2011/08/31

夏はまだ終わらない



「わたしたちの夏休みはこれからだ! そして、わたしたちの夏休みの
宿題もこれからだ!! ……終わらない、なんてことはないよね?」



死ぬ気という言葉は嫌いだ。



最近は、天気が変わるというか、空模様が変わっているような気がします。
晴れようが雨ようが、暑さが薄まるわけでもないのだし(笑



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 扉を開けて外に出た。少しぐらいの休憩では太陽の活動時間をまぬがれる
こともなく、セミの声が暑さを拡張して伝えてくる。
 先ほど飲んだばかりのお茶も、体内から蒸発するのではないかと思える。
「まったく、いつまで続くのであろうな」
「……さあ、考えたくも無いわね」
 隣には、音も立てずに桐葉が立っていた。
「遅かったではないか」
「……着替えるのに手間がかかったのよ。それにしても、どういう風の
ふきまわしなのかしら」
「ふ、たまにはよいだろう」
「……水泳は楽しかった?」
 なぜ知っている!
「ふふふ、まあいいわ。主と一緒の服装というのも、悪くない」
 あたしと桐葉は、おそろいのメイド服を着て歩き出す。
 夏はまだ終わらない。終わるのは、おそらくもう少し先だろう。
「桐葉」
「なあに、伽耶?」
「……落ち着いたら、旅にでも出ないか」



おわり
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というわけで、終了です。
いろいろ書かなかった部分、書けなかった部分、足りなかった部分はありますが、
これにて完結。
気が向いたら、まとめておきます。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/30

見えないうちは



「安心できるんだけどねー。でも、そのうち怒りマークが目に
見えるようになると、イエローカードだからね」



レッドはもらえないの。



うちわが見つかりません(ぉ
うぬー、本当にどこに行ったのやら。飛んで行くわけないんだから、
絶対どこかにあるはずなのに。
別にうちわぐらいたくさんあるけど、なんとなく愛着あるのよん。



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 白に雪丸を渡し、あたしは礼拝堂を後に……しようとして、立ち止まる。
 たまには、入ってみるか。
 今日は普段とは違うことばかりだからな。
 重い扉を開けて中に入ると、シスター天池が掃除をしている最中だった。
「あら、千堂さんのお母様ですね」
「ああ。……邪魔をしてしまったか」
「いえ、そんなことは。何か御用事でも?」
「いや、少し寄ってみただけで、特に用事はないのだ」
「そうですか。……あの、もしよければお茶でもいかがですか」
「そうだな。それでは、いただくとしよう」
 本当に、普段とは違うことばかりだな。
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/29

カウントダウン



「いよいよだね。さすがにドキドキしてきたんだけど。いや、
それはまだ早いかな。残りわずかだからこそ、思う存分休みを
満喫しないとね~♪」



寝る間も惜しんで。



今日もこないだの続きの作業でして、それ自体は特に問題はなかったの
ですが、ずっと使っていたはずのうちわが行方不明になりました(えー
多分、どこかに置き忘れたか、スキマに入り込んだだけだとは思うの
ですが、なぜか見つかりませんでした。
かくれんぼでもしてるんでしょうか(わは



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「雪丸~、ごはんですよ~……あ、伽耶様?」
 白の声が聞こえたので振り向くと、白がエサを持って立っていた。こちらを
凝視している。正確には、あたしの手の中の物体を。
「あの、伽耶様。どうして雪丸を?」
「こやつが、たまたま目に止まったのでな、反射的に捕まえてしまった。
……誤解するなよ、捕まえたのは礼拝堂の前だったのだ」
 それを聞いた途端、明らかに白は安堵していた。
「ありがとうございます、伽耶様」
「いや、たいしたことはしておらぬ。……桐葉でなくてよかったな」
「そ、そうですね……」
 冗談のつもりだったが、白はぎこちない笑みを浮かべただけだった。むう。
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/28

今週の獲物~



「"文学少女"と飢え渇く幽霊」 1 高坂りと スクウェア・エニックス
「変態王子と笑わない猫。」 1 お米軒 メディアファクトリー
「ロウきゅーぶ!」 2 たかみ裕紀 アスキー・メディアワークス
「ひだまりスケッチ」 6 蒼樹うめ 芳文社



「アクセル・ワールド 8 -運命の連星-」 川原礫 電撃文庫
「ソードアート・オンライン 1 アインクラッド」 川原礫 電撃文庫
「舞面真面とお面の女」 野崎まど メディアワークス文庫



「電撃萌王」 2011.10 アスキー・メディアワークス



「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2 -SECOND SEASON- 01」 水瀬伊織 コロムビアミュージックエンタテインメント
「READY!!」 765PRO ALL STARS コロムビアミュージックエンタテインメント
「SHOOT!」 RO-KYU-BU! ワーナー・ホーム・ビデオ



「やわらかいにく。」 無限軌道
「SCRAP YARD」 あかのれん
「Colorful pop 9」 翡翠亭
「SPARE MOMENT +2」 StrayMoon
「T*MOON COMPLEX X 07」 CRAZY CLOVER CLUB








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あ、一冊裏表逆になってた……。



八月最後の



「まだ、まだ終わってないよ! うー、もっともっと楽しみたいのに~。
はっ、そうだ! 夏休みの宿題もまだ終わってない!! ってことは、
まだ夏休みはたくさん残ってるってことでしょう?」



そんなところに希望はないよ?



