2009/03/23

出来ることは、応援すること



「応援されるとすごく恥ずかしいんだけど……。これはちょっとだけふくらみが
欲しいだけであって、決してわたしがぺたんこだからじゃないんだからね?」



WBC、日本勝ちましたな!
いよいよ明日は決勝戦。しかし、同じ大会で同じチームと5回も戦うことに
なるとは、システムのせいとはいえ、何かおかしな気もしますね。



「こんばんは、孝平くん」
「いらっしゃい、陽菜。どうぞ」
「おじゃまします……あれ、私が今日は一番乗りなんだ」
「ああ。まあ、司はバイトで、会長は他の集まり。白ちゃんはパソコンの練習で
今日は来ないんだけど」
「そうなんだ。じゃあ、後はお姉ちゃんだけ……って、メールかな」
 陽菜が携帯をチェックすると、噂をすれば何とやら。かなでからだ。
「今日は春の陽気に誘われたので、もう寝ます。こーへーに、夜這いに来ないように
言っておいてください、だって」
「ぜっ……たいに、行きませんからって返信しておいてくれ」
「あはは、了解」
 ぽちぽちとメールを打つ陽菜を見ながら、孝平はティーセットの準備をする。
「あ、私も手伝うよ」
「大丈夫。今日は俺が淹れるよ。会長に褒められた腕前を見てもらおうと思って」
「……えりちゃんに?」
「ああ。生徒会の仕事中にお茶を淹れる機会があってさ」
 話をしながら、手際よく準備する孝平。やがて、紅茶の香りが孝平の部屋に満ちていく。



ちょっと短め。えーと、あと一週間ぐらいですね、3月も。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



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