2009/02/05

コーヒーは挽きたてが一番なの



「こうやって自分の手でコーヒーミルを回すとね、飲む前にまず香りが
楽しめるの。それからドリップして飲むコーヒーは、格別で特別なんだよ♪」



コーヒーよりも紅茶が好き……なんて言い出せないよね(わは



今日の仕事の一部ですが、コーヒー豆をガリガリ挽いてました。
……飲むためじゃないよ?
多分、コーヒーミルを使ったのってはじめてじゃなかろうか。
結構疲れるんだよね、量が多いと。
でもね、そうやって苦労して飲むコーヒーはやっぱりおいしいんだろうな。
そして、コーヒーミルで「サイレントメビウス」の彩弧由貴を思い出す人は
どれぐらいいるのでしょうね。



「孝平、その書類が終わったら休憩にしましょう」
「ああ、もうすぐ終わるよ。……よし、これでオッケーっと」
 出来上がった書類をクリップでまとめると、孝平は大きく伸びをする。
「今日は白がローレル・リングでいないから、いつもより大変かもね」
「ちょっとだけ、な。白ちゃんもがんばってるんだし、俺たちでフォロー
すればいい。時間が出来たら、俺たちが白ちゃんを手伝うってのもいいかもな」
「そうね。たまにお手伝いできれば、白もシスター天池も喜ぶでしょう。
さてと、それじゃお茶の準備をするわね。今日はコーヒーでいいかしら?」
「うん、ありがとう。……珍しいな、瑛里華は紅茶が好きだと思ってた」
「ええ、好きよ。でもね、年がら年中紅茶を飲んでいるわけじゃないわよ。
白は日本茶、陽菜は紅茶。それじゃあ、私はコーヒーでも極めてみようかな、
なんてね」
 そういうと、瑛里華はコーヒーミルを取り出して、自らの手で豆を挽きだした。
「お、随分本格的だな。俺なんてインスタントと缶コーヒーしか飲んだこと
ないかも」
「大げさね、孝平は。まだ見よう見真似の段階なんだから、あんまり褒めちゃ
だめよ」
 やがて、コーヒーの香りが監督生室に漂ってくる。
「う~ん、こういう匂いって、なんだかいいよな」
「でしょう? 待っててね、もうすぐ出来るから」
 そして、瑛里華の笑顔とともに、瑛里華のコーヒーが出来上がった。
「……ど、どうかな?」
「……うん、うまい。挽きたてってのもあると思うけど、うまいよ、これ」
「よかった。……コーヒーはね、飲む人のことを考えながら豆を挽くの。
それが、おいしいコーヒーの淹れ方なんだって」
 瑛里華は自分のコーヒーを念入りに冷ましてから口に含んだ。
「うん、まあまあかな。今度は、孝平が私のためにコーヒーを淹れてね。
大丈夫よ、ちゃんとみっちり教えてあげるから」
 香りとともに、幸せな時間が広がっていく。



今日の日記はコーヒーづくしですね。
僕自身は、ほんとにコーヒーが好きなわけではないんですが(ぇ



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



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