気がつけば、八月も残りわずかですね~。
なんかこう、もっと有意義に過ごせたらいいんですが、いつも通り
のんびりしてるだけってどうなんだと思わなくもないですけど。
いっか、別に夏休みってわけじゃないんだし(えー



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 そこには、からっぽの小屋があった。以前はどうか知らないが、少なくとも
今はこやつしかいないのだろう。
 小屋の中はきれいに掃除されており、雪丸が大切にされていることが伝わってくる
ようだった。
 さて、中に入れてやろうとしたが、扉の鍵は閉まっている。
「おい、お前はどこから出てきたのだ」
「?」
 言葉がわかるわけではないのだろうが、首を傾げ、その長い耳も傾ける雪丸。
 やれやれ、どうしたものか。
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2011/08/27

天気に負けないで



「キミは平気なんじゃないの? だって、いつもノー天気じゃない、
くふふっ♪」



あー、聞こえない聞こえない。



今日は昼から出かけるつもりだったので、朝は毎度の競馬チャレンジ。
無料予想を活用した単複アタックが小倉1Rでいきなり的中したので、
今日の競馬は終了でした(笑 まあ、その後も予想分は数R買いましたが、
新潟6が当たっただけでした。(後は当たってもほぼトントンだったり)
それでも収支は+約7Kなので、十分でしょう。



昼からはお出かけ。郵便局のATMで払い込みをして、図書館に本を返しに
行って、名駅で買い物して、近所のスーパーでおやつと飲み物を補給。
午前中に雨が降ってたので不安でしたが、昼前にやんでからはきれいに
晴れ上がってくれたので助かりました。



それにしてもあれだね、最近はあまり現金で買い物しないので、たまに
ある現金支払い(食事とかね)で小銭が貯まりつつあったんだけど、
お店で小銭を出すのは面倒だけど、ATMなら気兼ねなく投入できていいね(わは
計算しなくても、全部入れてみれば計算してくれるしさ(ぉ



でも、現金使うのって食事以外ほんとに機会がなくなった気がします。
webでの通販はクレカだし、ガソリンもクレカだし、コンビニは電子マネーで
いけるし、その他のお店でもクレカや電子マネーでほとんどいけるもんね。
ただ、今の僕はほとんど車移動なので、公共交通機関を使う時は現金になって
しまいますが(笑
交通系電子マネーは、いまだにひとつも持ってないのです。



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 夏休み期間中ということもあるだろうが、礼拝堂の周りは人の気配がほとんど
感じられなかった。実際の宗教施設ではないはずだが、礼拝堂という名に恥じない
程度の厳かさ、のような空気が漂っているのかもしれない。
 などと、あたしらしくもない感想を抱いた。
 その時、視界の隅に白いものが映った。
 あたしは反射的にそれを捕まえた。……うさぎ?
「確か、……雪丸といったか」
 白が話していたことが思い出される。ローレル・リングの活動のひとつで、
うさぎを飼っていると嬉しそうに話していたな……。
「戻してやるか」
 あたしは礼拝堂の裏手に足を向けた。
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 それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2011/08/26

くらくら



「クーラーとクーラーでらくらくタイム。快適な空間は何よりも
大事なものですよ」



室内で作業、でした。室外よりは何倍もマシなんだけど、暑いものは
暑いのです。でも、夏だからしかたないよね。



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 ひとしきり騒いで、あたしはネコミミを外した。
「そろそろよかろう、瑛里華も戻ったことだしな」
「あ、うん。母様、助かったわ」
 あたしは頷くと、監督生室を出た。
 陽射しはまだまだ陰りを見せることなく、肌をじりじりと焼いてゆく。
 噴水の側まで来たが涼しくはならず、あたしは上を見上げた。
「礼拝堂、か」
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/25

意識レボリューション



「ついにはじまっちゃったのね! わたしを意識しまくる時が!!
いや~、こんなに魅力的だからしょうがないっちゃしょうがないん
だけどね?」



無意識に目をそらし。



ここ数日はなんとも微妙な空模様ですね。酷暑ではないんですが、
涼しいわけでもなく、なんとなくどんよりみたいな。
暑くてもいいから、ギラギラな陽射しが見たい。
だって、夏だもんね。



とらのあなの通販した物が届きました。
年に数回だけ、主にコミケ後とかに使うのですが、以前から通販ポイントって
何に使うんだろうと思ってて、調べてみたら景品と交換しかできないみたい
なので、今回、はじめて交換してみました。
まあ、飾ったりするわけではないんですけどね。



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 かなでは、取り出したソレを装着した。
「……えっと、それは?」
「かなでねこだにゃん!」
 何を言っておるのだ、こやつは。
「お姉ちゃん、どうしたの、そのネコミミ?」
「あ、ひなにゃん。ひなにゃんもこれを着けるんだにゃん♪」
「わ、私はいいよぉ~」
「それじゃあ……にゃん♪」
 こちらを見たかなでは、猛烈な速さでソレをあたしの頭に着けた!
「な、なにをするにゃん! ……にゃ?」
「にゃっふっふ。かやにゃんにゃんの誕生だにゃー♪」
 だ、誰がかやにゃんにゃんだにゃん!
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/24

「迷い猫オーバーラン! 9 わたしがみんなに護られてるの♪」 松智洋 集英社スーパーダッシュ文庫




迷い猫オーバーラン! 9 わたしがみんなに護られてるの♪ (集英社スーパーダッシュ文庫)

迷い猫オーバーラン! 9 わたしがみんなに護られてるの♪ (集英社スーパーダッシュ文庫)






