといいよね。
思わず画面にツッコミ入れながら、見てしまいましたよ。
あの、謎の生き物はなんでしょうね?



私信です



いつか見上げた、あの青空の下で・・・ (マスターうーさん)
7月3日 眼鏡で短めのポニテで八重歯で小ぶりな乳房少女
タイトルがすごいですね(わはー
一瞬、音姉かと思いつつも、その眼鏡は「天いな」の透子ではなかろか、
といろいろ頭の中で妄想しつつ。



 梅雨の晴れ間、安心しきって傘を持っていかなかった俺に、容赦なく
雨が降り注ぐ中を、全力で走ってきて部屋の扉を開いた。
「えっ……」
 それは俺の声だったのか、それとも、俺の目の前にいるあいつの声なのか。
 とにかく、ふたりとも一瞬固まって、同時に叫んだ。
「「ご、ごめんなさいっ」」
「あ、あのねっ、私の部屋ちょっと雨漏りしてて、だから君の部屋を使わせて
もらおうかなあって、そう思って着替えてたところだったの!」
「……」
「だっだから、そ、そのぉ……あんまり見ないで」
 恥ずかしそうに顔を赤らめて、一生懸命バスタオルで隠そうとするあいつ。
 でも、見えてしまっていた。
 眼鏡の奥の真っ赤な顔や、短めのポニーテールからしたたる水滴や、
きらりと光る可愛い八重歯や、形がよくて、でも起伏の少ない胸が。
 頭がパニックになった俺は……。



��、全力で後ろを振り向く。
��、顔を背けつつ、ちらちらと見る。
��、じっくり見る。



さあ、どれがいいでしょうかっ。
って、僕は何書いてるんだろうか……。



時の棲む森(早坂充さん)
SS書けない時は気にしないことです。つーか、僕はいつもですよ(笑)。
今日はあまりに暑いので、なんかいろいろできましたが(えー



M-A-T 別館(ふみぃさん)
��5万ヒットおめでとうございます~♪
そして、雪歩ソロ300万おめでとう~(笑)
最近、アイマスのメールが来なくなりました(えー
ああ、せめてやりかけの千早ぐらいは終わらせてあげたいです。



Sketches and company(ブタベストさん)
07/04 鳳仙エリス(Canvas2)
エリスはいつでも元気一杯ですね。



「ねえねえお兄ちゃん、夏だから、プールで写生するってのはどうかな?」
「お前、泳ぎたいだけだろ」
「むー、ちゃんと絵も描くよ」
「でも、プールってことは、もしかして霧もいたりするのか? 一応、体育
教師だし」
「あ、お兄ちゃん、今、霧さんの水着姿考えたでしょう」
「ば、馬鹿なことを言うな!」
「動揺するところが怪しいですね、上倉先生は」
「な、なんで竹内が?」
「それはもちろん、プールに行くために先生を説得するからですよ?」



 かくして、その日の美術部活動はプールサイドで行われることとなったのです。



ああ、もう、なんか想像があれこれ羽ばたきまくりですよ。



(ぷちSS)「かなでなべ」(FORTUNE ARTERIAL)(悠木 かなで)



 今年初めての真夏日を記録した今日、生徒会の仕事を片付けてから自分の
部屋に帰ってくると、もわっとした暑さが漂っていた。
「うわ~、こりゃエアコンの出番だな」
 リモコンのスイッチを押すと、すぐに涼しい風が出てくる。文明のありがたさを
実感していると、机の上に置いた携帯から軽快なメロディーが流れてきた。
「もしもし、かなでさんですか」
「うん、よくわかったね、こーへー」
「よくも何も、ディスプレイにはかなでさんの名前が表示されますし、俺の
携帯をいじって、専用の着メロ設定したのはかなでさんでしょうが」
「あっはっは、そうだったね」
 受話器の向こうからかんらかんらと笑うかなでさんの声が聞こえる。俺は、
冷蔵庫から冷えたジュースを取り出した。
「あっ、こーへー、今ジュース飲んでるね」
「……千里眼ですか」
 いきなり行動を当てられて、俺は飲もうとしていたジュースを吹き出すところ
だった。
「いやいや、こーへーのことなら何でも承知なのだよ」
「はぁ」
「愛のなせる業かな。きゃっ、はずかしい」
「……」
「もしもーし、反応がないとお姉ちゃん泣いちゃうぞ」
「すみません、どうも今日は暑くて頭の回転が鈍いみたいで」
 気候のせいにしつつ、ジュースを一口。うん、うまい。
「そうだよね~、暑かったもんね~。というわけで、今日電話したのは他でも
ないんだけど」
 ようやく本題らしい。
「おなべ、しよ♪」



