2015/05/06

「寄生獣 完結編」 2015年5月2日

色々不満はありますが。


原作と比較してしまうのは仕方ないと思ってはいたけど、それでも観ている間はずっと
コレジャナイ感がつきまとってましたね。

まず浦上ですが、冒頭のエグイシーンでの紹介はともかく、新一とは顔合わせすることなく
最後のシーンになるので、あれれ感。
実際はマジックミラー越しに対面してますが、新一側からは浦上が見えていないので、
あんた誰だ状態でしたね。たいしたことじゃないけど、じゃあなんで変えたんだろって。

加奈がいないので、さっそく倉森によるストーキングですが、ここで倉森さんが動いている
動機が意外でした。
田宮からの依頼ではあるんですが、金銭で依頼したわけじゃなく、どうやら恋愛感情を利用して
依頼してたってのでビックリですよ。
そこまで人間について詳しいというか、感情を利用するって寄生生物らしくないなと思いました。
でも、観終わった今なら、田宮ならそれぐらいやるかもって気はしますね。いまさらですが。

で、いろいろあって倉森が田宮を公園に呼び出すのですが、まわりに普通に一般人が
いるのですよ。当然、あーなったら大騒ぎだし、新一がめっちゃ重要人物みたくなってしまって、
事態が収拾したら任意同行することになるのですが、ここで実は同時進行で市役所での
パラサイト駆除案件がはじまってました。

これが、イマイチ説明がないまま進行してて、ちょっと残念でしたねー。
広川市長の演説も、文字媒体でないが故に、ちょっとだけまわりくどい言い回しになってましたし。
そして、新一たちが現場に着いた時には、後藤無双が終わってて、流れるように逃走モードに
突入しました。

ここ、スピード感あってよかったのですが、原作とはシーンの順番が入れ替わっているので、
後で違和感マックスになるのですがね……。

あ、書くの忘れてましたが、三木との一戦は倉森さんとかの前に終わってたかな。
なんかよくわからん内に勝ってたけど、トドメさそうとしたら一般人がやってきたので新一たちは
その場を離れているので、実は後藤との初顔合わせがこの市役所戦だという……。

で、追いつかれて戦うことになるのですが、作戦が結構適当というかね、新一普通に特攻
してたんだが。ミギー分離してるから気づかれないとかそんな理由なんだろうか。
ともかく、作戦失敗で新一が単独で逃げるんだけど、ここでミギーが結構ズタボロにされてて、
後に復活できるのか心配になりましたわ。

そして、どっかの倉庫らしき場所に隠れる新一ですが、ここで里美から電話が入り、どうやってか
里美がここまでやってきて、新一とあのシーンになるのです。
よくこの場所がわかったな、ですよ(わは
それから、新一の右腕がないのに、そこにつっこむこともなく(わはは

ラストバトルは、場所が場所だけにターミーネーターかよ、でしたね……。

というわけで、致命的ではないにしても、違和感バリバリな点が多かったので素直に楽しめ
なかったかな。

ネットではそこそこ評価されてるみたいで、自分は原作知ってるからこその辛口採点なのだろうか
と思ったりしました。

0 件のコメント:

コメントを投稿