2008/04/30

空を見ながら待ちぼうけ



「あっ、えっとね? 慣れてるから平気なの! ……でも、
待つのが好きってわけじゃ、ないんだよ……」



こういう健気な子が幸せになるようなお話が書けるといいな。
さて、今日も暑かったですね。名古屋は27度だったとか。
もう夏ですなー(気が早い)。そりゃ、街を歩く女の子たちが
涼しそうな格好にもなるわけですよ。



ガソリン、また高くなりますねぇ。この1ヶ月、いろいろ
振り回された業界の方々は、これで落ち着くのかしら。
自動車メーカーは大変だったようで、システムの入れ替えは
もちろん、お客さんにも契約薦めにくい、ということを
聞きましたし。
僕の場合は、ガソリンの恩恵は3、4回ぐらいで、新車購入時の
取得税に至っては、5万以上も安くなったので、これは見事に
タイミングがよかったとしか言えないのですが、また復活するのは
めんどうですね。
そもそも、地方の発展には道路が必要だ、という理論以外に
ないのかね。さらに、一般財源化も視野にある、つーかいずれは
されるのでしょうが、車を使わない人のために税金を使われてしまう
ことの不平等さはどこに文句を言えば(ぇ



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/04/29

「空の境界 第一章 俯瞰風景」



予想以上の衝撃でした。
僕は、たまたま時間がなかったこともあって、原作の一章だけ、
一度だけ読んでから、この映画に臨んだんだけど、実はその
タイミングが絶妙だったような気がします。
小説を読んでイメージしていたことと、映画を見てわかったことの
差があって、二重に驚き、かつ得したなって気分になれたこと。
これはまあ、いつもの自分はラッキーだなという都合のいい考え
なんですが、本人が喜んでいるんだから、いいじゃない?





小説を丁寧になぞりながらも、ポイントはアレンジされていて、
特に戦闘シーンは圧巻。それと、音楽のすごさが体の感覚を半分ぐらい
持って行ってくれて、終盤はずっと鳥肌でした。
これはたとえにすぎないけれど、呼吸をすることを忘れるほど。
場内もほとんど物音がないくらいでした。
とある人物名や、式のあれなんかはネタバレかもですが、そんなことは
忘れてしまえるほど、作品に没頭してしまいました。



運のいいことに、1000円という低価格で見られたので、十分
元は取れましたね。
続きは、こちらでも順次公開されるみたいなので、次回もまた、
公開前に本をその部分だけ読んでから、映画館に行きたいですね。



天より飛来せしもの



「なんだろ、普通に考えたら隕石かな。あ、お金だったら
嬉しいけど、やっぱり愛がいいな、なんてね♪」



愛は近いと言えなくもなく。
何が落ちてきたかと言うと、エロゲでした(がーん)。
朝、ごはん食べた後にぼんやりネットしてたら、唐突に
落ちてきたんですよ。机の上に積み上げてたゲームが。
地震とか、衝撃を与えたわけではないんですが、とにかく
落ちてきまして、けっこう散らかりました。
確かに机からはみ出るように積んであったんですが、
崩れるほどではなかったのに。
しかし、このままではよくないと思い、いくつか処分する
ことにし、さらに机の上も崩れにくいように整理しました。
あー、これだけで午前中終わりです(わはー



昼過ぎにやっと終わり、ちょいとビデオ消化してから外出。
処分品を宅配に持ち込んでから、とらとメロンへ。
とらへはこちらを探しに行ったのですが、見つからず。
店員さんに聞くのもめんどうだし、そもそも本のタイトルも
覚えてなかったし。
その後、音楽コーナーで見ていたら、こちらの曲がすごく
よかったんですよ。
ただ、貼ってある歌詞カードの歌詞と歌が一致しなかったので、
とりあえずメモだけして、何も買わず。
メロンでも、何も。うわ、何しに来たんだよ(わは
ちなみに上記2点は、帰ってきてから通販で注文しました(わはー



ま、今日のメインは実は映画なのです。
「空の境界」を見に来たんですよ。
先日チェックしてから、ノベルスの第一章だけは読みまして。
それで見てきました。
今日の日記タイトルがここにかかるとは、誰も思うまい(えー
原作、または映画見た人ならわかるよね。
感想については、後のエントリーで。



夕飯は、同じ施設内の「黒龍」というラーメン屋で、みそトンコツ
ラーメンをいただきました。
かなり美味かったですよ。純粋な味噌ではなく、辛味のある味噌
でしたが。
さらに、今日が29日で、トッピングかドリンクのサービスも
ついてきて、得した気分でした。



「ラ・バーモささしま」ってはじめてだったんだけど、名古屋の
直近のわりには、落ち着いたスポットで、けっこういい環境です。
もともとが貨物駅の跡地で、全部が使われてるわけじゃないから、
空間があるんですよ。
駐車場も、映画見た人は3時間分もただになるので、うれしいです。
映画がはじまるまで少し時間あったので、付属のアミューズメント
施設で遊んだんですが、「太鼓の達人」のめちゃうまな人がいました。
自前のドラム用のスティックで叩いてるんですが、手つきからして
違うもの。ちらっと見ただけですが、鬼モードでフルコンボとか
出してたから、よっぽどだね~。
僕は「shiny smile」に「ポリリズム」、「ハレ晴レユカイ」とか
ぽちぽちと。まあ、2曲は名前を刻んできましたよ(わは
つか、100円で3曲もできるのかー。
ここにアイマスがあれば、通うんですが(ぇ
あ、そうそう、駐車場の入り口が最初わからなくて、ぐるっと一周
したのは秘密です。
だって、ガードくぐったらすぐ右手にあるんだよ、もちっと大きく
看板出しといてくれれば……。



あー、今日はずいぶん長いね。やっぱり休みの日は何かしらあるから、
書くことがあるんだよ。映画待ちの時間も、することがなくて、あー
本でも持ってくればって思ったけど、ふと思い直して、ケータイで
SSのプロット書いたりと、妙に充実した一日でした。



ではでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2008/04/28

「FORTUNE ARTERIAL」(オーガスト)陽菜ルートプレイ中~♪



文化祭が終わって。





陽菜が抱えていたもの。それは、ずっと昔からのもので、想像
以上に重たかったです。
それがあるから、自分よりもかなでのことを優先してしまうことは
わかるんですが、ずっとそのままではいけないってことも、きっと
心の奥ではわかってるんだろうな。



見えない壁の向こう側



「すっごく薄くても、やっぱりヘンな感じだね。わたしと
しては……ないほうが好き……だよ?」



わかる人だけわかってもらえれば、それでいいです。
すでにGWに入っているところがあるからなのか、車の数が
いつもよりも多かった気がします。
うちはカレンダーどおりの予定ですが、何をしようかって
全然考えてないんだよね。
こういうのは綿密に計画立てるよりも、大筋だけ考えて、
あとは臨機応変に、のほうがおもしろいと思うんだよね。
……あれ、なんかそれはSSの書き方でもあるような(えー



F1。スペインGP。
今回はちゃんと見ましたよ……途中からでしたが(笑)。
今年はやたらとマシンが壊れる場面が見られますが、
コバライネンのクラッシュはちょっと肝が冷えました。
ほとんどノーブレーキでタイヤバリアに突き刺さったもんなあ。
幸い、命に別状はないようでよかったです。
リプレイ見ましたが、なんだか左のフロントから破片が
飛んだのが見えましたが……?
中嶋一貴は7位入賞。1年目なのに、すごいなあ。
佐藤琢磨は13位。でも、彼は終盤のクルサードとのバトルが
ほんとにすごかったよ!
スーパーアグリは資金難がとにかくヤバイ状況のようですが、
ぜひともがんばってほしいところ。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2008/04/27

今週の獲物~ (画像はこちら)



「電撃G's COMIC Festival!VOL.2」
「電撃萌王」 2008-6



普段は買わない雑誌たち。G'sのほうはタオルがあるからですが、
萌王のほうは、表紙絵と付録がよさそうだったので買いました。
まあ、使うわけではないんですけどね?



「劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事」



ストーリーのつっこみどころに、ツッコミを入れるのはやっぱり
よくないだろうと思うので、言及はしません(笑)。
これは、電王を懐かしく楽しむための映画だと思うので。





電王とキバの絡みが、もう少しあればよかったね。
でも、お互い知らない同士なんだから、しょうがないのかな。
キバのほうが攻撃力高いのは、やっぱりバイクのおかげか(笑)。
新人(?)の警官が失敗してしまうシーンがあるんですが、
彼を元気付ける良太郎がよかったね。こういうところが
彼の強さだと思うので。
全体的にアクション多めで、見ていて楽しかったです。
ダブルライダーキックはいつの時代も最強だな(わはー
ゼロノスは、今回は妙に苦戦気味でしたが、デネブにチェンジ
してからは鬼のように強いのはなんでだ(わは
個人個人の見せ場も多く、まさか良太郎以外に憑依するとは
思いもしなかったので、あれはおもしろかった。
電王はノリで楽しむ作品なので、劇場版もそれでいいと思う。
あと、彼の親父さんがあのひとだったことに、素で驚いた。
公式サイトのキャストのページには、ちゃんと書いてあったけど、
そんなの見てなかったので、嬉しいぷちサプライズでした。



終わった後、夏のキバの映画予告があったんですが、なんか
すごく意味深でした。



「仮面ライダーキバ」第13~14話



名護さんがいきなり車の前に飛び出してびっくり。
足で車止めてびっくり。
中にいたのは犯罪者で、名護さん八つ当たりでボコにしてるところを
警官に止められて、あげく捨てゼリフ付き。
いや、もうおもしろすぎた。



音也は、イクサを掠め取ったのかと思ってたのに、拾ってた(笑)。
なんだろう、この適当さは。ファイズを思い出すな。
しかし、ベルトはほんとにどうしたんだ(わは
すごい強いし、次狼も逃げるとは、イクサ恐るべし。
しかし、身体には反動が来てて、ゆりの前では強がってるところが
彼らしい。しかも、めちゃ踊ってるし(わははー
次狼も、もうやっちまうつもりで、仲間(?)にサポート頼んでたのか。
意外にプライドないっていうか、抜け目ないのか。
僕、参上♪ かよ(ぉ
変身解除した音也はどうなる?



渡が前向きで夢を語るようになったのは、前回のライブで多少生まれ
変わったって解釈でいいのかな?
番組当初からすると、えらい変わりようだ。この世アレルギーは
本当に思い込みだったんだなあ。
今回、はじめて自分の意思で、つか怒りでファンガイアに向かって
いきましたな。ついにバイオリンの共振(?)も見なくても、
感じ取れるようになったみたいだし?
紫はちょおパワーなので、使いにくいの……か?
両腕だもんなあ。



次回への引きが、これまたファイズっぽくなってきたような。
次狼ピンチ→なんとかかわした。
音也ピンチ→紫orゆりorその他が助けに、みたいなことに
なりそうなんですが。



って、今、公式サイトの次回予告見てみたら当たってる(えー



今期分についての進捗状況 AR シ



「ARIA The Origination」第13話
ついに最終回。
灯里ちゃんの涙に、思わずもらい泣きしました……。
そして、アリシアさんの歓送会も描いてくれるとは。
アニメの構成は素晴らしいですね。
冒頭の、灯里ちゃんが来た当初のあのシーンを出したのも、
ラストシーンにからめてのことでしょうし。
素晴らしい作品でした。こうやって、人から人へと受け継がれて
いくものなのですね。



「灼眼のシャナ II」 第23話
零時迷子が取られても、すぐに消えるわけじゃないのか。
存在の力が残ってる限りは大丈夫なんですね。
教授のおかげで、近衛史菜の目的が明らかに。
結局、人造紅世の王を作る、でいいのか?



