2008/08/24

「劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王」



正直な話、あまり期待しないで見に行ったのですが、いい意味で
裏切られました。おもしろかったですよ。
ただ、ストーリーを細かく分析すると、いろいろおかしな部分もあるんで、
それはそれと割り切ってしまえば、という条件付ですが。





まず最初に、渡が周囲にキババレしていることが、そもそものTV版と違うところ。
これで、パラレルであることがわかったので、楽しめました。
そういやライダーの映画って、TVとリンクしてないのが普通でしたよね。
去年の電王ぐらいでしょうか、きれいに本編とリンクしてたのは。



ゲストのライダーがイマイチ小物だった、というかあまり目立ってなかった。
そういう意味では、キバのキャストは個性的なんだよね。
なんで渡が高校に行くことになるんだろうとか、序盤はいろいろ戸惑うけど、
音也たち過去チームと絡むようになると、これがおもしろいんよ。
親子の対面とか、共闘とか、みどころ多かったです。



前作のライダーのゲスト参戦は、今回はタロスたちイマジン4人でした。
しかも、中の人(笑)。
鈴村さん、遊佐さん、てらそまさん、そして関さん。
顔を知らないとわかんないかもだけど、セリフできっとわかるはず。
ただ、ちょっとだけ、電王の力借りすぎでは、とも感じたけど。



なお、例年では劇場版で最強フォームがお披露目というのがお約束
ですが、今回は特に新しいものはなく。
親子の絆がキーワードだから、しかたないのかな。
強いて言うなら、渡の……ぐらいかな。あれはビックリしたからね。



意外なほどおもしろかった劇場版キバですが、終わってからの予告で
すべてを持っていかれた気がします。
電王の3度目の映画化という予告に。
サプライズ効果はバッチリですが、キバの余韻なんかは完全に
吹き飛んでしまったことが残念だなあというのが、本音ですね。



0 件のコメント:

コメントを投稿