「ふっふ~ん♪ わたしの夏休みの宿題は、すでにクライマックス
なんだぜ~。うらやましかったら、キミも早く追いついてきなさいな。
早く終わらせて、一緒に遊びたいよね?」
焦る必要はない。
なんだろ、身体が妙にだるだるなのですが。
やっぱりクーラーがいけないのですかねえ……。
寒がってるわけじゃないけど、くしゃみしたりするしなあ。
身体は正直なのでしょうか(わは
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屋敷にこもってばかりもおもしろくないので、散歩がてら学院まで
行ってみる事にした。
瑛里華がプレゼントしてくれた日傘をさし、のんびりと歩く。
猛暑というほどではないが、人間にとってはたまらない暑さなのだろう、
住宅街とはいえ、人影はまったく見えない。
「そもそも、吸血鬼のほうが太陽は天敵らしいのだがな」
物語の中の吸血鬼なら、あっという間に灰になってしまうのだろう。
だが、我々にとっては、何の問題もない。
からん、ころん、と歩いていたら、修智館学院の正門が見えてきた。
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それでは、明日もエステルマジカルがんばります。
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