「FORTUNE ARTERIAL」(オーガスト)陽菜ルートプレイ中~♪



実に1ヶ月ぶりとなってしまいましたが。





��回目のデートで海に来た孝平と陽菜。
特に目新しいわけでもないのに、なぜか楽しすぎる。
それは、間接キスに反応するふたりだったり、孝平の視線に
どきどきする陽菜だったり、とにかく可愛いんだよね。



私信です



時の棲む森(早坂充さん)
かなでさんぷちSS(?)の紹介ありがとうございました。
がんばってみましたが、えっちなのはあれぐらいで精一杯です(えー



リースSSの紹介ありがとうございました。
��擬人化か使い魔モード希望です
了解です。実は、考えてはいたんですが、今、決めました。
多分、次回あたりに出る予定です。
パロディもありがとうございます。
こういうひとコマがあると、嬉しいですね~。
時に、そのパターンでは、さやかさんをオトナにしたのは、
達哉なんですよね?(ぇ



M-A-T 別館(ふみぃさん)
かなでさんぷちSS(?)の紹介ありがとうございました。
��気が付いたら自分もこの想いに
そうですね。オーガストらしくはないんですが、裏では
こういう想いを抱えているかもってことで。



Sketches and company(ブタベストさん)
04/21 朝倉音姫(D.C.II)
完全無欠の甘やかしお姉ちゃん、大きなリボンがいいですね。
同じくゲームはプレイしてません。買ってはあるのですが(笑)。
家でお料理してる時に、髪を結い上げてるのも好きですわ。



04/23 瑛里華(FORTUNE ARTERIAL)
こういうシーンがあるのも、FAのいいところです♪
バーニング瑛里華は、いろいろなバージョンがあるので、
チェックしておくといいですよ(笑)。



てきとうなもの(うぃんぐさん)
リースSSの紹介ありがとうございました。



加速すれば、過去へも未来へも



「どんなに速くったって、わたしはキミに置いてかれないように
してみせるから、か、覚悟しなさいよねっ!」



スピードって、やっぱり大切だと思うんだよね。
だから、後悔はしてません。そこにあるのは、未知への扉。
試しにi-VTEC発動させてみました。……すげえ。
田舎道だからできたことだろう。一般道ではなかなかきつい。
クラッチが重く感じるのは、鈍っている証拠だよな。



朝イチで髪を切ってもらった後、「電王&キバ」を見てきました。
ほんとはレイトショーがよかったんだけど、公開2週めともなると、
夜はやってくれないみたいで、しかたなく定価で見ましたよ(笑)。



昼からは、まったり。とある方からのメールがきっかけで、1ヶ月
ぶりにゲーム起動しました。海の陽菜がめちゃくちゃ可愛いんですが。



競馬。フローラS。
今回はプラス。2着のカレイジャスミンが逃げそうになった時は、
先々週、先週の悪夢が蘇りましたが、レッドアゲートががんばって
くれました。3着のキュートエンブレムも予想してたので、今回は
単勝と、ワイドをひとつゲット。
今のところ、単勝とワイドにしぼってますが、1着から3着までを
当てられるようになれば、ワイドで元は確実に取れるはずなので、
しばらくはこれで。これを昇華すれば、馬連でも勝ち目は出てくる
予定なので。



ではでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/04/26

「シビック TYPE R」納車、そして



待ちに待った、というほどでもなかったはずでしたが、やはり心の
奥ではどきどきしていたような気がします。
今日は、6時過ぎに目が覚めてしまいました(笑)。





まずは、保険の変更から。
本当は、昨日、兄にやってもらうようにお願いしていたのですが、
本人じゃないとできないらしく、朝一番で電話しました。
電話口でのやりとりでしたが、無事に変更完了。
ABSやら衝突安全ボディやらついてるおかげか、以前よりも保険料が
安くなりました(わーい



天気は、あいにく先日の空模様を引きずっていて、雨。
僕は別に気にはしないのですが、逆に周りが気遣ってくれたり。
幸いにも、ディーラーへ着いたときには、かろうじてやんでました。
やはり、「日頃の行いが良いせい」でしょうね(えー
簡単に説明を受けて、それから頭金の残りを支払って。
そういや、暫定税率がなくなっているおかげで、取得税が安く
なってました。
��00万の約2%ですから、そりゃ大きいよ。
��月にはまた復活してしまうかもしれない暫定税率ですが、今回に
限ってはラッキーとしかいいようがないです。
やはり、「日頃の行いが(しつこいです



まっすぐ家に帰るのではなく、慣らしがてら少し遠回り。
はじめてのナビを使ってみたり、CDを聴いてみたり、マニュアルの
走りを楽しんでみたり、いろいろできました。



昼食後、ちょうど太陽も出ていたので、写真をぱちり。
プロフィールをこっそり更新してありますので、そちらをどうぞ。



サイドにはデザイン重視で、ステッカーをオプションでつけました。
値段を聞くとビックリするぐらいですが、つけてよかった。
だって、カッコいいよね♪
ウイングの上が黒くなっているのは、見栄えの問題らしいのですが、
運転席から見たら、それなりに視界は遮られていたり。
まあ、羽根なんて飾りですよ(ええー
内装はこんな感じ。
ビニールは、運転席のやつはこの後で取り去りました。
だって、邪魔だし。
助手席と後部座席は、もうちょいそのまま(笑)。
バケットシートのせいか、乗り込むときは結構ラクです。
運転席から。
ハンドル入れようとしたら、視界が確保できませんでした。
ハンドルのスイッチでオーディオの操作ができたり、音声認識も
ついてたり。
ナビもつけました。純正だからか、運転中はTVとDVDが見れません。
別に、見てる余裕ないからいいけどさ……。



さて、この車の愛称ですが。
シビック TYPE-R、シビックタイプアール、しびっくたいぷあーる、
しびっくたいぷあーるーしーびっくたいぷあーるーしー……。



よし、「るーこ」にしよう!



正式名称は「るーこ・きれいなそら」さんで(わはー
「ルーシー・マリア・ミソラ」さんでもいいけどね。
そんなわけで、今回もToHeartシリーズから愛称が決定されました。



無事に愛称も決まったところで(というのは冗談ですが)、別の
お店へ。
今回、新車だし、それなりに高い車でもあるので、セキュリティーを
つけようと思ったのです。
事前に調べてみたのですが、ハンドルロックなど簡易型では、やはり
効果が薄いようで、きちんとしたシステムつけたい。
そんな理由から、名古屋近郊でセキュリティーを取り付けてくれる
お店をネットで調べて、見積り取っておいたのです。
そして、選んでおいたお店に予約していまして、そこへ行ったわけです。
若干狭い道のところで、おまけに隣の駐車場を間違えたりして、さらに
まだ慣れない車でのバックであせりまくり。
何度もエンストしてしまいましたよ……。
ありがたいことに、お店の人が車で気付いてくれたようで、案内して
もらってなんとかなりました。
あー、かっこ悪いなあ(笑)。
いろいろお話を聞いて、予定していたものより2ランク下のものを
つけることにしました。
そこまで高級なのは必要なさそうだと思いましたので。
予約を入れてもらって、任務完了。
帰りはスムーズに出られました(わはー
あ、ちなみに、セキュリティー取付まで、少し間があるので、ハンドル
ロック貸してもらいました。
こういうサービスはとても嬉しいですね。



初日としてはこんなところですね。
まだ慣らし段階なので、回転数を上げられないのですが、一度だけ
��000ぐらいまで引っ張ってみたら、やっぱ違いますわ。
��速も使ってみたけど、すごく安定してるし、コーナーでも車体が
きしむような感じはまったくないんよ。
��んな高速でコーナー走ったわけじゃないけど)
パワーに関しては申し分なし。いかに滑らかスタートを決められるかで
快適度も違います。
ギャップのハネについては、テクニックではカバーしきれないところも
あるんで、これは慣れるしかない。
ドライバーはまだいいんですが、助手席だと多分慣れるまでは辛いかも
しれないです。



運命の日。そして、彼女と出会った



「はじめて目が合った時、今までで一番どきっとしたの……」



ついに、納車されました。
詳しくは、次のエントリーにて。
乗り心地は、以前試乗した時よりは固くないかなと感じましたが、
それでも路面のギャップは拾いまくってくれます(笑)。
慣れないと、助手席の人は車酔いしちゃうかも……。
丁寧な運転を心がけないとってわけで。
ちょお久しぶりに、ペットボトルトレーニング再開です。
頭文字Dを知ってる人は、紙コップのアレを知ってると思うんだけど、
要はあれと同じこと。
ペットボトルに適当に水を入れて、ふたをして、それを助手席の
床に置いて、それを倒さずに走るだけ。
これは、丁寧なハンドルワークとアクセル・ブレーキが鍛えられます。
「急」がつく動作をしないってことですね。
急加速、急ブレーキ、急ハンドル等など。
まあ、それとハネるのとは別の問題ですが、少しでも気持ちよく
運転できるようになりたいものです。
今晩は、説明書をじっくり読み込もう(わは



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/04/25

胸が躍って、心弾んで



「め、目がイヤラシイっ! でも、見てもらえないと何かに
負けた気がするんだよね、何にだろ?」



ついに明日です。
最近は目覚めが少し早いんですが、身体もワクワクしてるって
ことなのかな。
契約から丸二ヶ月ですが、不思議と待たされた感覚はないです。
むしろ、落ち着いてマルチたんともお別れできたし、つなぎの
ティアもなかなか楽しめましたし、そういうふうに考えると、
よかったと思えますね。



ブタベストさんがブログに書かれていた、「どれほど需要が
あるのか」、ということについては、僕はそんなに
気にしてないなあ、ですかね。
ずっと同じ作品ばかり集中しているのであればともかく、時間と
ともに興味も移っていくし、新しいものも古いものも、好きなものを
取り上げるというのが、基本にありますから。
お客のニーズに応える、というスタンスもありますが、僕が優先
したいのは、自分が書きたいものを書くってこと。
楽しんで書ければそれでよくて、誰かひとりでも見てくれる人が
いれば、そんなに嬉しいことはありません。
「『自分の好きなもの』を掲載できる」という一文に、激しく
同意します。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/04/24

雨のち強風



「うー、すっごく濡れちゃった……って、今度はイタズラな
風なの? もー、いやぁん、こっち見ちゃダメだからね!」



午前中はすごい雨でしたが、夕方にはやんでまして。
でも、風が強くて寒かったです。
こういう時に体調って崩しやすいので、気をつけないと。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/04/23

もういくつ寝ると



「お休みだから、いっぱいいっぱい一緒にいられるねっ♪」



もうすぐだと思うと、ワクワクが止まりません。
それとは別に、ちーちゃんからのメールが最近頻繁に届くのですが、
これはいよいよ最後通告なのでしょうか(わは
つっても、平日はとてもじゃないけどゲーセンに行けないし。



今朝、新聞を見てて気が付いたんですが、名古屋でも「空の境界」って
放映されてるんですね。
てっきり東京だけかと思ってたら、他にも大阪と北海道まであるし。
原作は、ノベルスになった時に購入してありますが、実は未だに
読んでなかったりします。
だから、ここらで読んでから、映画を見に行けたらちょうどいいかな。
名古屋では「109シネマズ名古屋」で放映中。
場所は、名古屋駅から南にちょこっと行った所なので、便利です。
僕は行った事ないんだけど(笑)。
あとは、どういう理由なのかわかりませんが、デジタル上映で
��000円だそうです。
ま、時間は短いので、それぐらいが妥当かなと思わなくもないですけど。
上映スケジュールによると、今のところ5月2日までは1日2回上映
らしいので、それまでに見にいけたらなーと思います。



しっかし、ゲームをやらなくなると、いつも長くなるなあ。
仕事が忙しいとか、細かい理由は重なってるけど、たいていのゲームが
半放置で進むのは、このせいだなあ。
だから、去年は数年ぶりに「天いな」と「CLANNAD」を再開して、
どっちもクリアしてたりします(笑)。
まあ、FAはそこまで放置することはないと思うけど、GW中に陽菜シナリオ
くらいは終わっておきたいな。そうでないと、「さくらッセ」が完全に
積まれてしまいそうなので(えー



またもいろいろ溜めてますが、いつものごとくお休みの日までお待ちを。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/04/22

1+1=?



