2009/01/19

倒れる前に



「……言ってくれれば、いくらでも手伝うのに。もう、がんばりすぎなの。
今日は無理にでも休ませるんだからね、休まなかったら泣いちゃうからね?」



今日は結構がんばった、と思うぐらい仕事をしたのですが、寒かったからか、
背中が痛いです。うー、お風呂でゆっくりしよう……と思いながらも、結局は
いつもどおりさっさと洗って出てしまうんでしょうが(笑)。
風呂でゆっくりする習慣ってないんですよねー。



「ねえ、ちょっとちょっと陽菜」
「うん、どうしたの?」
「支倉君って、ローレル・リングに入ってるの?」
「孝平くんが言うには、臨時の会員みたいだけど」
 孝平から聞いたことを、陽菜はクラスメイトに簡単に説明する。
「臨時かあ、その手があったか。なるほどね」
「何がなるほどなの?」
「だってさ、あの制服を着てみたいと思わない? さっきも、4年生の東儀さんが
着てたけど、実は結構人気があるんだよ、あれ」
「そうなんだ」
「うんうん。陽菜の美化委員会の制服が一番人気なんだけど、ローレル・リングも
秘かに人気なんだよね」
「それじゃあ、みんなで臨時会員になるってのはどう?」
「わ、お姉ちゃん」
「ゆ、悠木先輩、いつからいたんですか?」
「ひなちゃんのいるところに、わたしあり!」
「それ、説明になってないと思うけど」
「それはさておき、ひとりだと気後れしちゃうかもしれないけど、みんなと一緒なら
怖くないものだよね。まるちゃんも、きっと喜んでくれるんじゃないかな」
 かなでの説明に、クラスメイトたちは相談をはじめた。



名も無き一般生徒さんを出してみました。これぐらいならいいよね。
少しぐらいは規模を大きくしたいので。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



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