少し前進、というか進展したかもしれないけど。





ハーレム系ではあるけど、無差別ではないということかな。
こういう流れになったということは、最終的にはひとりを選ぶって
ことでいいのでしょうか。うーむ。



次から、一冊ごとに絵師さんが変わるということで、事情があって
交代することはなかったわけではないけど、こんなのははじめてですね。
キャラデザも変えるとか、どう考えてもマイナス要因でしかないと
思ってしまうのですけどね……。



「司書とハサミと短い鉛筆 5」 ゆうきりん 電撃文庫




司書とハサミと短い鉛筆〈5〉 (電撃文庫)

司書とハサミと短い鉛筆〈5〉 (電撃文庫)






今までで一番、文人が本に向き合ったような気がしました。





即売会の雰囲気、売り手の気持ち、作り手の気持ち、いろんなものが
すごく伝わってきました。
崎田姉妹も、装丁家としては一流なんだろうね。
雲木も一生懸命勇気を出してコスプレしたし、あの夏宰さんも実は……。
そして、物語の上でも進展がありました。
それは、文人のリミットが近づいてきたということ。
フィフも可愛くなってきたし、赤い少女も気になるし、続きが楽しみです。



バスでもお仕事



「仕事熱心なのはいいことだと思うんだけど、お風呂の中ぐらい
わたしのことを優先して欲しいな♪」



あえて考えないようにしてるのに。



ハピバスデイ! と鴻上会長のセリフが思い浮かぶようになってしまった
単語ですが、年に一度なので大切にしていきたいですね。
そんなわけで、誕生日でした。来年も無事に迎えられますように。



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「さっすが、わたしのヨメ!」
 どこからともなく現れたちんまいのが、陽菜に抱きついた。
「なんだい、かやにゃん? わたしのヨメがうらやましいですかにゃ?」
 誰がかやにゃんだ。
「しかし、ひとつ足りないものがあることに、諸君たちは気づいていない!」
 びしいっと支倉を指差すかなで。
「なんですか、かなでさん?」
「それは、……これです!」
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2011/08/23

夢の記憶



「明確に覚えているってこと、ほとんどないんだよね……。なんていうか、
印象は強くても、時間とともに薄れていくんだよね。それはきっと、夢
だから。現実じゃないから、泡のように消えていくんだよ」



限定体験、なんだろうね。



今日は久しぶりに夢を見ました。……夢を見たことを覚えていました、の
ほうが正確かな。
とあるものを無くしてしまう夢で、それだけを捉えるとなんだか不吉な気が
しますが、その夢を忘れつつある今、不吉だと思ったことも消えていくようで。
つまり、期間限定なのかもしれないな~、と。



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「ところで、なんでおふくろ様はそんな格好をしているんだい?」
 ……なん、だ、と?
「兄さんのせいでしょう。まったく、陽菜ちゃんがいてよかったわ」
「あはは、わたしは服を用意しただけで、たいしたことはしてないよ」
 いつもどおりに、陽菜は笑う。
「そうだったのか、ありがとう悠木妹。俺が母に代わって礼を言おう」
「その必要はないわ! ……と、そう言えばまだ礼を言っていなかったな。
助かったぞ、陽菜。ありがとう」
「どういたしまして。伽耶さんのお気に召したようで、よかったです♪」
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/22

暑い、よね



「昨日は涼しげで、今日もその残りで涼しいかと思ってたんだけど、
意外に暑かったね。……わたし、脱いだらすごいんだよ?」



そんな子に育てた覚えはありません。



今日はちょっと暑いけど、涼しそうだなーと思ってたんですが、
エアコンをつけていたにも関わらず、けっこう暑かったように感じました。
なんでだろ、ギャップのせいかな?



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 やれやれ、まあ、たまにはよいか。
「ほら、冷めぬうちに飲むが良い」
「お、悪いねぇ~って、これホットじゃないかYO!」
 せっかく淹れたお茶を飲む前に派手なリアクションを取る伊織。
「冷たい飲み物の取りすぎは身体によくないのだ。母の気遣いがお前には
わからぬのか?」
「俺にはイヤガラセにしか思えないけどね~」
 と言いつつも、伊織はお茶を一気に飲み干した。
「お、いい飲みっぷりだ。もう一杯やろう」
「やめて! 伊織さんのライフはもうゼロよ!!」
 わけのわからないことを叫ぶ馬鹿息子だった。
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/21

今週の獲物~



「アクセル・ワールド 6 -浄火の神子-」 川原礫 電撃文庫
「アクセル・ワールド 7 -災禍の鎧-」 川原礫 電撃文庫
「新約 とある魔術の禁書目録 2」 鎌池和馬 電撃文庫



「とある魔術の禁書目録SP」 鎌池和馬 アスキー・メディアワークス



「電撃文庫magazine Vol.21」



「STEP ―カントクアートワークス―」 廣済堂出版





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雨のおしごと



「まあ、その、おしごとなら仕方ないよね。それが美少女の服を
濡らすことでも、文句は言えない……って言うよ! うー、これ
お気に入りだったのになあ……。見せるのは、勝負する時だって
思ってたのに」



何が見えたのかは言えない。



今日は朝からイマイチな空模様でしたら、今日映画に行っておかないと
スケジュール的に苦しくなるのがわかっていたので、行くことに。
開始時間は夕方なので、それまではいつもの競馬チャレンジ。
今日は前半戦があまり芳しくなく、途中から3連複アタック。
一度当たったものの、今日の損失が取り返せてなかったのでそれから
何度か試したものの、うまくいかないので昼であきらめました。
お昼を食べてから、単複アタックを投票し、重賞の2レースを予想してから
出かけました。