「き、キミとわたしが合体したらってこと、だよね?
えっと、ええっと……、き、気持ち良い……よね」



タイプムーンエース、売ってました(笑)。
昨日よりは30分ほど早く終わったので、いつもの本屋に
ダメ元で行ってみたら、2冊ありました。
こういう時の常套句は、「日頃の行いがよかった」で
いいのかな。……別に、信じなくても良いけどね。



……派手なのが良いか、地味なのが良いか。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/04/21

私信です



いつか見上げた、あの青空の下で・・・ (マスターうーさん)
コメントのエロイぜのおかげで、お客さんが今日は多いです(笑)。
��各ヒロインとのエロス
言われてみれば……。結構、大きな声出してますしね。
��姉妹で聞き耳立てながら
まさかの姉妹(ピー)!?
どっちが主導権握るんだろ、ワクワク(ぉ
やっぱり、かなでさんがいいですか?



やまぐうのページ(やまぐうさん)
��ひとりでするのは
それはいいんじゃないカナ、いいんじゃないカナ(2回言うな)と
思うんですが、この場合は盗み聞きが風紀的によくないので。
まあ、盗み聞きではなく、聞こえてきただけなんですけどね(笑)。



月のカタチ



「これでも、形はきれいだと思うの。そ、そりゃあんまり
大きくはないけど……」



タイプムーンエースが売ってません(えー
予約してなかった、といういつものパターンなんですが、
ホントに売ってるのかな、と疑いたくなりますわ。
今日は仕事が終わるのが遅くて、22時過ぎにようやく
本屋に着いたんだけど、影も形もないのさ。
そもそも、入荷してるのかどうかもわからないんで、明日は
もう少し早く終わって、本屋巡りできるといいな。



さて、ありがたい事にネタも戴いているので、続きの構想に
入りますか。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/04/20

今週の獲物~ (画像はこちら)



「生徒会の二心 碧陽学園生徒会議事録 2」 葵せきな 富士見ファンタジア文庫



「電撃文庫MAGAZINE Vol.1」 2008 May



「GAME」 Perfume 徳間ジャパンコミュニケーションズ
「リフレクティア」 eufonius ランティス
「Tears...for truth ~ true tears イメージソング集~」 ランティス



「CLANNAD 5」 ポニーキャニオン



電撃文庫MAGAZINEは、とらドラが載ってるから買ってみたんですが、
載ってるの後編なのね……。
そういや、確か創刊号があった気がする。



「ホーリーランド」第7~10話



シンがやられて、ショウゴもカトーにやられて。
このへんは随分痛々しいです。
しかし、カトーのタフネスっぷりもすげえなあ。
ユウは街でヤンキーを狩り続け、ぐんぐん強くなって。
ついにカトーとの対決。最初に有効打(?)が入っても、
うまく道具を使われて、一気に劣勢に。
もうダメかと思った時、ショウゴに教わったヒジが炸裂!
こりゃ確かに凶器だな。
止まれなくなったユウは夜の街をさまよい続け、ついに
マサキとの対決に。マサキとの攻防はすごいわ。
路上のカリスマは伊達じゃない。



原作をうまく消化してくれて、すごくおもしろいです。
流れ的には、立ち直った後のタカとのタイマンで終わりかな。



「仮面ライダーキバ」第11~12話



過去編でもイクサが出たり、名護さんの気分の変化が激しかったり、
バンドはどうでもよかったり、けっこう詰め込まれてるなあ。



「命が惜しかったら俺の言う事を聞きなさい!!」



とファンガイアに命令する名護さんおもしろすぎ(わは
さすがは青空会の頂点に立とうとする男だ。
現代のイクサは、改良も済んでいて、肉体への負担は少ないのかな。



「生徒会の二心 碧陽学園生徒会議事録 2」 葵せきな 富士見ファンタジア文庫




生徒会の二心 碧陽学園生徒会議事録2 (富士見ファンタジア文庫 166-8 )

生徒会の二心 碧陽学園生徒会議事録2 (富士見ファンタジア文庫 166-8 )






カラー口絵が3枚とも素晴らしい出来です。見た瞬間に吹きました(えー
いやはや、今回も大いに笑わせてもらいました。
ネタのなかで、ブリーチは読んでないんで単語しかわからないんだけど、
まあ、他はそれなりに(わは



文庫だからか、前半でギャグ、後半にちこっとシリアス&いい話って
流れは決まりみたいですね。
にしても、新キャラの先生もかなりのもんですわ。何かに、絡んでる
みたいだし。



最後の鍵の地文に、すごく共感してしまった。
本格的なエロ描写よりも、ちょっとえっちで(セクハラ含む)、日常が
描かれてるほうが、自分の好みなんだよね。
自分で書くのもそういうのがほとんどだし。
そういう意味では、このシリーズはすごく気持ちよく読めますね。



知弦さんのアイコンタクトは、知弦さんの本音が聞こえてくるようで
いいですね。



それにしても、口絵の3枚目は確かに18禁っぽいなあと。
この1枚だけでしばらくはがんばれそうです(わはー



私信です



淡色館 (来島あわさん)
04/18 リース(夜明け前より瑠璃色な)
無口なキャラは難しいですよね。元気に動いてくれるほうが、
書く(描く)身としては楽かなって思います。



いつか見上げた、あの青空の下で・・・ (マスターうーさん)
��月18日 かなで(FORTUNE ARTERIAL)
これは孝平の部屋で……してるのを聞いて、というシーンですかね。
こういうパターンは新鮮ですね~。
投票は終わりましたが、ちょこっとお話を。



「ん、ひなちゃんの声が聞こえるなあ……。こーへーの部屋に
いるのかな」
 ひなちゃんに電話してみようかと思ったけど、ひなちゃんとこーへーの
邪魔はしたくない。ひなちゃんの幸せが、わたしの幸せなんだから。
「あれ、静かになった」
 ひなちゃんの声が聞こえなくなったので、聞き耳を立ててみると、
かすかに聞こえてきた。いつもと違うひなちゃんの声が。
「ひ、ひなちゃん……こんな声、出しちゃうんだ……」
 姉妹でも知らないことがある。それはわかっているけど、予想
以上の艶かしい声に、無意識にわたしの指はわたしの大事なところに
触れていた。
「ダメ、だよ……こんなこと、わ、わたしは風紀委員長なのに……」
 言葉とは裏腹に、指の動きはどんどん激しさを増していく。
 聞こえてくるひなちゃんの声も、ちょっとずつ大きくなっていく。
「ひなちゃん、そんなに大きいと、聞こえちゃうよ……」
 きっと、こーへーがひなちゃんを気持ちよくしてるんだ。
「ひなちゃん……こーへー……」
 頭の中にどんどんもやがかかっていく。この下の部屋で、ほんの
ちょっとしか離れていないところで、ひなちゃんとこーへーは……。
「わ、わたしも……ううっ、いっしょに……」
 言葉に出来ない想いを抑えながら、わたしはいけないと思いながらも
その行為をやめられなかった。



以上です。難しいなあ。



��周年のご祝辞、ありがとうございました。



時の棲む森(早坂充さん)
��月19日
・夜明け前より瑠璃色な sideshortstory 「夢の中のBirthday」
すごくせつない、ですね。夢の中でどんなお話をしていたのか、
それは読者が想像するしかないか。
あ、でも夢じゃないのかも、ですね。



毎回つっこむのも嫌がられるかもしれませんが、いくつか誤字が
ありましたよ~、と報告だけ。



麻巳SSの感想、ありがとうございます。
出来るまで、いろいろ時間のかかったお話でしたが、麻巳らしいと
言ってもらえて嬉しかったです。



まったり空間(マクさん)
麻巳SSの感想ありがとうございます。
太字で宣伝までしていただけるとは(笑)。
ネタのソースはコミックスから、なんですが、1年もかかっていると
いろいろ忘れがちです。
近いうちに、あとがきっぽいものでも書こうかな。



M-A-T 別館(ふみぃさん)
��周年のご祝辞、ありがとうございました。



Sketches and company(ブタベストさん)
04/15 瑛里華(FORTUNE ARTERIAL)
こんな仮装イベントもおもしろそうですね~。
つか、2枚目は「かもめ亭」ですよね(ぇ
マリーさんから借りたのか、それとも瑛里華がバイトに入ったのか。



04/18 麻巳(Canvas2)
笑顔でどきどきするのは、その子が魅力的だからですよね。
当初は、確かふたりきりのシーンを考えてたはずなんですが、
なぜかそういうシーンはなくなりました。でも、ちょっとだけ
イタズラっぽい麻巳さんもまた魅力的だと思います。



��周年のご祝辞&SSの感想ありがとうございます。
麻巳さんが見られて嬉しかったです♪



04/19 リースリット・ノエル
イメージぴったりのリースさん、どうもありがとうございます。
杖は……むー、デザインについてはまだあまり考えてない、
というのが本音です。
クロネコさんは、ありがたく使わせていただきますね。



青空と太陽と



「たまには、お日様の下でってのも……いいよね?」



��月とは思えないほどの陽気でした。
上着を着て出かけたんだけど、いらなくて途中で脱ぎましたし。
こんな天気が良い日は、ほんと外を歩くのが気持ち良いね。



競馬。皐月賞。
キャプテントゥーレか……。人気だけ見たら7番目で、悪くは
なかったんだね。
タケミカヅチを保険にしてなけりゃ、ワイドが獲れてたんですが。
いやいや、予想通りにはいかないものですわ。
欲張ってちと数多く張ったんで、損失が一気に増えました(笑)。



リースSSの感想ありがとうございます。
これについては、明日以降に返信させていただきますね。



ではでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/04/19

魔法少女リースリット・ノエル 第2話






第2話 魔法のような奇跡



 まばゆい光を放つそれは、少女の目の前で制止する。
 どうして彼女には向かっていかないのだろう。俺にはすごい速さで
向かってきたのに。
「フィアッカ?」
 少女は杖に問いかける。
『ふむ……おそらく、つがいだろうな』
「……わかった。寂しいんだと、思う」
 そう言うと、少女は杖を光に向ける。
「フィアッカ、解放して」
『了解』
 少女の声に反応して、杖が光った。その光はやがて杖から離れて、
空中を漂う。そして、最初の光と重なると、より大きな光になった。
『リース、準備OKだ』
「うん」
 少女が杖を構えた時、それまでおとなしくしていた光が、俺を
目掛けて動いた。
「え?」
 明らかに油断していた俺は避ける間もなく、光の直撃を受けた。
「うわぁ! ……あ?」
 衝撃が来ると思った俺は思わず声を上げかけたが、衝撃は来なくて。
伝わってくるのはやわらかい感覚と不思議な気持ちだった。
「……なんだか、イタリアンズにじゃれつかれてるみたいだ」
 光は、俺の胸にすりよっているように見えた。俺はおそるおそる手を
伸ばしてみると、喜んでいるようにも思えた。
「じっとしてて」
 少女の声は、俺に向けてのものか、それとも光に向けてのものか。
 少女が何かを唱えると、杖の形状が変わり、昨日と同じ緑色の光が
周囲を照らした。



 緑色の光が収まると、あの不思議な光はなくなっていた。
 昨日とまったく同じ光景。やっぱり、あれは夢じゃなかったんだ。
 そして今起きたことも、もちろん夢じゃない。
 俺は目の前に立っている少女を見ると、少女も俺を見ていた。月が後ろ
から照らしているため、彼女の表情はわからない。
 しばらく、お互いに見つめあっていると、彼女が口を開いた。
「今、見たことは忘れてくれると、嬉しい」
「……残念だけど、忘れられそうにないよ」
『まあ、そうだろうな』
 彼女と俺以外の声が聞こえた。……やっぱり、杖だよな?
『そう、そなたの考えていることは正解だ。私はリースの持っている杖だ』
 杖が喋っている。さっきから彼女と杖の会話は聞こえていたが、
話しかけられるとあらためて本当だと実感する。
『自己紹介させてもらおう。私はフィアッカ。フィアッカ・マルグリットと
いう。そして』
「……リース。リースリット・ノエル」
 彼女はぶっきらぼうに、名前だけ答えた。
『もしよければ、そなたの名前を教えてもらえないかな』
「俺は、朝霧達哉と言います」
『達哉か。先ほどリースが言ったが、今日のことを忘れてくれるという
ことは、やはり無理な相談か?」
 口調は丁寧で、脅すような雰囲気はない。何といっても杖なので、
表情が伺えないが、口調からは悪い印象は受けない。
「……そうだな。忘れようったって忘れられないと思う。魔法使いと
出会ったことなんて」
 俺の言葉に、リースは怪訝な表情を浮かべた……ように見えた。
『なるほど、魔法か。……確かに、そう見えるかもしれぬな』
「……違うのか?」
『まあ、それは大したことではないのでな。では、質問を変えよう。
今日のことは秘密にしておいてもらえないか。もちろん、詳しいことは
話せないが、出来る限りそなたの質問には答える、という条件を
つけさせてもらう』
 それなら、俺が断る理由はどこにもなかった。



「ありがとうございましたー」
 幼なじみの鷹見沢菜月の元気な声が店内に響き渡る。昨日と同じように、
俺はバイトをしていた。仕事をおろそかにしているつもりはないが、
菜月には俺の心が今ここにないことがわかるのだろう。何も言わずに、
俺のフォローをしてくれていた。
 今度、何かプレゼントでもしよう。と言うことを考えられるように
なったのは閉店間際になったからで、それまで俺はずっとリースと
フィアッカから聞いた話のことばかり考えていた。
 ふたりの話によると、リースは月人で、ロストテクノロジーというものの
管理をしている一族らしい。
 ロストテクノロジーとは、その名前が示すように、”失われた技術”の
ことで、遥か昔の月と地球の戦争があった頃に、使用されていたとのこと。
 そして、ロストテクノロジーの中には取り扱いが危険なものもあり、
リースたち一族はロストテクノロジーの探索、捕獲、運用、管理を担っており、
それを統轄しているのが、”静寂の月光”と呼ばれる、教団なのだそうだ。
 月の生活には様々な技術が使われているが、それらの多くはロスト
テクノロジーであり、それを管理する教団は月の国教も司っているので、
月社会においては絶大な影響力を持っていると言える。
 そういうわけで、昨日、俺に向かってきたあの光もロストテクノロジーの
ひとつだったわけだ。ちなみに、今回のロストテクノロジーは危険なもの
ではなかった。詳しくは教えてもらえなかったが、どうやら疑似ペット
みたいなものらしい。フィアッカが言うには、犬好きの俺を察知した光が、
自動的に俺に近づいたようだ。ふたつあった光は、オスとメスだとか。
光にオスもメスもあるのかと思うが、そう言われれば納得せざるを得なかった。
 満弦ヶ崎周辺には遺跡がいくつも点在しており、時折ロストテクノロジーが
発掘されたりするらしく、リースはしばらく地球にいるらしい。



「それにしても、満弦ヶ崎湾って、ほんとに丸かったんだなあ……」
「え、どうして? 地図にだってちゃんと載ってるじゃない」
 菜月がそう思うのも当たり前かもしれないが、それを実際にこの目で見たら、
きっと俺と同じ感想になると思う。
 昨日の話の後、信じられないかもしれないが、俺は空を飛んだのだ。
『まあ、せっかく出会ったのだ。土産程度に思えばいい』
「Fモード、スタンバイ」
 リースの言葉でフィアッカの形状が変化する。そして、淡い光を放つ
フィアッカを俺に軽く触れさせ、
「エステル・マジカル、フライング開始」
 リースの呪文が終わると、俺たちは徐々に浮かび始めた。
「う、うわあああ」
『そんな声を出さずともよい、落ち着け達哉』
「大丈夫」
 そんなこと言われても、はじめてなんだから落ち着けるわけがない。
「平気」
 俺が不安なのがわかったのだろう、リースは俺の手を握ってくれた。
リースの手は小さくて、あたたかかった。
 それで俺は落ち着いて、眼下の光景を見ることが出来たのだ。
 それはまるで、魔法のような奇跡の満弦ヶ崎湾の光景だった。



「ま、ぼーっとしてるのもいいけど、まだ閉店じゃないってことを
忘れないでよ?」
 手に持ったお盆で、ぺこし、と俺の頭を殴る菜月。
「お、おう」
 俺が頭を撫でていると、カランコロンとカウベルの音が聞こえた。
「いらっしゃいませ。……あれ?」
 入り口のほうを見ても、誰もいない。気のせいかと思った時、
見覚えのあるネコミミの帽子が、扉の向こう側にちょこんと見えているのに
気が付いた。
 あれは、もしかして。
 俺は扉を開くと、小さなお客様を出迎えた。
「いらっしゃいませ。トラットリア左門へようこそ、リース」






 to be continued…















 次回予告。



「みなさん、こんばんは。エステル・フリージアです。
 ロストテクノロジーが今回はじめて登場した単語です。
 これは重要なので、きちんと覚えておいてくださいね。
 さて、次回はどうなるのでしょうか。私もいよいよ本編に
登場しますので、次回も見てくださいね。
 次回、魔法少女リースリット・ノエル、第3話。
『あらたな魔法、発現』。
 次回も、エステルマジカルがんばります!」



出来ると思えば、なんだって



「ふうん、じゃあ出来るって思って。これからずーっと私のことを
好きでいられるように。私も、あなたに好きでいてもらえるように
がんばるから」



昨日の雨はマチガイだったのかと思えるほどのきれいな青空でした。
こういうのを見ると、元気になるよね。
そう、たとえ仕事でミスしても元気でがんばります(ぇ



今日はリースのお誕生日です。なんとか間に合いました。
今日が土曜日でほんとに助かりました。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/04/18

とんでもない目覚まし



「おっきろー、おっきろー。早く起きないと、イタズラして
ムリヤリにでもおっきさせちゃうよ?」



そんなことしなくても、朝はおっきしてますよね(げふんげふん)。
今朝は、雷の音で目が覚めました。
なんかもう、とんでもない轟音で、何事かと思いましたよ。
雨も激しかったんですが、夏でもないのにこういう日もあるんですね。



ここのところ、毎日のように岐阜まで通っているのですが、今日は
ずいぶん荒っぽい運転をする人がいました。
こっちの車線に被せるように割り込んでくるので、かなりカチンと
きました。
仕事じゃなかったら、ほんと追いかけてるところですよ(えー
そういうヤツに限って、ウィンカーも出さないし、交通ルールも
守れないヤツは(ピー)してしまえ、とか思いますね。
急いだってたいして変わるわけじゃないし、他人に迷惑をかける
ような運転をするヤツは、たいてい遅いんですよね。
あーもー、こんちくしょー。



というイヤなことがあったのですが、それを忘れさせてくれる朗報も
舞い込んできました。
シビックの納車日が決まりました♪
来週の土曜日、26日ですわ~。
早ければ今週だったんですが、まあ、そんなことはないだろうなと
思っていたので、ある意味予定通りです。
あと1週間、わくわくしながら過ごせそうです♪(るんらら~
余談ですが、もし明日だったら、車の愛称はリースにしようと思って
いたですよ。ただ、リースの場合、名前のスペルがRで始まらないのが
問題でした。
でも、結局納車日が違ったので、愛称は以前から決めていた名前で
いこうと思います。



常時字幕って……。
うちはまだまだアナログ放送なんですが、こんな迷惑な字幕って無いですよ。
番組の最後にちらっと字幕出すくらいならまだ許せますが、常時字幕って
何考えてんだよ。心配しなくても、アナログ放送が終わることは
知ってますのにー。



私信等、いろいろ溜め込んじゃってますが、日曜のお休みまで
お待ちください。明日はリースの誕生日なので、それに合わせたいのです。



ではでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2008/04/17

今期分についての進捗状況 C



「CLANNAD -クラナド-」 第22話
落ち込む渚に追い討ちをかけるように、資料室で見つかるビデオ。
目の描き方が怖いぐらいでした。
展開はわかっているのに、それでも胸が苦しくて。
秋生が来てくれた時は思わずガッツポーズ(笑)。



ここで告白か~。最後まで引っ張ってくれましたが、とりあえず納まる
ところに納まったかな。
影二つは名曲だなあ。



雨にありがとう



「日照り続きの時は嬉しいよね。あと、雨の日はキミが車で
送ってくれるから、好きだよ♪」



明日も雨のようですが、ティアがいますので平気です(笑)。
それにしても、ティアに乗るようになって、ひと月経ちました。
随分慣れましたが、ハンドルの軽さは慣れると怖いですね。
というのも、先日からようやく社用車が戻ってきたので、岐阜の
現場へはそれで通っているのですが、ハンドルが重いんです。
でも、以前はそんなことは感じたことがなくて、それは逆に
ティアのハンドルが軽いんだということに気が付きました。
社用車のパワステおかしいんちゃう、とか思いましたし(わは



風呂上りでも、チラシの裏を使って書き書きしてます。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/04/16

今期分についての進捗状況 シゴ



「シゴフミ」第12話
あら、なんだか随分と消化不良で終わってしまった気がするのですが。
いろいろなことに決着はつかず、配達人のフミカも健在というだけでした。



こうしてみると、序盤の単発エピソードのほうが印象的ですね。
本筋も悪くはないんですが、もうひと声って感じでした。



凝り固まった身体をほぐして



「うわあ~、もうすごくカチカチだねぇ。これはマッサージの
し甲斐があるね。ささっ、早くうつ伏せになって~。やさしく
してあげるから♪」



こないだは「あんまり凝ってないね?」って言われたんですが、
よく考えたらそれは休みの日だから当然かも。
平日は仕事疲れがあるので、微妙に重いです(笑)。



「さくらシュトラッセ」のマリーの誕生日ボイスが公開されました。
あれよりもさらに表面積の少ない服なのですか。どんなのだろ。
魔法って素晴らしいなあ(わはー



東海北陸自動車道が、いよいよ7月に全線開通するそうです。
僕はまったくと言っていいほど私用で高速道路を使ったことが
ないのですが、車が新しくなったら遠出したいなーと考えて
いるので、これは嬉しいニュースですね。



うわ、なんか時間なくなってきた。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/04/15

困った時ははじめから



「じゃあ、まずは手を繋いで、見つめあって、やさしくキスして?」



どうにもこうにも眠たいんですが、がんばって更新(わは
まあ、人気投票のおかげで皆さんが活発になってるから、
おとなしくしてても問題ないのは救いかしら。



昨日の麻巳SS。
��日経って、気が付いたんですが、どうして遅れたのかってことを
思いっきりスルーしちゃってました……。
むー、書き上げるまでにあまりにも間が空いたために、流れを
忘れてたのが原因とはいえ、凹みますわ。
とはいえ、この作品はこれで好きなので、次は失敗しないように
したいですね。
紹介や感想もありがとうございます。後日、あらためて返信
させていただきます。



��周年の祝辞もありがとうございます。こちらも、後日にお礼を
させていただきますね。



後期高齢者医療制度。
まだニュースでちらっと見た程度ですが、それだけでもとんでもない
制度ですね。
収入に比例して保険料の増減があるならまだしも、そういうわけでも
ないので、どうしようもないですね。
しかも天引きなので、ほんとにどうしようもないし。
こんな制度が受け入れられると思っている(思っていなくても平然と
そういうことを言ってのける)人が、今のトップなんだよなあ……。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/04/14

「ふたつき遅れの……」(Canvas2)(竹内 麻巳)



業務報告~。
SS「ふたつき遅れの……」を追加しました。
「Canvas2」のヒロイン、竹内 麻巳のSSです。
上のリンクからでも下のリンクからでも、お好きなほうからどうぞです~。
上はいつものhtmlで、下ははてな仕様になります。





「ふたつき遅れの……」(Canvas2)(竹内 麻巳)



 桜の花も散り始め、葉桜がぽつぽつと出始めた頃のある日。
 あたたかな日差しをまぶしく感じながら、キッチンに私は立っていた。
「よし。これなら……」
 ひとりごとを呟きながら慎重に慎重に作業を進めて、ついにそれは
完成した。
 あとは、これを渡すだけだ。むしろ問題は、こちらのほうにあるのかも
しれない。
 閉じようとする目蓋を、父特製のコーヒーで強制的に開けて、私は
撫子学園に向かって歩いた。