 全てはかなでさんの思い付きだった。電話が終わった直後に陽菜が訪れ、
白ちゃんがテーブルのセッティングをし、副会長がダシをとり、紅瀬さんが
不本意そうにたたずみ、司が肉を、かなでさんが野菜を持って現れた。
「な、なんだなんだ」
「私に聞かないで」
 紅瀬さんはいつもどおりだ。
「孝平くん、はい、お皿」
「おう、ありがとうって、やけに準備いいよな」
「孝平くんたちが帰ってくる前から、準備してたから」
 少しだけ申し訳なさそうに笑いながら、陽菜がみんなに皿を配っていく。
「突然、悠木先輩に言われた時はびっくりしたんだけど、たまにはこういうのも
おもしろいわね」
 副会長は俺と一緒に帰ってきたので、俺同様に唐突に誘われたんだろうが、
やけににこにこしている。
「はい、紅瀬先輩。お箸です」
「……ありがとう」
 抵抗しても無駄だと悟ったのだろう、白ちゃんが差し出したお箸を素直に
受け取る紅瀬さんだった。
「んじゃ、そろそろ肉、入れるぞ」
 司が街で仕入れてきた肉を鍋に投入する。準備はこれで整った。
「それでは、第一回、かなでなべを開催いたします☆」
 テンションは最初から高かったが、それ以上に元気に主催者の挨拶が
はじまった。



 食べながら、かなでさんに聞いてみる。
「どうして、おなべなんですか」
「夏といったら、おなべでしょ?」
「あまり、聞いたことないんですが」
「細かいことは気にしない。ほら、お肉あげるから」
「うわうわ、そんなに入れたらこぼれちゃいますって」
「こぼれる前に食べるのが、鍋に対する礼儀だよ」
 それこそ初耳だった。
「それにしても、まさか紅瀬さんとこうしてお鍋を囲む日が来るとは
思わなかったわ」
「……そう、奇遇ね。私も今世紀中にはありえないと思っていたわ」
 一瞬、冷戦が始まるかに思えたが、鍋の熱気がそんなふたりの間に割って
入る。
「ほら、えりりんもきりきりも早く食べないとなくなっちゃうよ?」
「あー、それ私が育てていたお肉なのに!」
「ご、ごめんね、千堂さん。早めに取らないと煮立っちゃうと思って」
 ごめんねと謝りつつ、陽菜は取ったお肉を白ちゃんの皿にこっそり入れている。
「……」
「司、さりげなく、一番食ってるよな」
 黙々と口を動かしている司に話しかけると、司は俺を一瞥して、こう言った。
「しゃべってると、肉、なくなるぞ」
「へ……? あ、いつの間にっ」
「遅いわね」
 ふふん、と紅瀬さんは笑うと、七味唐辛子を大量に投入したお皿に入れた
肉を優雅に口に運んだ。



 壮絶な戦いが終わり、部屋は奇妙な熱気に包まれていた。エアコンはずっと
稼働中だが、そんなものは何の役にも立っていなかった。
 俺は汗を拭きながら、満腹になったお腹をさすっていると、隣にかなでさんが
やってきた。
「はい、こーへー」
 ちょこんと頭を向けるかなでさん。
「なんですか?」
「なでなでして」
「……」
「かなでなべのシメは、こーへーに頭を撫でてもらうこと。それがかなでなべの
由来なんだよ」
 すごい理由だった。
「孝平くん、お姉ちゃんにしてあげて」
「支倉先輩、がんばってください♪」
「年貢の納め時ね」
「見てるこっちも暑くなってくるわね~」
「早くしろ」
 観客はみんなにこにこだった。
 かなでなべじゃなくて、かなでなでだろ、と思いながら、俺はかなでさんの
頭を撫でた。
「にゃは~、ごちそうさまでした♪」
 それでもまあ、みんなが笑顔になれたんだから、これもかなでさんの、いや、
かなでなべのおかげか。
 みんなの楽しげな笑い声が、俺の部屋を包み込んだ。



夏はやっぱり



「プールかな、海もいいよね。あ、でもキミと一緒に、田舎の河原で
遊ぶってのもよさそうだよね♪」



暑くて、ひねる余裕がありません(わは
いや、そもそもひねる必要なんてないのか。
今日はほんとに暑くなりましたね。さすがに会社でもエアコンが稼動
しました。でも、エアコンはどうにも身体に合わないんですよね。
腹の調子がおかしくなりやすいので。
軽くでも、身体を動かしておかないと、なんか辛くなってくるので、
お風呂の前に運動しよう。腕を回すとごきごきするんですが(笑)。