まずは久しぶりに図書館へ。結構前に予約してた本が、やっと順番まわって
きたのですよ~。……ラノベだけどね(ぇ
いや、最近はラノベも置いてあるので、急ぎでなくてもいいなら図書館は
とてもありがたいのです。
引取りを済ませ、すぐに映画館へ。チケットは無事に入手できたものの、
一時間以上時間はあったので、人が多くてロクに遊べないゲーセンを横目に、
車に戻って持参した文庫を読んでました(笑



時間になったので入場。映画はゴーカイジャーとオーズのいつもの戦隊+ライダーの
組み合わせですね。
ゴーカイの方は、テレビ版を見てないのでなんとも言えないのですが、彼らが
別の戦隊に変身(?)できるのには何か意味があるのかね?
今回の、ゴレンジャーになったのはそれなりに納得できましたが、他は特に
関係なかったような……まあ、細かいことは気にしちゃダメですか。



そしてオーズ。こっちはテレビとは若干パラレルというか、時系列的には恐竜
メダルを入手して間もない頃って感じですかね。
強引に江戸時代に飛ばされたりしますが、将軍様がカッコよかったので別に
いいや、と思わせてくれるお話でした(笑
映画ならではの特別要素と言えば、映司がアレに変身したとか、次のアレが
来たとか、極めつけはひとりでライダー大戦みたくなっていたということ
でしょうか。まさかあんなことがアリだとは(わはー
しかし、年2回が基本になってきて、ライダー映画も見るのが大変ですね。
パターンも確立してきて、現在と次回のライダーが共闘するとかね。



全然関係ない余談だけど、電王はいつまで続くんだろうね。いくら人気
あっても、ずるずる行くのはキツイよなあ。終わらせるにしても、あと2作
ぐらいはありそうですが。



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「あ、お袋さま。俺にもお茶を淹れてくれ」
「ああ。……って、なぜお前がここにいる、伊織!」
 星になったのではなかったのか。
「ちっちっち。俺を誰だと思っているんだい。瑛里華に星にされ続けていることで、
耐久力が上がっているんだよ」
 あまり威張れることではないと思うが……。
「兄さん、それ全然カッコいいセリフじゃないから」
 ばっさり瑛里華に切り捨てられ、落ち込む伊織だった。まったく、こやつは
変わらぬな。
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2011/08/20

雨と傘の対決



「どっちも相手がないと本領が発揮できないから、今日なんて
大満足だったんじゃないかな。何をもって勝ち負けとするかは、
あなた次第だけどね♪」



できたら引き分けが望ましい。



今日はエアコンいらずの日でした。
涼しいとまではいいませんが、風もあったので過ごしやすい
空気でした。
ま、夕方には雨が降ってきて、そのせいで暑さが増してしまい
ましたけどねー。



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「ただいま~、って母様がお茶を淹れてるーーー!!?」
 瑛里華が帰ってくるやいなや、見事なノリツッコミを披露していた。
「騒々しい娘だな、お前は。しかたがないので、あたしがお茶を淹れて
やろう。座って待っておれ」
「あ、うん。……って、母様につっこまれたーー?」
 本当に騒がしいやつだ。



「あ、おいしいわね……」
 ようやく落ち着いたのだろう、普段の瑛里華に戻っていた。
「ありがとうございます、お嬢様♪」
 どういうわけか、褒められると素直に言葉がでてくるものだな。
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/19

湿より涼



「言うまでもなきことだけど、あえて口に出してみたりけるのよ。
そうすることによりて、より感じることが出来ると思いはしなイカ?
わかりたればいい。さあ、早くカキ氷とやらを盛ってきやがれですぅ」



とりあえず、寝技で締め落としてもいいよね?



今朝の出勤時にこそ雨に降られましたが、いつのまにか晴れてました。
まったく、今年の天気はころころとよく変わりますねぇ。
出かけるわけでもないから特に影響はないけど、なんとなく不安に
なるもので、週末のお天気はどうなのかなーなんて思ったり。
……うん、特に出かける用事はないのですがね。



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「……すごく、おいしいです。ちょっとびっくりしました」
 ふふふ、そうだろうそうだろう、このあたしが淹れたのだからな。
 という気持ちはおくびにも出さずに、あたしはこう言った。
「ありがとうございます。ご主人さま♪」
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/18

眠たい時は



「今朝は寝かさないぜ! 寝坊ができるなんて、世の中そんなに
甘く出来てないんだよ。さ、早く起きて、ラジオ体操第三を開発
するのです!」



無茶ぶりにも程があるよ?



今日は久しぶりに暑い日だった、ような気がします。
ほんのちょっとじっとしているだけで、じんわりと汗が出てくるんだから、
相当なものなんだろうなって思いながら。
実際に温度計を確認したわけじゃないけど、多分暑かったのでしょう。
……決して現実を見たくないわけではありません(え



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 誰かのために茶を淹れる、か。いつ以来のことだろうな。記憶には無いが、
おそらく子どもの頃に……。
「待たせたな」
 準備をして部屋に戻ると、陽菜が微笑んでいた。……なんだ、この迫力は。
「お、お待たせしました。……で、いいのか?」
 そうですよと微笑む陽菜。まったく、これでもあたしは会長代理なのだぞ。
「すみません、伽耶さん」
 なぜか謝る支倉。
「いや、たまにはな。……お気になさらないでください、だな」
 せっかくなので、メイドの勉強をしたらいいんじゃない、という瑛里華の
言葉に陽菜が賛成してしまったので、このようなことになっているのだ。
 ま、これも悪くはない、のだろう。
「さあ、支倉さま。冷たい内にどうぞ」
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 それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/17

