2009/10/07

健康とは、失いそうになってからその価値に気づくもの



大げさなタイトルですが、そんなものでしょう。
では、ここしばらくの顛末について、書いておきます。
むやみに長いし、大っぴらに書くことでもないので隔離しておきます。





まず最初に異変に気づいたのは、9月の4週目の週末でした。
ちょうど、シルバーウィークが終わった頃です。



なんだか尿の色がやけに濃いな、ということに気づきました。



時々なら、疲れてるのかなーとスルーしてたのだと思います。
疲れてるときは、濃い尿が出たりするものですし。
でも、それが何回も続くので、なんだかおかしい、と。
連休中は出かけてたりしたので、その疲れなのかなーということならわかりますが。
すでに平常な生活に戻っているし、そもそもここのところは疲れるような仕事でも
ない。
とはいえ、特に痛みやダルいなどといった自覚症状もないので、とりあえず
週明けまで待ってみるかと思いました。



そして、週が明けた9月28日、月曜日。
やはり、色は濃いままでした。
ただ、毎回濃いわけでもなく、普通の色の時もありました。
それでも、何もないのに濃いのはおかしいと思い、次の日に病院に行くことに
しました。



翌日。以前、指のケガで入院したこともある大型の病院の、泌尿器科を受診しました。



尿検査をしてみると、なんと血尿が出ていることが判明しました。



……え?
色が濃いだけで、血尿ではないと思っていたので、これには驚きました。
なんでも、真っ赤な尿だけが血尿ではないそうな。
僕の場合は、少量の血が混じっているので、濃い色に見えていたらしいです。
その日に、腎臓もエコーで見てもらったんですが、その時には何も映っておらず、
後日、CTスキャンと造影剤を使ってレントゲンの検査をしましょう、ということで
その日は終わりました。



検査は一週間後、つまり今日だったわけですが、今日まで何事もなく済んだかと
いうと、そういうわけではなく。



金曜日の朝。それも寝ている間に事件は起こりました。



こ……腰がイテエ!!!!!



何がなんだかわかりませんが、とにかく腰が痛いです。特別に激痛というわけでは
ないのですが、なんだかずーんという感じで、じんわりと痛みが。
楽な体勢はないかと布団の中でごろごろしてみましたが、そんなものはなくて、
ヘンな汗は出るし、時折吐き気は込み上げてくるし、もう散々でした。
痛みで起き上がることもできんし。
いっそ、気を失えたら……と思いましたが、それもできず。
なんとか時計を見たら、まだ4時でして。
それから7時過ぎまで、地獄の3時間を過ごしたのでした。



途中、6時ごろに全力を振り絞って起き上がって、トイレに行って用を足してみたん
ですが、この時は尿は普通の色でした。
しかしながら腰の痛みは尋常じゃないし、起きているほうがなんぼかツライので、また
布団に戻って唸ってました。



��時過ぎになると、家族も起き出してきて、腰が痛くて起きられないということを
伝えて、とりあえず病院に行くことにしました。
自分ひとりだったら、きっと車の運転もできなくて行けなかったと思うので、家族に
感謝ですね~。
起き上がるのもツライですが、そこは必死にがまんして、とりあえず着替えて、車で
病院に送ってもらいました。



病院の受付で症状を話してみると、筋肉の痛みなら整形外科、内臓系なら内科ですねと
言われましたが、はっきり言って、どっちの痛みだかわかりゃしねえ。
右後ろの腰骨の上あたりが痛んで、足をあげるのも痛みを伴うぐらいですよ。
とりあえず整形外科を受診しようと受付を済ませてみました。
……が、全然順番が来ません(うわん
初診だからそういうものだとはわかっていますが、とにかくその日は遅かったです。
おそらく、金曜日だから患者が多かったのかなあと。



んで、2時間ぐらい待って、ようやくレントゲンを撮ってから診察してもらったんですが、
腰の骨には特に異常が見当たらず。
さらに言えば、実はこの時になるとだいぶ腰の痛みもましになってました(ぇ
先生に泌尿器科も受診してて、来週検査なんですーということを告げると、石があったら
腰が痛んだりしますよーと言われました。
……そういうものなのかね。
とりあえず整形外科では異常がないので、そのまま帰る事に。
元気だったら会社に行ってもよかったんですが、朝の疲れもあるし、その日はそのまま
家で休むことにしました。



そして、朝ごはんを昼食代わりに食べたところで、またじわじわと痛みが(うぎゃあ
しばらく苦しみましたが、今度はなんとか寝ることができまして、夕方に目が覚めた
時には痛みも引いてました。
食欲は全然ないものの、一応夕食を済ませて、明日は近所の病院の内科を受診しようと
いうことにして、その日は床に就きました。



翌日、土曜日。
一度だけ4時過ぎにじんわりとした痛みで目が覚めたんですが、それ以外は何もなくて、
目覚めは普通でした。痛みもなかったです。
これなら内科を受けなくてもいいんじゃないかってぐらいでしたが、世の中そんなに
甘くはなかったです。



内科の受診待ちをしていると、じわじわと腰の痛みが(えー



受付で呼ばれたので、今までの経緯と今の状態を説明したら、それじゃあ一応尿検査を
ということだったのでしてみると、やっぱりここでも血尿でした。
んで、診察を受けたら、先生が言うには



これは尿管結石だね、と。



次の週に検査することになっているので、とりあえずその場では痛み止めの点滴と、
尿管を少し広げる点滴を打ってもらい、あと、痛み止めの薬をもらいました。



昨日も仕事を休んだので、とりあえず会社に行ってみたのですが、点滴の効果がなかなか
出ないのかどうかわかりませんが、痛みが治まらず、どうにも苦しいので、会社には
説明だけしてまたすぐに家までとんぼ返りです。
昼食を食べる気力もなく、また夕方まで布団で苦しんでました(わは



夕飯の後に薬を飲むと、なんとか痛みが治まってくれたようでした。
薬のおかげで大丈夫そうではありましたが、ヘタにでかけて悪化してもいけないので、
日曜日は家でおとなしくしてました。



月曜日、火曜日も薬のおかげで、なんとか乗り切れました。
多少の不調はありますが、最初の辛さに比べれば全然へっちゃらです(笑)。



そして今日。CTスキャンと造影剤を入れたレントゲンの結果、病名が判明しました。



尿管結石でした。



CTの画像を見せてもらいましたが、きれいに白く映ってました。
ただ、大きさはそんなに大きくもないので(画像を見た感じでは5mm以下でした)、
尿と一緒に出るようにしましょうってことで、
薬をもらって帰ってきた、というのが、長々と書いてきた顛末になります。



土曜日に内科を受診したおかげで、だいたい自分でも尿管結石かなとは思っていても、
もしかして他に何か重大な病気だったら、という可能性も捨て切れなかったので、
今はとりあえずほっとしています。
一ヵ月後に状況の確認の検査予約を取ってもらったので、それまでに石が出てくれると
いいなあ。



0 件のコメント:

コメントを投稿