2009/03/05

やっと、見つけた



「うふふ、こ~んなところに隠してたんだねぇ。そりゃ見つからないわけだよ。
まったくもう、わたしというものがありながら……よしっ、消去完了。代わりに
わたしの写真データを入れといてあげましょうかねー」



喜びと悲しみの量は、この場合同じなのでしょうか。それでしたら、この
等価交換には価値があるのですが。



「そして明日の世界より――」買って来ました。
中古で6480円。これなら、いいよね。
通販サイトではほとんど見つからず、あったとしてもプレミア価格でして。
とあるお店ではショーケースに置いてありましたが、8Kだったのでどうしようかと
悩んでまして、今週探してダメなら……と思っていたところでした。
見つかってよかった~。春日井まで行った甲斐がありました(笑)。



「~~~♪」
 顔の表情からも、陽菜の嬉しさが伝わってくる。
 瑛里華の髪をやさしく丁寧に編み上げていく陽菜の笑顔は、見ている人にも
伝染していった。
「陽菜先輩、すごく楽しそうです」
「そんなに、編みたかったのか?」
「うん。だって、えりちゃんの髪、とっても気持ちがいいんだよ。それに……」
「それに?」
「小さい頃にも編ませてもらったこと、思い出したから」
「……私は、ずっと覚えていたわ。数少ない、小さい頃の思い出だったから」
 瑛里華が懐かしむように目を閉じる。
「ごめんね。……でも、本当に思い出せてよかったよ。わがままも、時には
いいことがあるんだね……」
 陽菜の目に、涙の粒が浮かんでいた。
「よかったな、陽菜」
「うん♪ ……はい、できあがり」
 瑛里華の金髪は、二房の三つ編みになっていた。
「ほんとに上手ね。さすがは三つ編み師、といったところかしら」
「陽菜先輩は、三つ編み師なんですか?」
 白が目を丸くした。
「……そうなのかな?」
「いや、俺に聞かれてもな」
「それじゃあ、白ちゃんもどうかな」
「え、わ、わたしですか?」



こうやって、立ち絵のバリエーションは増えていくのです(なんのことやら



って、明日に備えてもう少しがんばろう。大丈夫、まだ24時間以上ある(ぇ



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



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