ぱいなっぷるぷる



「おっ……て言うと思ったらおーまちがいなんですからねっ!
セクハラは犯罪なんだから、そくしけーでも問題ないっ。問題
あったら解いてあげちゃうんだから!!」



そんなに激しく動かれると……。



今日はパイナップルの日だそうで、だからって特に何もないのですが、
とりあえず、ぷるぷるしてるのを見るのは好きです(えー



今日は昼休みにスーパーまで行って、買い物ついでにくじをひいて
きました。いや、実はくじのほうが本命だったり(笑
せっかくくじびきの券を貰ったのでね。
結果は、はずれ、はずれ、4等!(わはー
全部はずれなくてよかった、と思うことにします。



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「ちょっと休憩しましょうか」
 仕事をはじめてどれぐらい経ったのか、支倉の言葉で窓からの光の
色が変わっていた。
「あ、それじゃあお茶淹れるね」
 陽菜がそう言って給湯室に向かうのを見て、
「いや、あたしがやろう」
 と言った。
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/16

折り返し



「八月も半分を過ぎたわけだけど、予定通りに進んでるかな?
毎日小さくても目標を立てて、それを実現させていくことが
成功への道に繋がってるんだからね♪」



了解であります!



お盆休みを終えて、今日から仕事再開です。
休みが短い、という気持ちは少しありましたが、長すぎても復帰するのが
辛くなるので、三日ぐらいがちょうどいいかもしれませんね。
今日の天気は、晴れたり雨降ったり、忙しかったですね(笑
天気も、今日はこれって決めたらずっと維持してくれてもいいのに。



さすがに、PCゲームから遠ざかってかなり経ちましたので、そろそろ
なんとかしたいものです。
整理は進めるにしても、途中のゲームぐらいはクリアしておきたいものです。



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 最初は不満だけだった会長代理業務だが、やってみるとこれが意外にも
あたしに合っているような気がする。



「書類を読んで、納得したら判を押せばよいのだな?」
「ええ。気になるところがあったら、呼んで下さい。俺も一緒に確認
しますので」
「その時は、陽菜にも見てもらったほうがいいのではないか。人数が多い
ほうが、よりよい回答が生まれると思うのだが」
「……そうですね。会長ならひとりでも問題ないんですが、今回は特別
ですし。陽菜も、手伝ってくれるか?」
「了解です♪」



 ということではじまったのだが、他人と意見を交わして結論を導くという
ことは、あたしにとっては新鮮なことだった。
 ひとりなら、独断するしかないのだが、複数ならそれぞれの意見がある。
 その分、手間はかかるが、手間をかけた分、納得いく答えが生まれる。
 急がばまわれとは、よく言ったものだな。
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/15

痛みとともに



「早く、早く薬を! いいから早く塗りなさい。女の子に日焼け
止めをいやらしく塗りたくるように、ねっぷりとね?」



そんな経験はありません。



今日はお盆休み最後の日、なので、家でごろごろでした。
いや、昨日うろうろしたせいで足が少し筋肉痛なのでね。
一応、ちゃんと次の日に筋肉痛になるあたり、まだまだ身体は
若いという解釈でいいですかね?



えー、今月に入ってからちょこちょこSSを書いています。
以前はほとんど書かなかった「FORTUNE ARTERIAL」の伽耶さんの
お話です。間を空けたおかげで、少しは客観的に書けるように
なったかなとは思いますが、本編の設定とは微妙に異なる点もあるので、
ある意味開き直って書いてます。
なお、時間の都合もあるので、極端に文章量を少なくしているのも、
開き直りです(えー
それでもなんとなく流れはわかるように書いていけたらいいなあ。
わからないところは想像で補完するのが楽しいよね(ぉ



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「えっと、これはどういう状況なんだ?」
 支倉が面食らっているのも無理はない。監督生室には、会長である瑛里華、
会計である白以外には、ごくまれに桐葉がいる風景が当然だ。
 なのに、今日は瑛里華も白も、桐葉ももちろんおらず、いるのは美化委員会の
プリム服に身を包んだ陽菜と、美化委員会のプリム服に身を包んだあたしなのだ。
「あのね、えりちゃんは外出する用事があるみたいで、それで私たちが」
 陽菜が支倉に説明する。
「はあ。まあいっか。えと、お茶でも淹れましょうか?」
 ちらりとこちらを見た支倉がそう言った。
「いや、それにはおよばぬ。それよりも仕事を進めておくように、と瑛里華が
言っていたぞ」
「うん。それで、伽耶さんを会長代理に、私をお茶くみに任命していったの、えりちゃん」
 おのれ、瑛里華め。
「なるほど。じゃあ、とりあえず伽耶さんは会長の席に座ってください。陽菜は、お茶を
淹れてもらってもいいかな?」
「わかりました♪」
 陽菜はなぜかうれしそうに給湯室に向かった。しかたないので、あたしも瑛里華の
椅子に座ることにした。
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2011/08/14

お祭りのお後は



「お掃除とお洗濯、それからお風呂で決まりでしょ♪ 身体の
隅々まで、洗わないといけないのです。ひとりでは出来ない
ところまで。誰の手が借りたいのか、言ってみて?」



……ね、ねこ(ぇ



今日はお祭りでした。もちろん、気分だけ(笑
コミケではなく、大須にお出かけです。
朝一番で競馬予想をして、出かける前に払い戻しが判明した分を
見てみたら、それだけで昨日と今日の馬券を上回る払い戻しが発生
しておりました。うおお、こんなことがあるのか。



だからといって、大須では特に買い物もせずに(ぇ
昼食に特上ステーキ丼を、その後は名駅でいつもの買い物をして、
一宮まで行って、その後スーパーに行って、また舞い戻ってお店を
周って、最後にイオン熱田のラケルでウェイトレスさんを眺めながら
夕食プラスデザートを食べてきました。
たまにデザートを食べると、なんだかリッチな気分です(安上がり



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「お、おかえりなさいませ。支倉さま!」
 ううっ、このあたしともあろうものが、どうしてこんな辱めを……
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2011/08/13

滝に打たれて



「精神統一、だね。雑念を払って、ただ一心にわたしのことを考える
ために……。なんてすばらしいんでしょう。さあ、明日も一緒に♪」



何か、勘違いが。



今日は友人に誘われて、昼から出かけてきました。
まずは、クレール平田という道の駅へ。ここのよもぎソフトが
おいしいということで、食べてみたんですが、思ったよりも
甘かったですね~。色合いから、緑茶系の味なのかなって思っただけに、
余計に甘く感じたのかもしれません(笑



次に、養老の滝へ。小さい頃、行ったような記憶があるようなないような、
だったのですが。
駐車場に車を停めて、てくてくと登りました。
緑の中を歩いたので、陽射しも気にならず。暑いことは暑いんですが、
それだけに頂上(?)の滝に着いたときの清涼感は、また格別でした。



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しぶきも少し飛んできて気持ちよかったです。
帰り道に「菊水泉」というのがありまして、その水がまた冷たいのなんの。
日頃、生ぬるい水ばかりなので、夏の今はありがたいですね~。
途中の店でラムネをゴクゴクしてから、帰路につきましたとさ。



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 こ、こらっ、やめろ瑛里華。あたしにはこのような服は似合わぬと……。
 は、陽菜も笑ってないで、って、手伝おうとするなっ!
「あはは、とってもお似合いですよ、伽耶さん」
「そうよ、母さま。可愛いかわいいメイドさんのできあがりね♪」
 お、覚えておれよ、ふたりとも……。
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/12

はじまりを告げる時



「いよいよはじまるんだ……。ワクワクとドキドキがきれいに
ミックスされて、シェイクされて、見たことも味わったことも
ないような飲み物が今ここに現る……!」



見たことも味わったこともない飲み物を飲めと?



お仕事終了ー、というわけで明日からお盆休みに突入です。
……3日間しかありませんが(ぇ
なんだか、祝日からめた土日の3連休と変わらない感じで、なんとも
休みらしい感じがないです。
でも、珍しく二日分の予定は埋まっていたりします(笑



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「ほら、タオル。って言うか、まずは着替えないといけないわよね。
替えの服あったかしら……」
 飛んでいく伊織に気づき、プールまでやってきた瑛里華がタオルで
がしがしと髪の毛の水分を取っていく。
「ふん。そんなもの無くとも、この暑さだ、すぐに乾くだろうよ」
「そんなわけにはいかないでしょう。たとえそうでも、それまでびしょ
濡れのままでいるつもりなの?」
 ……おのれ、伊織め。
 折檻の手段を考えていると、
「あ、えりちゃん。今ね、千堂先輩が……って、伽耶さん?」
 陽菜がやってきて、あたしの格好を見て驚いていた。
「あ、陽菜ちゃん。ちょうどよかった。もし、着替えられるような服を
持っていたら貸して貰えないかしら」
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/11

暑さ対策



「何してんの。早く起きないと遅刻するから。ほら。早くってば。
もう先に行くからね。絶対に行くから。置いて行っちゃうんだからね。
……ばか」



冷たくなりきれてないよ?



今夜は、数日振りにちょっとだけ涼しい夜でした。
思わず、るーこさんで走りに行きたくなるぐらいには(笑
でも、豆助が待っていたのでまっすぐ帰りました。
これで、今週もぼんぼれる。



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 涼を求めて、グラウンドからプールへ移動した。
 生徒たちがいるようだが、少しぐらいはいいだろう。と思っていたが。
「うわっははは!」
 と、アホみたいな声を上げながら泳いでいる前生徒会長を見つけてしまい、
頭痛と怒りで涼を求めることは出来そうになかった。
「お、母上様じゃないか。どうだい、一緒に泳がないか☆」
 キラリと歯を輝かせながら、戯言をのたまう馬鹿息子。
 なんで、あたしがお前と泳がないといけないのだ。
「まあまあ、そう言わないで。ざばーんと飛び込んでみようじゃないか!」
 こ、こらっ、引っ張るな!!
 程なくして、ざばーんという音と、星になって飛んでいく伊織が学院中の
生徒に観測された。……はっくしゅん。
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/10

ずっしりと



「夏バテなんてぺぺぺのぺーだから、ちょっと食べ過ぎちゃった
だけなの! だって、アイスもカキ氷もおいしいんだもん。
焼肉もカレーライスもお好み焼きもたこやきもたいやきも、
それからキミもおいしすぎるんだもん!!」



もう、何も言わないで……。



うぐう、今日もだるさが漂ってますなあ。
やっぱり、これはクーラーのせいなのかねえ。
贅沢病のひとつなのかもしれませんが、なんとかしないとね。



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 食堂棟からグラウンドへと向かった。夏休み中ではあるが活動している
部もあるようで、生徒の元気な声が聞こえてくる。
 以前なら、この暑いのに酔狂なことだ、と思っていただろうが、今は
違う。まさか、こんな風に考える日が来るとはな。
 彼ら、彼女らは輝いている。あたしには、ちょっと眩しい。
「さて、そろそろ行くか」
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/09

