2009/01/17

忘れない、あの日の記憶



「忘れなくてもいいんだよね。ゆっくりと進んでいければ、きっとあの日の
ことも思い出になるんだから」



あの、阪神大震災から14年が経ちました。
当時は、地震を感じずに普通に起きまして、朝のニュースでそのことを
知ってびっくりした記憶があります。
時は流れるものなのですね……。



「おはよう、陽菜」
「おはよう、孝平くん。……えっと、その格好はどうしたのかな」
「あ、脱ぐの忘れてた。道理ですれ違うみんながちらちら見てると思ったよ」
 羽織っていた白い制服を脱ぎながら孝平が言う。
「もしかして、それってローレル・リング?」
「ああ、そうだよ。シスター天池が貸してくれたんだ。ちょっとの間、臨時の
会員になるみたいだ」
「孝平もシスターの手先か」
「人聞き悪いな、司。俺はまだよく知らないけど、ローレル・リングってのは
シスターの手伝いをする委員会なんだろ。どうして入ろうとする人が少ないのか、
気になっていたんだ。だから、これはいい機会だと思ってるよ」
「ま、がんばれ。ほどほどにな」
「おう。陽菜もやってみるか? 時々でもシスターは喜んでくれると思うけど」
「う~ん、私は美化委員会があるからね。ちょっと難しいかな。それに、白ちゃんに
悪いし」
「ん? どうして白ちゃんなんだ。むしろ白ちゃんも喜んでくれると思うけど」
「そういうとこ、孝平くんらしいけど……。じゃあ、今度お姉ちゃんと一緒に
行ってみようかな」
「ああ、それでいいよ。無理する必要はないしさ」
 チャイムの音とともに桐葉が教室に入ってくるのを見て、孝平は自分の席に座った。



書く手順として、まず一日前の分を読み返してから、考えてます。
あえて前もって考えないことが、ポイントですかね。まあ、日記みたいなものですし。



前期で終了分のアニメを見終えて、ようやく今期のアニメに入れたのですが、
まだ、おっ、と思える作品には会えてません。一応、1話はエントリーで感想を
書きたいけど、なかなか暇がないですね。つーか、地味に二週分溜まってきているの
ですが、がんばって見ていかないと。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



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