 なんとか遅刻することなく学園に着くことができて、私は安堵の
ためいきをついた。
「ふう……」
「お、珍しいな。竹内がためいきなんて」
「か、上倉先生っ!?」
 突然の声に振り向くと、そこには撫子学園の美術教師であり、我が
美術部の顧問でもある上倉浩樹先生が立っていた。
「いや、なんでそんなに驚いてるんだ? と思うが、とりあえず
おはようと言っておこうか」
「あ、お、おはようございます」
「ああ、おはよう」
「……」
「……」
 どのように渡そうか、とここに来るまでの間にいろいろと考えて
いたけど、いきなり目の前に現れるとどうしたらいいのだろう。
 ペースを乱された私にはどうすることも出来ず、かと言って
このままでは先生に不審に思われてしまうかもしれない。
 とりあえず言い訳をしようと口を開きかけた時、救いの神はやはり
唐突に現れた。
「おっはよーー、セーンセーーーーっっ!!」
「ぐはっ」
 奇妙なうめき声を出して、上倉先生がうずくまった。
「だーかーら~、オマエは俺にタックルするのをやめろといつも
言ってるだろーが~、萩野」
「もー、やだなあセンセー。これはちょっとした愛情表現なんだから」
 いつものようにあっけらかんと笑う萩野さん。
 この撫子では見慣れた風景のひとつだ。
 先生にはお気の毒だけど、私にとっては救いの神。
 ありがたくその恩恵を受け取り、私はそそくさとその場を離れた。



 朝は萩野さんに救われたものの、先生に渡すきっかけも無くしてしまい、
休み時間に先生の様子を伺ってみると、意外にも障害が多いことが発覚した。
 鷺宮理事長代理とお話されていたり、お昼は食堂で藤浪さんとじゃれあい、
その後は屋上で菫さんと楽しく談笑し、といった具合だった。
 これは、桔梗先生に天然ジゴロといわれても仕方ないのかもしれません。
「部活の間には渡せないし……」
 嘆いていても事態が進展するわけでもない。部活終了後に目標を定め、
私は部活動に精を出すことにした。
 まずは、美術部顧問の探索からはじまる、いつもの仕事を。



 撫子学園中を歩き回り、各クラブの部長たちにも協力してもらい、
やっとこさっとこ、上倉先生を捕まえることができた。
「ちっ、仕方ない。今日は時間まで付き合ってやるよ」
「顧問のセリフとは思えませんが……、まあいいです。これでもかって
くらい働いてもらいますからね」
 捨てゼリフを吐く上倉先生を引っ張り、美術室の扉を開くと。
 きーんこーんかーんこーん……。
 無常にも、鐘の音が鳴り響いた。
「というわけで、今日はこれまで。みんな、しっかり片づけして早く
帰るようになー」
 はーい、というみんなの声を聞き届けると、先生は踵を返す。
「ちょ、ちょっと待ってください」
「悪いな。今日はこれから職員会議なんだ」
 え?
「そういうわけなの。ごめんなさいね、竹内さん。このバカは、私が
懲らしめておくから」
「桔梗先生……」
 どうやら、職員会議というのは本当のようだ。
 私は呆然としながら、桔梗先生に耳を引っ張られながら歩いていく
上倉先生を見つめていた。



 職員会議という、まさかの強敵に私はなす術もなく、美術部のみんなが
ひとり、またひとりと帰っていく間、私は放心していた。
「どうしたんですか、竹内部長」
 最後まで残っていた鳳仙さんが、私に声をかけてくれた。
「もしかして、またお兄ちゃんのせいでしょうか……」
「部活のことに関してはそうなんだけど、それだけじゃないのよ」
「と言いますと?」
 チャンスはほとんど失われてしまった、それに、別にひた隠しにするような
ことでも、ない……はず。
 そう思った私は、鳳仙さんに話し始めた……。



 昼間はあったかい春風も、茜色の夕日が池の水面を染める時間になると、
さすがに少し冷たく、私は風を避けるように池の中央の東屋にいた。
「先生、まだかな……」
 部室で彼女に話をしたら、
「そういうことですか……。うん、よし、私にまかせてください!」
 なんと、彼女が上倉先生を連れてきてくれると言うのだ。悪いから、と
断ろうとしたのだけど、押しの強い彼女に押し切られてしまい、私は公園に
ある池の東屋で先生を待つことになった。
 どうしてわざわざ公園なんだろうと思ったけど、私のためにやってくれた
ことだし、それに、待つのには慣れているから。
「……って、思ってたんだけどね~」
 待てど暮らせど、というのはこういう気持ちなんだろうか。寒さも
手伝って、このままぼーっとしているのは身体にも精神的にもよくない。
 私は、たまたま持っていた携帯用のイーゼルを立てると、スケッチブックを
セットした。



 さらさらと鉛筆を走らせる。簡単なモチーフだから、デッサンはすぐに
出来た。でも、何かが足りないとわかる。わかっているけど、それが何かは
わからない。
「ふう……、何が駄目なんだろう」
「……そうだな、それは技術以外の部分だろ」
 後ろから声をかけられた私が振り向くと、そこには撫子学園の美術教師で
あり、我が美術部の顧問でもある上倉浩樹先生が立っていた。
「今日2回目のためいきだな」
 そう言うと、上倉先生は缶コーヒーをくれた。ホットのあたたかさが
じんわりと伝わる。
「誰のせいだと思ってるんですか」
「この絵に関してのことなら、俺のせいじゃないな」
「そうでもないと思いますが」
 私はコーヒーを一口飲んだ。あたたかさが染みる。
「ま、それはそれとしてだ。待たせて悪かったな、職員会議が思ったよりも
長引いてな」
「……いえ、お呼びしたのは私のほうですから」
 来てくれたのだから、待った甲斐があったというものだ。
「それにしても、まさか竹内からこういう手紙を貰うとは思わなかったぞ」
「こういう手紙?」
 何のことだろう。首を傾げる私に、先生はその手紙を見せてくれた。



『上倉先生へ
   先生に私の大切なものを渡したいと思います
   中央公園で待ってます
                       麻巳』



 こ、これは……。
「まあ、冗談だとは思ったが、もし本気でも教師として貰うわけには
いかないからな」
 先生は苦笑していた。
 この手紙は鳳仙さんの仕業だろう。意味深な文章のせいで、そういう
意味にとられかねないことが鳳仙さんにわかっていたかどうかは
知らないけど、せっかくだから、少しくらい意地悪しても、バチは
当たらないわよね。
「本気……ですよ、私」
「……へ?」
「先生に差し上げようと、今日まで大切にしてきたんです」
「た、竹内?」
 私は先生の目を正面から見つめる。先生も、私の目から感じるところが
あったのか、先ほどまでのおちゃらけた雰囲気ではなくなっていた。
「どうか、もらってください。私の、大切な……」
 私は目を閉じると、先生にくちびるをそっと突き出した。



「だ、ダメーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」



 その瞬間、大きな声で鳳仙さんが姿を現した。
「え、エリス?」
「竹内部長! あげるのはチョコだって言ったじゃないですかっ。だから
私も協力しようと思ったのに」
 驚く上倉先生と私の間に割り込むように飛び込む鳳仙さん。それが
あまりにもおもしろくて、私は笑ってしまった。
「なっ、何がおかしいんですかっ」
「ふふっ、ごめんなさい。ちょっとだけからかおうと思ったの。先生が
どんな反応をしてくれるのかなあって」
 私はカバンからピンク色の包み紙を取り出した。
「でも、その前に鳳仙さんが出てくるなんて、慣れない事はしないほうが
いいみたいね。はい、上倉先生」
「お、おう」
 あっけに取られたまま、上倉先生は私のチョコレートを受け取ってくれた。
「ふたつき遅れになってしまいましたが、受け取ってください。もちろん、
義理チョコですけど」
「そうか、今日は4月14日だからな」
「ええ。それに、ひとつだけじゃないんですよ?」
「じゃーん♪ エリスちゃんからも、チョコレートでーす」
 鳳仙さんも、隠し持っていたチョコレートを先生の手に乗せた。
「せっかくそばにいるんだもん、今年は直接渡したかったの。本当は家に
帰ってから渡そうと思ってたんだけど、竹内部長も渡したいことを聞いて、
それならこのロマンチックな公園がいいかなって思ったんだよ」
「なるほどね、そういうわけか」
 先生は納得がいったのか、笑って受け取ってくれた。



「それじゃ、部長。お先に失礼します」
「暗くならないうちに帰るんだぞ、竹内」
「はい、わかりました」
 鳳仙さんと上倉先生は帰っていった。私が残ったのは、描きかけだった
絵をもう少し描いておきたかったからだ。
 今なら、さっきまで足りなかった何かがわかるような気がしたから。
 そういえば、さっきは先生、どんな表情をしていたんだろう。
 私は目を閉じていたからわからなかったけど、鳳仙さんがあんな勢いで
出てきたところを見ると、少しは驚いてくれたのかな。
 そんなことを考えていると、自然に笑いがこみ上げてきた。
 よし、今ならいいものが描ける気がする。
 私は鉛筆を手に取った。
 デッサンが完成したら、先生に見てもらおう。そして、その時に今日の
ことを聞いてみよう。先生は、私のことをどう思ったのかって。






 おわり



6年間続いたもの



「キミと一緒にいるようになって、毎日が色鮮やかになった
気がする。これからもよろしくねっ♪」



今日でサイトを開いて6年が経ちました。
開いた時は、まさか今のような生活になるなんて思ってもおらず、
インターネットってすごいものですね。



��周年記念というわけで、SSを書きました。
実は、去年書くつもりが中断してしまって、結局一年がかりの
作品になりました。
最初に考えていた内容からも二転、三転したような気がしますが、
完成してよかったです。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!!



2008/04/13

今週の獲物~ (画像はこちら)



「D.C.II ~ダ・カーポII~」 2 龍牙翔 角川書店



「Kaguya ~月のウサギの銀の箱舟~」 鴨志田一 電撃文庫
「とらドラ7!」 竹宮ゆゆこ 電撃文庫
「れでぃ×ばと! 6」 上月司 電撃文庫
「C3 -シーキューブ- III」 水瀬葉月 電撃文庫



「コンプティーク」 2008-5
「ドラゴンマガジン」 2008-5



「Chronicle」 鈴平ひろ 角川書店



今回は久しぶりに文庫が多いです。今は外の仕事なんで、なかなか
読めないですが、既刊は買おうかどうしようか迷いますね。
ドラマガは1年ぶりかな。「生徒会の一存」が載ってたからです。つーか、
近所の本屋で立ち読みできないんで(わは
鈴平先生の画集は、迷っていたんですが、表紙絵を目にしたら注文
しちゃってました。
僕は2004年ぐらいから最近の絵柄で好きになった気がします。
「あいかぎ」の頃はそれほどでもなかったので。



今期分についての進捗状況 t DC2 C



「true tears」第13話
ああ、やっぱりそっちか。
眞一郎のオカンが実にいい役どころで、ナイスフォローしてるあたりは
年の功という感じ。あまり喋らないタイプのオトンだから、昔はいろいろ
思い悩んだんでしょう。その時の経験をさりげなく伝えるので、あの中盤の
イヤミっぷりはほんとなんだったのかと(笑)。



みんなの前で「部屋に来て」、とか、眞一郎のコーヒーを一口飲んで
「……いいよ」とか、もう何なんだと思った(えー
直接的ではないけど、こういう武器を使うところが比呂美らしい。
そして、それはどういうわけか、汚くは見えなかったです。
覚悟はできているようで、見苦しいことはしたくないということも
わかるから。



愛ちゃんは……あまり絡んでこなかったね。眞一郎の心の中には
比呂美しかいなくて、途中から乃絵も入ってきたけど、愛ちゃんの
入る余地はなかったから、仕方ないのか。
本音を知ったせいで、今度こそ素直に三代吉と仲良くなれるといいね。