しっかし、今日はあまりの暑さに頭がおかしくなったみたいです(わは



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/07/03

気付いたら、固まっていた



「うふふ、こういうとこ、はじめてなんだ? よ~し、わたしに
任せなさい♪ 極楽へ、いかせてあげるからね~」



うん、ひねりも何もないですね。
帰ろうとドアを開けたら、そこにヘビがいまして、びっくりしました。
どどど、どうしよう?
とりあえず、どかさないことには、と思い、そこらにあった洗剤で攻撃(えー
ダメージは与えられないものの、気をまぎらわせることには成功した
ようで、ヤツはのそのそと去っていきました。
やはり、雨だと動きが活発になるのかしら。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/07/02

「ヒトカケラ」 星家なこ MF文庫J




ヒトカケラ (MF文庫J)

ヒトカケラ (MF文庫J)






きれいなお話でした。
読み終わった後の第一印象がそれで、特に何がすごいとかはないんですが。
途中から別の視点になることもあって、なるほど、そういうことだったのか、
ということがわかるのは、うまいなあと思いつつも、メインのお話が
好きなので、そんなタネ明かしされてもなーという気持ちにもなりました。



自分に嘘をついて



「嘘つきは泥棒のはじまりなんだよ。だから、わたしの気持ちを
盗んでいっちゃうんだよね……」



なかなか体調は改善されませんが、いつまでもダメなままでは
いられないので、気合でがんばりましょうか。
頭なんて痛くない、頭なんて痛くない、頭なんて痛くない……。
よし、さあ、今日もがんばろう。って、今日はもうちょっとで
終わりだってのさ(わはー



梅雨の合間ということで、いい天気ですなあ。でも、明日あたりからは
また雨模様らしくて、傘の準備を忘れないようにしないと。



D.C.S.S.をちまちま視聴中。ずっと止まってたけど、今度は最後まで
行きたいです。それにしても、2クールあると、まったりしてるなあ。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2008/07/01

「D.C.II S.S.~ダ・カーポII セカンドシーズン~」第13話



あれ、それで復活なんだ……。





朝倉姉妹の願いだけでは足りなかったってとこなのかな。
たまたま春なので、桜の活動も活発になってたから、起こった
奇跡なのでしょう。
忘れないように、ノートに名前を書き連ねていた音姫。
よかった、「弟くん」じゃなくて(笑)。
他のみんなも春だから、なんとなく気になるという程度で、間接的に
復活の手助けをしたってことでいいかしら。
いや、さくらと純一がいたから、出来た奇跡のほうがいいかな。



しかし、あの流れなら最後はみんなが集まって終わりでいいんじゃない?
朝倉姉妹がメインだから、ああなったのだろうか。
悪くはないんだけど、なんか、物足りない感じでした。
もっともっとみんなが違和感を覚えてて、それが桜に伝わって……という
展開なら、まだ納得できたのに。
だって、ななかが持ってた写真に、義之写ってるし!
��知らない友達が写ってるなあ、ぐらいの認識なのでしょうか)
まあ、最後に親友たちが思い出した(?)時に、一番最初に小恋が
「義之……!」と呟いたのは嬉しかったですが、だからこそ、最後に
出て欲しかったと思ったわけで。



それにしても、1期でメインだったから、2期で出番が皆無な美夏は
可哀相だと思うのですが。
でも、ななかの扱いのほうがひどいかな。どちらでも中途半端な
役でしかなかったので。



「2008年7月の新番チェック~」



東海エリア用で、僕専用ですが。

・薬師寺涼子の怪奇事件簿(7/7 26:05~)テレビ愛知
・ストライクウィッチーズ(7/7 27:00~)三重テレビ

・スレイヤーズREVOLUTION(7/2 25:28~)テレビ愛知
・乃木坂春香の秘密(7/16 27:14~)中京テレビ

・ゼロの使い魔 ~三美姫の輪舞~(7/10 25:58~)テレビ愛知
・恋姫†無双(7/10 26:28~)テレビ愛知
・ひだまりスケッチ×365(7/17 27:00~)CBC

・ストライクウィッチーズ(7/5 25:00~)岐阜放送



以上、春に比べるとだいぶ増えました。
ちゃんと消化できるかなあ。



文月のはじまりはじまり



「今月は読書がたくさんできるといいね。ところで、どんな
本読んでるの? ……って、これもしかして、えっちな本じゃあ」



頭痛が回復しません。正確には、昼頃からまた痛み出しました。
うーん、季節の変わり目だからかしら。いっぱい寝て、早く平穏な
生活になりますように。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。