2009/02/26

痛みは生きてる証拠なの



「い……いた、いたた……いっ、痛いって言ってるでしょー!!!
柔軟運動手伝ってとは言ったけど、そんなに力いっぱいに押さなくても
いいでしょ、もうっ、バカバカっ、今度はもう少しやさしくしてよね」



今日、瞬間的に膝に鋭い痛みが走ることが何度かあったんですが、何が原因かなあ。
運動してるわけでも、膝を酷使する事もしてないし、むむー。
ちょっと前にもあって、その時はそれっきり何もなかったから安心して
いたんだけど、こういうのはちゃんと病院に行った方がいいんでしょうねぇ。
……って、いつ行けばいいのよ?



「あ、支倉先輩。こんにちは。皆さんもおそろいで」
 孝平たちの姿に気づいた白が、ぺこりと頭を下げる。
「ああ、白ちゃん。白ちゃんはもうお昼済ませた……よね」
「はい。先ほど食べ終わったところです。先輩方は、ちょっと今日はゆっくり
ですが、何かあったんでしょうか」
「うん……まあ、ね」
 ここに来るまでの間に、瑛里華と桐葉の間でひと悶着あったのだが、ややこしく
なるので、孝平は苦笑を浮かべてごまかすことにした。
「それじゃ、俺たちはごはんを食べてくるよ。また放課後に」
「はい。それでは失礼します」
「さて、俺たちもメシにしよう。先に場所を取らないとな……」
 孝平があたりを見渡すと、馴染みのある声が聞こえてきた。
「おーい、こーへー。ここだよ~」
 そんな呼び方をするのは、この修智館学院にはひとりしかいない。
「かなでさん。……やっぱりお鍋ですか」
「そうだよ。寒い冬も、あったかい春も、あっつい夏も、心地よい秋も、おなべは
いつでもおいしいんだもん♪」
「そう言われると、すごく美味しそうに見えてきますね」
「みんなの分もあるから、みんなで食べようよ♪」
「そうしようかな、瑛里華、いいか?」
「え、ええ。孝平がよければ、私は」
「どうした、熱い鍋が苦手なら、俺がふーふーしてやるぞ?」
「だっ、大丈夫よ。自分でふーふーできるから!」
「ふーふーと言うよりは、夫婦喧嘩を見てるみたいだね、紅瀬さん」
「そのようね。ふふっ、まったく、からかうネタには事欠かないわね、このふたりには」



あれ、もしやこれがお姉ちゃんマジックかしら(笑)



明日はいよいよ「夜明けなMC」の発売日ですね。
……発送メールが着てないって事は、明日は無理なのかしら(ぇ
どっちにしろ、すぐにはやれないのですが。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



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