そして、聡いようでいて、実は肝心なことはわかってなかった乃絵。
眞一郎が絵本を描けたのはまぎれもなく乃絵のおかげで、でも心の中には
比呂美がいて。それに気付いたから、絵本をちゃんと読んで、自分で
歩いていくことを決めたんでしょうかね。
あそこで手を貸すと戻れなくなりかねないので、眞一郎は自分の気持ちを
はっきりさせるために、ちゃんと声に出して言ったんでしょうね。
また流せるようになった涙は地に落ちることなく、空へと舞い上がり。
きっと、次は飛ぶことができるといいなと感じました。



おもしろい作品でした。複雑になりすぎず、汚くなりすぎず。
そこまでドロドロしなかったのは、乃絵によるところが大きいのかな。
もう少し落ち着いた頃に、富山に行って見たくなりました。



「D.C.II~ダ・カーポII~」 第13話
うーん、みんながそこまで美夏のことに好意的になっていたとは(ぉ
せいぜいお別れはみんなで拍手で送り出す、ぐらいだろうなと
思っていただけに、あの演出はすごくよかったです。
小恋も義之の重荷が減ったのか、がんばってくれましたし。



それにしても、恋愛話は中途半端なまま。初音島の不思議もたいして
関係ないのがD.C.IIなのかな。原作はいまだやってないので、そこらへん
なんともわからないのが残念です。
さあ、これでいいタイミングで第二期に入れます(笑)



「CLANNAD -クラナド-」 第21話
ほんと、このタイミングであれが見つかるとは……。



体操服のシーンは何かを想像させますが、しかしマジメに活動してる
演劇部だから気になりません(えー



「仮面ライダーキバ」第9~10話



おおお、音ちんがまともに見える(笑)。
あれは、おニャン子好きでないと入れない会なのか(ぉ
しかも、懐かしのスマートブレインの村上社長が。
前回がアレなファンガイアだったせいか、今回は実に
いいやつですな。ちょっと涙したよ(ぇ
イクサの音声は、なんだかずいぶん古臭いな。
そして、名護さんも化けの皮が剥がれつつ……?
名護さんと社長がバトルってたはずなのに、次の場面では
なぜか社長が人間を襲ってたりするのはなんでだろう。
名護さんどこいった?
この2話でそんなシーンが2回あった気がするのですが。
こういうとこは、もっとちゃんとしてほしいなあ。
視聴者が脳内で補完するしかないのかしら(わは



私信です



淡色館 (来島あわさん)
04/12 シスター天池(FORTUNE ARTERIAL)
確かに祈りたい気持ちもわかりますね。
��コマに刺激を受けて、ちょろっとお話などを。



「はぁ……」
「どうしたの、まるちゃん。溜息なんて似合わないよ?」
「あ、悠木さん。実は、投票の順位が……」
「あーあーあー。わたしも同感。みんなわかってないよね~」
「ここは寮監として、やさしいところもアピールしたほうが
いいのかしら」
「そうだね~。シスターなんだから、聖母って思われるように
なったらいいんじゃないかな」
「そうね。よし、明日からがんばってみるわ」
「がんばってね、まるちゃん。わたしも協力するから」
「じゃあ……」
 翌朝。
 ゆさゆさと孝平を起すシスター天池。
「むにゃ……」
「こらぁーっ、『むにゃ』なんて言ってる場合かーっ」
 ガンガン。
「おっきろ~おっきろ~♪」
 ガンガンガンガン。
「おっきろったら♪」
 物音に孝平が目を開けると、そこにはフライパンを構えた
シスター天池がにっこりと笑いながら立っていた。
「やっと起きましたね、支倉君♪」
「あの、俺、何か悪いことしましたか」
「どうしてですか?」
「すみません、フライパンマジ殴りは勘弁してください!」
 孝平はそう言うと、寝巻きのまま部屋を飛び出していった。
「おかしいですね、悠木さんの言うとおりにやってみたのですが……」
 天池志津子は溜息をついた。両手にはフライパンとおたまを持ちながら。



以上。
バイナリィ絡みのオチでした。
優希のセリフを思い出せるわけもなく、検索したら自分の日記がヒットして
びっくりですわ(笑)。



いつか見上げた、あの青空の下で・・・ (マスターうーさん)
��月12日 かなで(FORTUNE ARTERIAL)
姉妹揃ってとか、5人揃ってとか見たいかも(わはー
支援というわけではないですが、ちょこっとお話を。



「ほらほら、こーへーもがんばって掃除してね。ちゃんと出来たら、
お姉ちゃんがご褒美あげるからね」
「ご褒美って何ですか?」
「スカートをね、こうやってたくしあげてー……って、何させるのー」
 孝平はかなですぺしゃる☆を喰らった!
「イタタ、何するんですか、かなでさん」
「えっちなこーへーがいけないの。もー、こーなったらこーへーには、
い、いれてもらわないとダメかな」
「え?」
「わ、わたしのこと愛してるなら、出来るよね」
「わ、わかりました。じゃあ」
「え、え? ここで?」
「かなでさん、俺、もう抑えられませんから」
「だ、ダメだよ、こー……」
 孝平はかなでの中に入っていく。最初は抵抗していたかなでだったが、
徐々に孝平に身体の自由を許していく。
「はぁ……ん、んんぅ」
「かなでさん……」
「ん、ぴちゅ、くちゅ」
 ふたりの舌が絡み合い、お互いにくちびるを思う存分味わっていた。



以上!
えっちなのは(以下ry
でも、入っているのは舌だから、えっちじゃないかな(ええー
そういや、こういうの書くの久しぶりです。
うーさんのだと、2003年11月ごろの妄想妹シリーズってのがありましたね。
思い出して探すのにすごい時間かかったけど。自分の日記なのに(笑)。
当時のほうがえちぃ文章書いてた気がします。



時の棲む森(早坂充さん)
・FORTUNE ARTERIAL sideshortstory「楽屋裏狂想曲」
毎日お疲れ様です~。
しかし、おねだりはどきどきしますね~。
今日の変動で、そろそろ白ちゃんの出番でしょうか(笑)



まったり空間(マクさん)
・人気投票支援SS
マクさんのところも、毎日かな?
桐葉が饒舌だと、不思議な感じがしますね。SSだから、喋らないと
わかりにくいのはしかたないけど(笑)。
暗闇に孝平を連れ込んで迫ったりするのかしら(ぇ



Sketches and company(ブタベストさん)
04/08 瑛里華(FORTUNE ARTERIAL)
湯煙で見えない、という手法も便利といえば便利ですよね。
まあ、バスタオルの場合、はらりと落ちるシーンも描けるよさが
ありますが(わはー



04/10
Canvas sideshortstory『もう一人の藍、もう一つの愛』 by 早坂充様
未だプレイできてないキャラですが、仲良しさんだということはすごく
伝わりました。
��藍ちゃんのスリーサイズ
調べてみたんですが、自力ではわかりませんでした。ビジュアルファン
ブックにも取説にも載ってないですし。
元のソースはわかりませんが、CanvasFCさんによると、
83-55-84だそうです。



04/11、13 ブレザー娘さん
18禁かどうかは、モザイクが必要かどうかだと思うので、
これぐらいなら大丈夫なのでは。
要は、脱がす余地があるかですよね♪



桜の花を咲かせましょう



「ちょ、ちょっとどこ開こうとしてんのよっ、えっち!」



今日は家でビデオ消化と、ひたすら書きものとか。
おかげで、明日の更新分は出来上がりました。
よかった……、リースを遅らせてでも絶対書きたかったからなあ。



競馬。桜花賞。
撃沈……。今回は荒れたといっていいのかな?
レジネッタは候補には入ってたんだけど、あくまで流しの対象で
本命じゃなかったんよ。絞りきれなかっただけに、単勝でも
買っとけば、それだけで元取れてたのに。
つか、3連単の配当が700万ってどんだけー(わは



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2008/04/12

今期分についての進捗状況 狼



「狼と香辛料」第十三幕
力技で切り抜けましたか。まあ、相手も必死だったので、こっちも
これぐらいは許されるかな(ぇ
ホロがロレンスの言葉にヤキモキしてるところが実に可愛く、楽しめ
ました。



「仮面ライダーキバ」第5~8話



変に笑いが挿入されたりして、今回は保存しないでおこうかと思い
ましたが、ここまで見てきたらだんだんよくなってきた……かな?
目の前でキバに変身してるけど、偶然にも気付かれないか(笑)。
剣と銃と、あとは何だろ。



春風と葉桜と



「花びらはすっかり散っちゃったけど、新しい緑がきれいだね」



いいお天気でした。先日の雨で、街中の桜はもうだいたい見頃を
過ぎちゃったかな。だけど、後から出てくる芽があると、なんだか
嬉しくなります。
こういうときは、文章よりも絵の方が伝えやすくていいなあ。



午前中は買い物。やっぱり、買い物は僕にとっては気分転換ですね。
基本的に買うものって決まってるんだけど、それでもいろいろな
商品を見て回るのは楽しいですね~。
きっと、駐車場の心配をしなければ、長々と時間をつぶせると思って
いたりします(笑)。



ここのところは、情報を入手しつつも保管出来なかった感じで、
どうにも反応がニブイです。
そういうわけで、今さらですがぱれっとさんのサイトの
「ルゥリィグッズ化への道」を読んで大笑いしました(わはー
確かに大きいと使いにくそうだなあと思いますねー。
でも、小さいと寂しいですよね(ぉ



それから、オーガストさんのFA人気投票ですが、投票しないから
興味ないねというひねくれた態度だったわけですが、いざ投票が
はじまってみると、投票はしないくせして結果だけは毎日チェック
してたり。
今のところ、ちょっと意外な途中経過です。
コメントはネタバレ含んでいる可能性があるんで目を通してないけど、
そんなに人気あるんだなあと。やっぱりこれはクリアしてないから
わからない気持ちなのでしょうかね。
しかし、今はゲームを進める気持ちが全然起きないから、僕は結果を
見守るのみです。



競馬。
中山ニュージーランドT。
見事に外しました(うわん
阪神牝馬S。
単勝ゲット。もうちょいでワイドも当たるところでしたが。
ともあれ、880円です。今回の投資は両方あわせて1000円なので、
マイナス120円。まあ、全敗じゃなくてよかった。
本番は、明日の桜花賞です。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/04/11

気力を振り絞って



「しょうがないなあ~。じゃあ、今日はいっぱいご奉仕して
あ・げ・る♪ って言ったら、元気になるかな?」



もちろんですよ(わはー
とは言うものの、今日も疲れましたわ~。
はっきり言って、帰ってくるときの車を運転している時の記憶が
きれいさっぱりありませんしね(えー
明日はうれしいお休みなので、はっちゃけるか、それとも家で
のんびりするか。何をするにせよ、自由があるのは嬉しいね。
あ、お休みなんだから、書き物できるか。



ではでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/04/10

今期分についての進捗状況 シゴ



「シゴフミ」第11話
ついに目覚めました。そして、思い出しました。
配達人のほうのフミカはどうなってしまうんでしょう。



頭と身体を全力で



「お疲れ様~。よーし、今日はわたしの手料理を存分に味わって
もらおうかな♪ その後は……一緒にがんばろうね?」



がんばれるといいのですが(わは
今日はお昼休みもなくて、もう、なんか、ばたんです。



ではでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/04/09

今期分についての進捗状況 t DC2



「true tears」第12話
乃絵はようやく兄の気持ちやジベタの気持ち、そして眞一郎の気持ちも
わかったようで。
でも、眞一郎も自分の中にある乃絵の存在が大きかったことに気付いて。
祭りが終わった今、いろいろなことに決着がつきます。



「D.C.II~ダ・カーポII~」 第12話
美夏のことに関しては、思いがけず解決して、よかったよかった……
になりそうだったんですが。
そして、小恋はまた元に戻そうと決意したのでした。



年に一度あるかないかのネクタイ



「ほら、ちょっと曲がってるよ? もう、しょうがないなあ~。
はい、これでオッケー♪ それじゃ、いってらっしゃいのキスね」



こんな風景が望ましいのですが(わはー
でも、スーツをほとんど着ない仕事なので、今のところは夢でしか
ないのですが。



今日のお昼の弁当にハンバーグがあったんですが、それがめっちゃ
辛くてビックリしました。これ、絶対味付け間違えてるだろ、と
思ったですよ。桐葉なら、まだ足りないわね、と言いかねないですが、
要するに言いたいことは、辛いのはニガテだということです。



今日は展示会でした。見に行っただけですが、それなりに歩き回るし、
靴も慣れない革靴なんで、足が痛いです(ぉ
おまけに頭痛まで……。貧弱な身体ですわ。鍛えなくちゃ。



では、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/04/08

忘れないから、待ってて



「うん、絶対待ってるよ。もしウソだったら、すっごい罰ゲーム
なんだからっ!」



約束は守らなくちゃダメですね。
そして、自分で決めたことも。
ずっと放置してたものを再開しました。今度はちゃんとできるように。



今日も肉体労働でぐったりですわ。
作業量は少ないんだけど、腕力ふりしぼらなきゃならないんで、もう
壊れちゃいそうです(えー



ではでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/04/07

私信です



AVAN’S INN(ブタベストさん)
04/07 【『FORTUNE ARTERIAL』東儀白「魔法少女、白ちゃん。誕生」 by やまぐう様】
みんなの前、ではないんですね。ちょっと残念。
これは、文化祭での催しとして、生徒会主催の劇とかだったらいいのに、
などと思ったりしました。
征ちゃんが猛反対しそうですが。



ブログ、移転お疲れ様です~。



咲いているのはさくらとかさなの



「これで見納めになっちゃうのかな、ちょっと残念だね。
でも、わたしのことはずーっと見ててもオッケーだよ?」



今日はあいにくの雨だったので、そこかしこで傘の花が咲いた
ことではないでしょうか。
車通勤をしているので、小雨ではわざわざ傘を使わないんですが、
今夜はちょっと無理でした。
これで、桜も大半が散ってしまうのかな。わずかな期間しか見られない
からこそ、良いものもあるとはわかってますが。



F1。バーレーンGP。
見逃しました(がくり)。
むー、風呂上りからでも見ようと思っていたのですが、気が付いたら
終わってました。
つか、テレビすらつけていなかったので、どんだけ早く寝落ちしているの
ですか、僕は(わはー
中嶋一貴選手も佐藤琢磨選手も完走してましたか。よかった。
次は今月末か。忘れずに、というか今度こそ寝ないように(わは



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/04/06

今週の獲物~ (画像はこちら)



「ファミソン8BIT☆アイドルマスター01」 高槻やよい/双海亜美・真美 メディアファクトリー
「ファミソン8BIT☆アイドルマスター02」 天海春香/星井美希 メディアファクトリー
「THE IDOLM@STER RADIO VOCAL MASTER」 今井麻美 & たかはし智秋 コロムビアミュージックエンタテインメント



「ToHeart2ad OVA Vol.1」 ジェネオンエンタテインメント



「ポリリズム」 Perfume 徳間ジャパンコミュニケーションズ
「Baby cruising Love / マカロニ」 Perfume 徳間ジャパンコミュニケーションズ
「Fan Service ~Prima Box~」 Perfume アミューズソフトエンタテインメント
「Perfume~Complete Best~」 Perfume 徳間ジャパンコミュニケーションズ



はっきり言って、衝動買いです(笑)。
初回版を求めて探し回りましたが、やはり見つからず、あきらめて
通常版をゲットしました。



「I've MANIA Tracks Vol.I」 I've
「SHORT CIRCUIT II Premium Show IN TOKYO」 I've



「鈴の密かな恋の唄 / Mission:Love sniper」 ビジュアルアーツ
「Rockstar Busters!」 ビジュアルアーツ
「リトルバスターズ2008カレンダー」



ビジュアルアーツの冬コミ通販、I'veセットとKeyセットです。
カレンダーはいらないんですが、まあいいか。



「仮面ライダーアギト」第42~46話



おお、記憶も完全に戻って、もうクライマックスですな。
白い力のせいでアギトになったわけか。しかも、あかつき号の客はほんとに
とばっちりだったなあ……。
つか、木野さんって、もしかしてリタイヤ? なんで??



私信です



淡色館 (来島あわさん)
04/06 ミリィ(バイナリィ・ポット)
個性というなら、おでこの宝石(?)ぐらいですよね。



AVAN’S INN(ブタベストさん)
04月 02日 片瀬恵(かみぱに!)
髪の広がり具合がいいですね~。あと、こういうリボンの制服は
ついつい解きたくなります(わはー



04月 05日 麻巳(Canvas2)
慣れというのはすごいものですね。
僕もひとこと程度のセリフならすぐに考えられますが(わはー



リースSSの感想ありがとうございます~。
イメージが膨らむような文章であればいいのですが。
衣装とか、まだまだ変更の余地は十分にありますので(笑)。
続きをお楽しみにっ♪



時の棲む森(早坂充さん)
リースSSの感想ありがとうございます~。
もう少し書けるかと思っていたんですが、思いっきり情報不足です。
徐々に書いていけると思うので、続きをお楽しみにっ♪



そして、かなでSSもありがとうございます。
鍋パーティーはいいんですが、描写を思いっきりスルーしてたり(ぇ
テレるふたりもいいかと思ったんですが、時期的にもう冷やかされるのも
慣れたころだと思ったので、みんなの前でも割りと平気です(笑)



M-A-T 別館(ふみぃさん)
リースSSの感想ありがとうございます~。
はじまりましたよ~、ようやくですけど(笑)。
続きをお楽しみにっ♪



そして、かなでSSもありがとうございます。
バカップルっていいじゃないですか?
みんなに冷やかされて赤くなるのもいいけど、逆にみんなを赤くさせるのも
いいかなあと。



てきとうなもの(うぃんぐさん)
リースSSの紹介ありがとうございました~。



やまぐうのページ(やまぐうさん)
かなでSSの感想ありがとうございます~。
風紀シールがヘンなアイテムという印象しかなかったので、ちょいとアレンジ
してみました。みんなが笑顔になれれば、それが一番ですから。



まったり空間(マクさん)
かなでSSの感想ありがとうございます~。
やっぱり鍋、ですよね~。
本編ではあまり出番がなくて、ちょっとしょんぼりでしたけど。
今回は、みなさんに影響を受けて、なんとか翌日にお話書けました。



新しい出会いは桜の花びらと



「この時期だけだからって思うと、特別に思えちゃう不思議だよね♪」



太陽も気を利かしてくれたのか、お花見には実に良い日和でした。
うちの近くだと、木曽川沿いの桜が有名だったりしますが、昼頃に
通りかかったら、すでにそこに向かう車で渋滞になっていたので、
行くのはやめました(えー
まあ、今日は元々桜を見る予定ではなかったので。
でも、車を走らせていると、視界に入ってくる桜はとてもきれいでした。



今日は、友人と新しく出来たカレー屋さんに行ってきました。
開店セールで安かったから、というのが理由ですが、多分もう一度
来ることはないかな。
味は悪くないんですが、特筆すべきところはなく、むしろ割引が
なかったらちょいと高い、と感じてしまう値段でしたので。
ぶっちゃけ、ココイチのほうが安くていいかなーと。



競馬。産経大阪杯。
今回はどう考えても鉄板なので、2強をメインに500円分投票。
その直後、友人からおすすめメールが届いたので、それを頼りに
追加で300円分投票しました。
結果、単勝とワイドを見事ゲット。払い戻しは1020円でした。
安いと思うなかれ。掛け金が少ないんだから当然なのです。
極端な話、800000買ってれば、220000のプラスだったのですよ?
プラスになればいいのですよ。
しかし、2週続けて当たったわけで、買い方は悪くないかなと
思えます。ただ、単勝は本命だと倍率も低いので、本命の単賞を
買うぐらいなら、馬連なり枠連で流したほうがいい気がしますね。
また、ワイドは3着までに選んだ2頭が入ればいいので、当たる
確率は高いですが、その分、配当も低いです。
今回のように複数買いの時は、低くてもそれなりの倍率には
なるので、余分なものを買わないようにすれば、十分いけそうです。
これで、現在のところのトータルは、マイナス370。
たとえ少額でもとりあえずプラスになれば、安心して続けられるので、
これからもがんばりたいですね~。
別にこれで儲けたいわけではなくて、次のレース資金とこづかいぐらいに
なればいいかな、なので、それがラクになってるかもですね。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/04/05

今期分についての進捗状況 C



「CLANNAD -クラナド-」 第20話
何かを探して。見えないものは、たいていが残酷だったりするものですが。
レインボーが輝きすぎてて(笑)。どんな素材だよ。



さくらの舞う、この通りで



「ようこそ! いらっしゃいませ! おいでませ! ……うーん、
どれもしっくりこないね。やっぱり、おかえりなさいませ、かな♪」



さて、時期的にも「さくらシュトラッセ」をはじめたいところなのですが、
いかんせん、まだFAが終わってないので、できません(わは
予定では、これぐらいにはじめられると思っていたのですが、なかなか
うまくはいかないものですね。
毎日ゲームできてれば、終わってたペースではあったんですが……。
ま、気長にやりましょ。楽しみ方は人それぞれ、時間をかけても、満足
できたらそれでいいじゃない。



桜、今週末がピークかな? 街を走っていると、ほとんどが満開になって
いる感じですね~。見ていると、ほくほくした気分になります。
散る悲しさよりも、咲く楽しさを感じたいのです。



今週はなんだかんだでいろいろ物が増えました。はう、また片付けしないと。
ビデオも消化しないといけないですし、休みはいくらあっても足りない
ですね。というか、休み自体多いわけじゃないんですが(わはー



私信等、返信は明日にまとめて。できたらいいなあ……。



ではでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2008/04/04

春眠をまさに満喫して



「眠るよりも気持ち良いこと、したくない?」



この季節だからでしょうか、風呂上りに寝落ちするようになって
きました。
風邪の入り口に立っているところなので、気をつけないと
戻って来れなくなりそうなので、今日はちゃんと起きているように
しよう。
もちろん、誘ってくれるのなら、受けて立ちたいですが(わはー



さあ、そろそろ続きをはじめましょう。



ではでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/04/03

私信です



今回は、かなでさん用です。



淡色館 (来島あわさん)
04/01 かなで(FORTUNE ARTERIAL)
シールが怖かったわけではありませんが、お祝いできました(笑)。



いつか見上げた、あの青空の下で・・・ (マスターうーさん)
��月2日 かなで(FORTUNE ARTERIAL)
際どいですねぇ……。時に、差分はないのでしょうか(わはー



AVAN’S INN(ブタベストさん)
04月 03日 かなで(FORTUNE ARTERIAL)
チェック柄もいいですが、僕はベレー帽が好きですね~。
つか、かなでさんはいつでも帽子かぶってますね。



時の棲む森(早坂充さん)
��月2日
・FORTUNE ARTERIAL sideshortstory「ぎゅっとしてちゅーして」
やっぱり、テンションの高さはかなでさんに欠かせないなあと
思いました。



やまぐうのページ(やまぐうさん)
��月2日
ころころ変わる表情が見えるような気がします。これもかなでさんだなあ。



(ぷちSS)「祝福の風紀シール」(FORTUNE ARTERIAL)(悠木 かなで)



 4月2日。去年までなら、なんてことのない日だった。せいぜい、
エイプリル・フールの次の日だなって思うぐらいだ。
 でも、今年からは違う。
 とっても大切な人のとっても大切な日。
「特別な何かなんていらない、こーへーと一緒にいられれば、わたしは
幸せだよ」
 そう言ってくれた人を、笑顔にしたくて。
 でも、そういうときに限って、トラブルは足並み揃えてやってくる
ものだった。



「あ~、門限まであと少しか」
 監督生棟から白鳳寮までの道を全力で走る。
 生徒会役員になってからというもの、これぐらいの時間に帰る事は
珍しいことじゃなくなった。
 忙しくても充実の日々。他人と深く関わらないようにしていた生活とは
まったく違うが、だからこそ、心に残る思い出がある。
 そして、大切な人も出来た。その人から託されたことも、今の俺を
形作っているもののひとつだ。
 だから、忙しいのは当然で、仕事を全力でやるのも当然で、それでも
時間が誰にとっても等しいのも当然で。
 今、支倉孝平はそのわずかな時間を作るために、全力で寮までの
道のりを走っているのだった。



「ただいまっ」
「おっかえりなさーい!」
 俺が部屋に飛び込むと同時に、元気に飛びついてくる人がいる。
「もう~、待ちくたびれて眠っちゃうところだったんだから」
「すみません、かなでさん。でも、その時は俺が起してあげますから」
 俺は、かなでさんを抱きしめる。
「……じゃあ、どうやって起してくれるの?」
 かなでさんは俺の腕の中で、そっと目を閉じる。
「おはようございます、かなでさん」
 俺は、かなでさんにやさしくキスをした。



「え、えっと……私たち、もしかしてお邪魔虫だったりして」
「そうかもしれんが、まあ今日は特別だろ」
「そうね、せっかく悠木先輩の誕生日に集まったんだし」
「い、いいのでしょうか……」
 陽菜、司、瑛里華、白の言葉が聞こえて、俺とかなでさんは離れる。
「もちろんだよ。せっかく寮にいるんだもん、みんなで楽しく過ごすほうが
いいに決まってるよね!」
 かなでさんは、俺の手を取って座らせる。
 目の前にはぐつぐつと煮えている鍋。
 今日は、かなでさんのお誕生日おめでとう鍋パーティーだ。
 俺が帰るのが遅くなったのでパーティーも遅くなってしまったが、今日は
特別な日ということで、わざわざシスター天池と青砥先生に許可まで取って
くれたようで、多少の時間の融通は利かせてくれるらしい。
「それじゃ早速、いっただっきまーす♪」



 かなでさんの一言をきっかけに、パーティーははじまった。
 かなでさんの笑顔は尽きることなく、いつも以上に楽しそうに笑っていた。
 そして、みんなからの誕生日プレゼントを渡されたかなでさんは、感極まって
陽菜に抱きついた。
「お姉ちゃん、よかったね」
 姉の頭を撫でる陽菜は、まるでお母さんのようだ。
「ありがとうね、みんな。悠木かなでは世界一の幸せ者です♪」
 かなでさんは涙を浮かべながら、にこにこしている。
「だから、みんなにもこれをあげようと思います」
 そう言って、かなでさんが取り出したのは、不思議なシールだった。
「これはね、『祝福の風紀シール』と言って、貰った人は絶対に幸せになると
いう言い伝えがあるのです。穂坂ケヤキと並んで、修智館学院108の秘密に
入ってたりするかも」
 かも、って何ですか。まあ、かなでさんらしいんだけど。
 かなでさんは、ひとりずつシールをぺたぺた貼ってくれた。
 ほっぺたにシールを貼られた俺は、よほどおもしろいことになっているのか、
みんなに大笑いされた。
 でも、俺も一緒に大笑いしていた。だって、かなでさんが笑顔になって
いたからだ。



「おやすみなさい」
 パーティーは終わって、みんながそれぞれの部屋に帰っていく。
「こーへー、また明日ね♪」
 最後に、かなでさんが俺にウインクをする。
「おやすみなさい、かなでさん。今日はゆっくり寝てくださいね。もし明日
寝坊したら、その時は俺が起してあげますから」
「ひとつ聞いてもいいかな」
「何ですか?」
「……どうやって起してくれるの?」
 かなでさんは、そっと目を閉じる。
「おはようございます、かなでさん」
 俺は、かなでさんにやさしくキスをした。



遅れても、祝う気持ちはここにあり



「よかった……、実はね、ちょっとだけ嫌われちゃったかなって
思っちゃったの」



��日遅れましたが、SS書きました。
本当に時間がなくて昨日はあきらめたんですが、巡回してみると
けっこうたくさんの人がお祝いしてるのを見て、これは何か
書かないと、という気持ちになりました。
あまりネタを練る事ができなかったけど、出来上がってよかったです。
今日は8時過ぎに家に着けたので、それも運がよかったですわ。



ではでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2008/04/02

ひだまりの中でお昼寝



「こんなに幸せでいいのかな、って思っちゃう。考えるよりも、
このぬくもりを感じちゃえばいいのかな?」



お花見できればいいんですが、できなくてものんびりお昼寝
できたら、幸せだなあと思うのです。
今週末までは、桜は持ちそうだとは思うのですが。



うーん、予想通り、時間が取れないのでSSはムリでした。
かなでさんおめでとう鍋パーティーのお話だったんですが(笑)。



明日は出荷がありますので、ちょいと気合入れますかね。
い、いや、普段から気合イレテマスヨ?



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2008/04/01

あ、あのね、わたしは……キミのことが……だいっきらい!



いつもと構成が違いますが、今日だけ特別です。
つまり、このエントリーが本来の日記になります。



どうしても、今日だけはSSをTOPに置いておきたいので。
作品については、まだ触れる段階ではないので、続きをお楽しみに。
としか言えないんですよね、あの繋ぎ方だと(笑)。
なるべく早く続きが書けますように。
これ、今日祈ってる時点で、なんかインチキくさいですね(わはー
捕捉お礼については、また後日に。
つか、最近ばたばたしてて、メール返信も滞っているので、まずはそちらを
先にしないと。



ああ、明日のかなでさんは、やっぱり時間が取れないような気がします。
って書いたら、いろんな人から風紀シールもらっちゃいそう(わは
でも、明日は外の予定なので、帰りが遅くなりそうだから、あまり期待しないで
ください。……まあ、されないと思うけどさ。



ではでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



魔法少女リースリット・ノエル






 それは、満月が天高く輝く夜だった。
 物見の丘公園までやって来た俺に、突然降りかかる災難。
 そこに現れたのは、ひとりの少女。
 きらきらと月の光を浴びて輝く、流れるような金色の髪。
 どこまでも深く、何事も見透かしてしまいそうな碧玉色の瞳。
 小さな身体に不釣合いな大きな杖を携えて、空を翔る少女。
 そう、彼女は、ただの少女ではなかったのだった。



第1話 月が見守る出会い



 まばゆい光を放ちながら、それは俺のほうに向かってきた。
 避けられない!
 そう思った俺は、やってくるであろう衝撃に備えて目を瞑った。
 ……、…………。
 何も……来ないな。
 恐る恐る目を開いてみると、俺の前には杖を持った女の子がいて、その杖で
謎の発光物を受け止めていた。
『リース、捕獲だ』
「うん」
 少女は短く答えると、杖を構えた。
「Cモード」
 少女が呟くと、杖の形状が変化した。
 いったいどういう原理なのかは皆目検討がつかない。俺が今見ているのは、
もしかして夢なんだろうか。
「エステル・マジカル、キャプチャー開始」
『了解』
 少女の言葉に答えるように、杖が緑色の光を発した。辺り一帯は光に包まれ、数秒もすると謎の発光物はなくなっていた。
「任務完了」
 少女の耳が、ぺたんと倒れた。今、気が付いたんだが、女の子の頭には
ネコミミのようなものがついていて、それが倒れたのだ。……ネコミミ?
 少女は呆然とそれらの光景を見ていた俺を一瞥すると、すぐに興味を
なくしたようで、謎の呪文(?)を唱えて、姿を消した。
 俺は自分の目が信じられなくなった。いったい何が起こったんだ?
 ひとり立ち尽くす俺を、月の光がやさしく照らし出していた。



「ありがとうございましたー」
 幼なじみの鷹見沢菜月の元気な声が店内に響き渡る。今、帰っていった
お客で、今日のディナータイムは終了だろう。閉店時間まではまだあるが、
今までの経験から言っても、この時間に飛び込み客が来ることはほとんどない。
 ここはトラットリア左門。俺が働いているバイト先で、菜月はここの
ひとり娘だ。お隣さんということもあって、小さい頃から見ていた俺は、
自然にここをバイト先に選んでいたし、菜月も、菜月の親父さんも当然の
ように俺を採用してくれた。
「こら、何ぼーっとしてるのよ」
 手に持ったお盆で、ぺこし、と俺の頭を殴る菜月。
「ぼーっとなんてしてないさ」
 壁際でたたずむ俺は、来客に備えているのだ。
「幼なじみの目を甘く見ないでよね。達哉のことなら大抵はお見通し
なんだから」
 と言って、パチリとウインクする菜月。
 さすがに、菜月の目はごまかせないか。
 そう、俺、朝霧達哉は、ゆうべの不思議な出来事のことを考えていた。
 あれは決して夢なんかじゃない、とは思うのだが、根拠も証拠もなく、
信じられるのは自分のみ。誰かに話したって、信じてもらえないのが関の山だ。
 事実、今朝になってから妹の麻衣、従姉のさやか姉さん、それに
ホームステイでうちに来ている月のお姫様のフィーナに、御付のメイドの
ミアの四人に話してみたのだが、四人四様の表情で苦笑される有様だ。
「ちょっと考え事してるだけだよ」
 だから、俺は菜月に対して本当のことは言わなかった。もし、菜月にまで
笑われたら、おもしろくないし。
「……そっか。ま、何かあったら相談に乗るから、いつでも言ってね♪」
 俺の顔をじーっと見つめていた菜月は、にっこり笑うとバックヤードに
戻っていった。
 しつこく聞いてこないところは、さすが幼なじみ。
 俺は心の中で菜月に感謝すると、クローズの作業を開始した。
 店はちょうど、閉店の時間になっていた。



 夕飯を食べた後、俺は昨日と同じく散歩に出ることにした。
 麻衣には心配されたが、確かめたい気持ちのほうが強かったのだ。
 確かめる、何を?
 考えても答えは出なかった。なら、この目で確認するしかないじゃないか。
 夜の町を俺はイタリアンズを連れて歩く。イタリアンズというのは、
うちで飼っている3匹の犬だ。カルボナーラ、ペペロンチーノ、
アラビアータという名前なので、まとめてイタリアンズと呼んでいる。
ちなみに、拾ってきたのは俺だが名付け親は菜月だ。
 イタリアンズがいれば、何かあれば察知してくれるはず。
「頼りにしてるぞ」
「くぉん?」
 アラビの頭を撫でると、きょとんとした表情をしていた。



 物見の丘公園に着いたので、俺はイタリアンズをリードから解き放った。
��匹とも元気に走り回っている。
 ここは普段から人が来るような場所ではなかったが、最近は月との交流も
進んできたこともあり、徐々に見学に訪れる人が増えている。
 とはいえ、夜はまだ以前のように人影がなく、おかげで俺は気兼ねなく
イタリアンズを遊ばせてやることができる。
 俺は草の上に寝転がり、モニュメントを見つめた。まあるい月が映りこみ、
きらきらと輝いている。
 きれいだなとぼんやり見ていると、モニュメントに映った月がぼやけた
ような気がした。
 次の瞬間、どこからともなく飛来した光る何かが、俺めがけて向かってきた。
「うわっ?」
 とっさに身体を捻って、なんとかかわす。
 もしかして、昨日と同じやつか?
 と思う間もなくそれはUターンして、まばゆい光を放ちながら俺のほうに
向かってきた。



 その時。
 ふいに目の前にひとりの少女が現れた。
「フィアッカ、起動」
『了解だ。リースリット』
 少女の胸のペンダントが碧玉色の光を放ちながら、徐々に形状を変えていく。
 杖になったそれを掴んだ少女も、同じく光に包まれ、姿を変えた。
 きらきらと月の光を浴びて輝く、流れるような金色の髪。
 どこまでも深く、何事も見透かしてしまいそうな碧玉色の瞳。
 頭の上で可愛く動くネコミミ。
 大きな杖を構えて、かすかに浮遊している。
 俺の目の前にいるのは、そう、正に、魔法少女だったのだ。






 to be continued…















 次回予告。



「みなさん、はじめまして。エステル・フリージアと申します。
本編での出番はまだありませんが、次回予告の役目を承りましたので、
ここで初登場となりました。よろしくお願いします。
 謎の少女リースと出会った達哉。謎の光の正体は? そして、リースの
正体は? 
 知りたい人は、次回も見てくださいね。
 次回、魔法少女リースリット・ノエル、第2話。
『魔法のような奇跡』。
 次回も、エステルマジカルがんばります!」。