太陽と風と



「どっちもないと困るけど、有りすぎるのもよくないよね。
物事は適量が大切。今日も遊んで、明日も遊ぶ。遊びすぎるの
ではなく、継続が大事なんだよ」



遊びだけもよくないです。



今日も暑かったです。今日は外じゃなく、中での仕事だったので
汗だくにはなりませんでしたが、それでも暑いものは暑い。
なんてことを言ってたら、夏の神様に怒られそうです。



「夏は暑くて当たり前。だから、汗をかくのもその後シャワーを
浴びるのも当たり前なんだよ~。ほらほら、追いてっちゃうぞ♪」



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「陽菜は、瑛里華と同じく紅茶派だと思っていたが」
「確かに紅茶も好きですけど、美味しいものはなんだって好きですよ」
 やわらかく微笑む陽菜は、おいしそうに特濃緑茶を飲んでいた。
「ふむ、確かにな」
 まだまだ知らないことはいろいろあるようだ。
「では、またな」
 あたしは飲み終えた缶を持ち、席を立つ。
「あ、よかったらご案内しましょうか?」
「いや、今日はひとりで歩きたい気分なのだ。また、今度な」
「そうですか。わかりました。では、また」
 陽菜に手を振り、あたしは食堂をあとにした。
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/08

お風呂かシャワーか



「シャワーのほうがスピード感あるけど、やっぱりのんびり
お風呂のほうが好きかな? だって、そのほうがのんびりいちゃ
いちゃできるもんね♪」



夏は湯船につかる時間は短くなります。



今日は現場での仕事になったわけですが、汗が止まりませんでした。
飲み物を取らないわけにはいかないので、汗が止まることもなく。
こんなことなら、替えのシャツを持っていくんでしたよ。



そして、あまりの暑さに飲み物が切れていたことを忘れてまっすぐ
帰宅してしまいました。いや、まだ水がある(ぉ



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 陽射しを避け、冷たい飲み物を口に含む。
 ……ふぅ、冷やした血液には及ばぬが、これも悪くないな。
 『お姉ちゃんの特濃緑茶』か。誰の姉なのだろうな?
「あれ、もしかして伽耶さんですか?」
 先ほども似たような問いかけを聞いたような気がするが……、既視感では
ないな。
「陽菜か。よくわかったな」
「わかりますよ~、その着物をお召しになっているんですから」
 瑛里華の親友、悠木陽菜だった。
「あ、特濃緑茶ですね。私もお気に入りなんですよ」
 と言って、陽菜はカバンから同じものを取り出してみせた。
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/07

花火の季節



「どっか~ん! ってはじけられたら気持ちいいだろうね。そういう
ことが出来るのはどこかな~。まずは場所を探すのが先決だよね。
うーん、プライベートビーチとか?」



まずはお嬢様にならないとね。



今日も暑かったですね。部屋の中はさすがにエアコンが効いているので
大丈夫なんですが、一歩でも部屋の外に出たらもう灼熱地獄です(わは
そうは言っても、一度出かけてしまえば平気だとは思いますが、特に
用事もないと出不精になりますね。
ほぼ一日、ぼんやり高校野球観ながら過ごしましたとさ。



洗車したいとは常々思っているんですけどね……。



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 食堂棟までやってきた。何人か生徒とすれ違いはしたが、夏休み期間中
だからだろう、こちらを見ても特に気にするそぶりは見えない。
「ここらで一息入れるとするか」
 休み中とは言っても、寮内に残っている生徒もいるので、食堂は開放
されている。
 扉を開けて食堂内に入ると、心地よい空気が身体を包むのがわかった。
 吸血鬼と言えど、暑いものは暑いのだ。
 購買部で飲み物を手に入れると、あたしは隅のテーブルを目指した。
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/06

私信です



Sketches and company(ブタベストさん)
08/05 夏と言えば、元気150%の舞阪美咲ちゃん
夏以外でも元気120%ですけどね~(笑
何かが見えているような気がしますが、まじまじ見てしまうときっと気づかれて
しまうのです。
��「ふふっ、美咲ちゃんは雄一くんのことなら何でもお見通しなんだよっ♪」
そういうことですか(わはー
ひまわり畑……うちに近くには見当たりませんね~。



��『かやにゃんのなつ』
そのタイトル、70%ぐらい正解ですよ?(わはー
いろんな伽耶様が書けたらなあ、特にああいうシーンとか……などという妄想から
はじめてみましたが、どこまで続くやら。



落ち込んではいられない



「だってまだ夏はこれからなんだもん。台風だって、大雨だって、
気持ちの持ち方ひとつなんだよ。困った時は、上を向いて走ろう♪」



すごく疲れそうだけど。



土曜日なのでまったりまったり。週に一度ぐらいはこういう日がないとね。
明日が休みだと思えば、仕事もやる気になるよ(えー



明日も晴れみたいだけど、帰ってくるときに東の空がピカピカ光って
たんだよね~。だから、明日になってみないと天気はわかりませんね。
幸い、明日は買い物の予定もないし、出かける必要はないけれど。



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「あれ、伽耶様ですか?」
 振り向くと、白がうさぎを抱きかかえて立っていた。
「白か。……その格好は?」
 確か、ローレル・リングとか言ったか、その制服のようだ。
「今日はローレル・リングの活動日なんですけど、また雪丸が逃げ出して
しまって」
 そう言いながらも、白の目はやさしそうに雪丸とやらにそそがれている。
「たまには、ほうっておいてもよいのではないか。いつも白ばかり追い
かけるのは不公平であろうに」
 いつも、桐葉に追いかけさせていたあたしが言えることではないがな。
「そうですね。でも、雪丸に追いかけられるのは、なんだかおかしな
気持ちになります」
 やってみなければわかるまい。
 白と別れ、あたしは学院内を散策することにした。
 太陽は変わらず、ぎらぎらと照りつけていた。
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2011/08/05

まだまだはじまったばかり



「ふっふ~ん♪ わたしの夏休みの宿題は、すでにクライマックス
なんだぜ~。うらやましかったら、キミも早く追いついてきなさいな。
早く終わらせて、一緒に遊びたいよね?」



焦る必要はない。



なんだろ、身体が妙にだるだるなのですが。
やっぱりクーラーがいけないのですかねえ……。
寒がってるわけじゃないけど、くしゃみしたりするしなあ。
身体は正直なのでしょうか(わは



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 屋敷にこもってばかりもおもしろくないので、散歩がてら学院まで
行ってみる事にした。
 瑛里華がプレゼントしてくれた日傘をさし、のんびりと歩く。
 猛暑というほどではないが、人間にとってはたまらない暑さなのだろう、
住宅街とはいえ、人影はまったく見えない。
「そもそも、吸血鬼のほうが太陽は天敵らしいのだがな」
 物語の中の吸血鬼なら、あっという間に灰になってしまうのだろう。
 だが、我々にとっては、何の問題もない。
 からん、ころん、と歩いていたら、修智館学院の正門が見えてきた。
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/04

雨じゃなくて



「太陽の陽射しが降ってくるって感じだよね。だから、それを防ぐ
ために日傘が発明されたんだと思うの。というわけで、今から
日傘を買いに行こうよ♪」



兼用ではいけませんか。



なんだか久しぶりにいい天気になった気がします。
いい天気過ぎて、暑いのもすごく夏らしい(笑
屋内にいても汗が出てくるのは、なんとかしないといけないのですが。



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「へ~、いおりんらしいね」
 陽菜の姉、かなでがそう言ったのを聞いて、あたしは嬉しかった。
「お前、よくわかっているな」
「お前、じゃないでしょ、かやにゃん?」
 かやにゃんも間違っているだろう!
「まー、これでもいおりんとは長い付き合いだからねー」
 学院で過ごした時間、だろう。ふたりが男女の関係だということは
誰からも聞いていないからな。
「らしいと言えばらしいが、要するにただの子どもなのだ。あやつは」
「でも、それがかやにゃんは嬉しいんでしょ♪」
 別に嬉しくはない、嬉しくはないのだが。
「ありがとう、……かなで」
 そう言っておいた。かなでは一番の笑顔になった。
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/03

気合でなんとか



「暑さなんて、きっとサウナの中に比べたら全然平気だと思うの。
だから、がんばれる。わたし、もっとやせられるよっ!!」



いいから、水を飲め。



最近は暑くてもけっこう過ごしやすい日が続いていますね。
あの台風6号の影響なのでしょうか。
あんなに大雨を降らせるような台風は勘弁してほしいですけど、
これぐらいの気候が続くといいのにね。



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「うおおおおおお~ん、うおおおおおお~ん」
 いきなりやってきて騒々しく泣き出したのは、息子の伊織だった。
 やかましいので仕方なく、どうかしたのかと聞いてやる。
「俺の、俺のゲームがっ……!!」
 と言ったきり、うつむいて肩を震わせる。
 やれやれ、お前のゲームではないだろうに、とは思ったが今日だけは
特別に頭を撫でてやることにした。
 これでも、母親なのだ。
「……ありがとう、ママン」
 ママンって言うな!
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/02

夏らしさ全開



「額に汗を流しながら働くのが、夏の一ページっていうのも
いいんじゃないかなって思うよ。その後、プールで思いっきり
リフレッシュして、サウナでばたんきゅ。うん、完璧だね☆」



せめて助けてくれないか。



今日は、きゅーぷるぷるではなかったんですが、肉体労働でした。
あんまり疲れてるとは思わなくても、やっぱり汗をいっぱいかいて
いるからか、帰りの車がもう眠たくて眠たくて。
安全運転は大事だなと思った。



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 というわけで、瑛里華は今日も監督生棟に行っている。生徒会長と
しては正しいのかもしれないがな。
「で、暇だから私を呼んだという訳ね」
 桐葉がにらみつけている。
「何か文句があるなら言ってみろ」
「言っても聞かないでしょう?」
「そんなことはないぞ。親友の言葉は大事だからな」
「それ、千堂さんに言われたのかしら」
 その質問には答えずに、生ぬるい空気をうちわで撹拌した。
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2011/08/01

はじまりまして



「よろしくお願いいたしまするめいか。とりあえず、何からはじめ
たらいいのかな? なんでも言ってね、遠慮なく。特別料金で
対応してさしあげますですわよ♪」



まず、きちんとした日本語を覚えようか。



今日はなんかだるだるでした。
めちゃくちゃ肩が重たくなるんだよなあ。
夏だからでしょうか(えー



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 せっかくの夏休みだというのに、学院に通わなければならないというのは、
生徒会とは不思議な組織だな、と言ったら、瑛里華は苦笑した。
「しょうがないわよ。仕事がたまってるんだから」
 伊織のやつは、毎年遊びほうけていたようだがな、と言ったら、瑛里華は
拳を握り締めた。
「だから、今年も遊びほうけているのね……」
 まあ、よいではないか。お前には頼れる副会長がいるのだから、と言ったら、
瑛里華は顔を真っ赤にした。
「そ、それはそうだけど//////」
 まったく、わかりやすい娘だ。
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。