じっくりゆっくり

「ぅん……そうそう、最初はゆっくりね。その内にだんだん慣れてきたら、
力を入れてみるの。……ね、ちょっとずつわかってきたでしょ？」



まだまだ寒くなるなあということを実感できる日でした。
今週はゆっくりできそうですが、来週に備えてがんばっておかないと。
そんな、まったりした日でした。
いやー、昼休みに本が読めるって、すごく嬉しいですね♪



「支倉先輩。お時間ありましたら、ご一緒にお散歩に行きませんか」
「ああ、俺だったら大丈夫だけど。……でも、外は雪がちらついてるよ？」
「これぐらいなら平気だと思います。雪丸も外に出たそうにしていますし」
「わかった。白ちゃんがそう言うなら、行こうか」
「はい、ありがとうございます♪」
　空からは、孝平が言うようにちらほらと雪が舞い降りてきている。
「どこまで散歩に行くつもりなの？」
「あまり遠くにはいけませんので、学内をまわってみようと思います」
「オッケー。それじゃ、雪丸は白ちゃんにお願いしていいかな」
「わかりました。……あ、もし支倉先輩が雪丸を抱きたくなったら言ってくださいね。
雪丸は抱き心地もやわらかいですし、あたたかいですから」
「大丈夫だよ。その時は、白ちゃんを抱きしめるから。白ちゃんの抱き心地も
俺は好きだしね」
「もう、支倉先輩ったら……」
　ふたりと一匹は、雪の舞う中を歩き始めた。



今日はたまたまテレビをつけながら更新してるんですが、カンブリア宮殿を
なんとなく聞いていたら、思わず見てしまっていました。
「餃子の王将」について、だったんですが、この不況の情勢において、好調
なんだとか。その秘訣はー、という内容でした。
すごく特別なことをしているわけではないけど、『当たり前のことを当たり前に
やる』ことの大切さってのを、あらためて知ったような気がします。
うちは外食産業ではないけど、お客があっての仕事であるのは変わらないので、
勉強になりました。
忙しさにかまけてしまって、忘れてること、おろそかにしてること。
そういうのを、きちんとできるようになりたいものですね。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります！