2009/02/22

やさしさの贈り物



「こ、こんなことでわたしのご機嫌を取ろうなんて、思ってないでしょうね?
……で、でも、一応お礼は言っておくわ。あ……あ……ありがと」



今日もいろいろ出かけてきました。
朝はまず、先日も日記にちらっと書いていた、
画業40年東京藝術大学退任記念 田渕俊夫展 パリ・三越エトワール帰国記念
に行ってきました。
その後、時間があるので久屋大通まで歩いて、とらに行き、6階のスペースで
フェブラリーSの予想をしてから名駅へ。
ぐるっとまわって、コンビニでごはんを買ってから、まだまだ時間があるので
駐車場に停めた車の中で昼食。
読書をしてから、ずれこんだ予定を消化して帰ってきました。



あー、こうやってみると、1日って長いよね。
待ち時間があると、余計にそう感じるのかな。



 瑛里華の動きに反応してくれる孝平が、瑛里華にはたまらなく嬉しかった。
「は~い、これでおしまい。……どうだった? って、聞かなくても孝平の
反応がすごかったから、答えなくてもいいけど」
「……ぁ……れ……?」
 口を開こうとした孝平だったが、うまく言葉が出てこない。
「うん? どうしたの、孝平。何か様子がおかしいけど」
「……か、らだ……しび……れて……」
「えー??」



 ……。…………。



 数分後、やっと動けるようになった孝平が言うには。
「か、感じすぎちゃって、身体がしびれちゃったの?」
「……どうやら、そうとしか思えないんだよな。今は、だいぶよくなって
きた気がするし」
 孝平は腕を回してみる。少々ぎこちなさはあるが、ちゃんと動いている。
「……孝平は、耳が性感帯ってこと?」
「俺に聞かれても困るけど……、くすぐったいのと気持ちいいのが同時に
やってくるというか。そもそも気持ちいいのかどうかもよくわからないな」
「……Mの人が、叩かれた痛みを気持ちよく感じるのと同じなのかしら」
「それは、俺が普通じゃないと言いたいのか?」
「まあ、ある意味普通じゃあないわよね」
 紅いかけらが体内にあるわけだし。
「もしかして、相手が瑛里華だからなのかも、な。ほら、瑛里華も俺の血に
反応してただろ」
「うーん、結局のところ、全部推測でしかないわけよね。確かめる術もないし。
ごめんなさい、今度から気をつけるわ。ちょっとやりすぎたんだと思う」
 瑛里華は素直に頭を下げる。
「そうしてもらえると助かるかな。あ、このことはふたりだけの秘密にして
おいてくれよ。他の人に知られても困るから。特に、かなでさんに聞かれでも
したら……」
「したら?」
「きっと、毎日、俺の耳で遊ぶと思う」



えー、期待通りの展開にならなくてすみません、と先に謝っておきます。
今回はバレンタインからずいぶんと引っ張ってしまいましたが、明日で一区切り
できそうです。オチは、わかりますよね?
明後日からは、またありふれた日常を書いていきたいですね。
あー、言い訳しておくと、はてなダイアリーさんは、えっちなのはいけないと
思いますなので、どうしてもそこまで踏み込めなかったんですよ、ははは。
ということにしておいてください。



「そして明日の世界よりー」を探してみました。
一応は見つかったんですが、結構なお値段ですこと。まだ定価以上ではないので
安心ですが、もしかしたらこのままどんどん上昇することになるのかしら。
だって、「もしらば」の中古とかさ、とんでもない値段っすよ?
どうしよっかどうしよっか……考え中(笑)
あああ、このフレーズも懐かしいなあ。いや、知らない人もいるよね、きっと。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



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