2008/10/19

「前回と前々回のSSについて」



えー、ちょっと時間が経ってしまいましたが、執筆の経緯などを残して
おこうと思います。
こんなこと考えながら書いてるんですよ、ということが伝われば嬉しいです。
「母と娘」と「両手に花」を読んでいない人はスルーしてくれても
構いませんので。





まず、「母と娘」について。
何がきっかけになって思いついたのかは、もはや記憶に無いのですが、
残っているメモによると、
「娘のことをのぞきに来た母親と、母親を失くした娘のお話」という
文章がありました。
対比させて書けたらおもしろそう、と思ったんだと思います。
元々、陽菜の誕生日にあわせたお話ではなく、夏休みの終わる前に
書くつもりでしたが、いろいろあって伸びてしまったわけです。



執筆においては、あまり苦労はなくて、思っていた以上にちゃんと
書けたと思ってます。シリアスですが、深いところまでは行かずに、
幸せな未来へとつながるように。
伽耶の悩みは、考えすぎると抜けられないし、陽菜の悩みは、一応の
解決は見ているものの、あえて孝平やかなで以外の人に話して
みたかった、ということがありました。
伽耶さんを着替えさせたのは、ビジュアルで遊んでみたかったから。
挿絵が無いからできることってあるよね(笑)。
一番いいのは、自分で描けるといいんですが、まだまだなので、
文章だけで。
もちろん、そうしようと思ったのは、陽菜の特技の「三つ編み」が
あったからですね。
特に意識したわけではないのですが、すんなり流れてくれました。
最後は、瑛里華と伽耶の架け橋になるように陽菜を配置して、
いい機会なので呼び名も変えて。



ゆえに、僕の作品では、瑛里華は陽菜のことを「悠木さん」と呼ぶ
時と、「陽菜」と呼ぶ場合の2通りができました。
うん、前フリはこれでオッケーだ(わはー



次に、「両手に花」について。
これについては、「どぶろくきんつば」に出会ったから、書いて
みたくなった、というだけです。
元は、白ちゃんがどぶろくきんつばを食べて酔っ払ってしまう、
だけでしたが、作品を読めばわかりますが、なぜか前半に意味不明な
コメディが入ってます。
これは書き始めたときに出てきたもので、正直に言うと、こっちの
ほうが書いてて楽しくなってしまい、締め方に悩みました(笑)。
白ちゃんに、ちょっとえっちな感じで孝平に迫らせてみようかと思って
いたのに、みんながいるので、普通に終わったという、若干は不完全燃焼
ではありますが、これはこれで、らしいかなと。
んで、タイトルも最初は「ぷかぷか」だったり。
ですが、いかにもわけがわからないので、ちょいと変更したわけです。
夏コミCDから、桐葉をお茶会に参加させるには、誰かに無理矢理連れて
こさせるしかないので、今回は白ちゃんにがんばってもらいました。
桐葉がお茶会に参加してて、へーじがいないのは、単に人数の都合です。
実は、僕が買ってきたどぶろくきんつばは、1箱に6個入りでしたから。
瑛里華、白、桐葉、かなで、陽菜、孝平。
人数分ですし、あまり登場人物が多いのも、厳しいのですわ。
あと、桐葉とへーじのポジションがカブってるというのもあります。
桐葉もへーじも、あまり喋らず、重要な台詞だけ言ってくれるので。



以上、こんな感じで書いているのでした。
実際、そんなにしっかりと考えてから書いているわけでもないし、
執筆中に変わったりはよくありますね~。
大まかに骨組みだけ考えて、後は書きながら文章を埋めていく感じです。
思い浮かぶのも、会話が最初で、後でバランスよく地の文を書いてたり
します。
あと、自分の特徴として、基本的に女の子はにっこり笑顔という描写が
やたらと多いです(笑)。



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